選択食


除去食は検査の数値が下がるまでとか
食べても反応が出なくなるまで
食べずに待っているという消極的なやり方で、
選択食は積極的なやり方だと思ってます。
(すごく自分勝手な言い方ですが…)

アレルギー反応が出る事とは別で、
からだ自体を強くする、自然治癒力を高める、
そんなための食事を私なりに選んでいこうっていうものです。
体の中を強くするため、ということやな。

結局行き着くところは「素食」。
健康ブームでアレルギーじゃない人にも見直されていますが
私は梨奈のために、注目するようになりました。
お腹いっぱい食べ過ぎることも無いし、
和食で素朴で季節感があっておいしいです。

梨奈にはおやつはおろか、
食事でもほとんど砂糖や油を使いません。
食べ物の中に本来含まれている糖分や油分、
それで今のところ十分かなあと思ってます。
保育園や幼稚園に行くようになったら
そうも言ってられなくなるんでしょうが、
だからこそ、今のうちかなあと。

油は種類によっては食べ過ぎると成人病につながるもの、
アレルギー症状を強くするものがありますし、
酸化した油は細胞を傷つけるといいます。
たまに使うときは梨奈には「えごま油」を使います。
クリスマスのときには「菜種油」も使いました。

糖分も腸内バランスを崩し、
アレルギーの悪化を招く恐れがあるというので
なるべく控えています。
煮物には「味の母」でほんのり甘味がつくので
砂糖を使わずにすんでいます。

蛋白源については
もともと牛肉、鶏肉は除去対象なので、
豚肉は1歳9ヶ月でやっと週2回にし、あとは魚です。
あと、豆腐も食べます。
(回転食・参照)

旬のものを取り入れて、
農薬、添加物の無いものを選び、
加熱した素食を食べる。
身体にとって悪いものをこれ以上摂りたくない、
そういう思いからこういう食事になりました。

ちなみに梨奈のおやつですが
自然食品のお店で買ったおせんべいやポップコーン、
主治医の許可が下りたおせんべい、
サツマイモやブロッコリーなどを食べています。

時々100%ジュースをあげますが
コレはかなり甘いからか、めちゃめちゃ喜びます。
でも主治医には糖分の取りすぎといわれてしまうので
極力控えるようにはしています。



2002年3月



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