リナの初めての保育園選び

リナが初めて集団生活を経験したのは2002年7月、2歳1ヶ月の時。
どうしても私が働く必要があったので前月6月に就職活動後仕事決定
同時に保育園選びに動きました。

公立保育園は給食でなかなか除去対応でないと聞き
また、アレルギー対応していると聞いていた一番有名な私立保育所に
一度1時間だけ一時預かりをしてみたら
一時間で見事に顔を真っ赤にして帰ってきました。
結局ほかの私立保育所の情報が無いまま
近所で一年前から保育園に行っている同じ年の子供を持つ友人の口コミで
池田市内のほかの私立の保育園の扉をたたきました。
ここの保育園はリナがアナフィラキシーショックのときに
駆け込む病院から歩いて5分という近さ。
何かあったときにまず病院、という条件にぴったりでした。

毎週月曜日の午前中に開放している保育園だったので
一ヶ月毎週通いました。
その時にアレルギーの子供であることを伝え
何度か話して入所可能かどうか聞くと
「出来る限り給食の対応もさせてらう」との嬉しい言葉をいただき
市役所を通して決定してから正式に話し合いをしました。

話し合いの席には、園長・主任・栄養士・調理士の4人。

給食の食事についてはかなり栄養士さんも積極的で、
小麦の除去は初めてということでしたが(卵・牛乳はあり)、
その場の話し合い以降にも何度もFAXで連絡くださり、
内容が決まってから入園前に一回、
給食を母子で食べさせていただくことも出来ました。

調味料は専用のものを購入してくださり
おやつのお菓子はアレルギー対応商品を購入してくれ
同じ調理場ではあるものの、別鍋調理をしていただけるとのこと。

保育園もリナのために一人保育士を追加してくれ、
給食とおやつの時には専属で付き添い、
食事後は掃除機をかけてくださると申し出てくださいました。
あと、話をしたのは塗り薬のこと。

アナフィラキシーの名前自体初めて聞くということで
本を読んだりこの私のサイトを読んでくださり
事前に勉強してくださるという熱心さに
ありがたすぎて、頭があがらない!と思いました。

さもり先生にも提出する診断書をお願いしました。
仮性アレルゲンなども含めると
食べていないものがとても多かったのですが
「集団生活に入れるなら妥協せなあかん
症状がひどくなるのは仕方ないで」と言われてしまいました。
確かに集団生活では限界があるんだろう・・・・
覚悟しなければいけないのだと思いました。


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