京都の紅葉を訪ねて 
平成26年11月16日(日) 京都市右京区 高雄、栂ノ尾、槙ノ尾


比較的紅葉の見ごろが早い、右京区の三尾を初めて訪ねました。京都駅前からJRバスに揺られること40分。まず最初にやってきたのが、高雄山・神護寺です。バス停留所・山城高尾は大勢の観光客で溢れていました。神護寺はまず350の石段を上らなくてはなりません。





真言宗の発祥の地としても知られ、天長元年(824)に開創。弘法大師や文覚上人といった高僧も住持を務めた古刹です。
山城高雄バス停を降り山道を下ると清滝川が見えてきます。
 
名物・高雄だんごを売るお店(左) 多くの観光客で溢れています。(右)


橋から清滝川を望む。とにかく天気がよくて気持ちいい。


参道を彩るカエデが美しい。

イロハモミジが頭上を覆います。

やっと楼門に到着です。


楼門前のモミジはひと際美しい。
楼門を潜ると広い境内があります。
  
広い境内(左) なぜか鬼瓦が置いてありました。
かわらけ投げをしてみました。
 
えい!と投げますがなかなかうまくいきません。眼下に清滝川が見えます。随分上ってきたものです。
心霊スポットでしょうか。

不思議なことにカエデの枝が丸く円を描いているように見えます。


金堂につづく石段。神護寺を代表する景観です。
 
金堂(左)には国宝の薬師如来立像が納められています。
ブログもご覧ください。→ ブログ1




多宝塔のモミジもまた素晴らしい

多宝塔は昭和の建築だそうです。


 
多宝塔をみたあと神護寺をあとにしました。

高雄山 神護寺 京都市右京区梅ヶ畑高雄町5




神護寺から西明寺に向かいました。
 
清滝川を左手に見ながら10分ほど歩くと、西明寺に通じる赤い橋が見えてきます。

西明寺 空海の弟子の智泉が、神護寺の別院として創建したものです。古来から清滝川のせせらぎと共に、春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季を通じて豊かな自然を見せてくれます。


橋のたもとの黄金食に染まる紅葉。
ブログもご覧ください。→ ブログ2
 
眼下に見える清滝川は本当に清らかです。苔蒸した石塔も風情があります。(右)

本殿

ひと際美しい紅葉


客殿前の紅葉は見事です。

槇尾山 西明寺 京都市右京区梅ヶ畑槙尾町2




西明寺から歩いて10分ほどで高山寺に着きます。

国宝 石水院

いつまでも眺めていたい気分です。

石水園 明恵上人が後鳥羽院より学問所として賜った建物で、上人時代唯一の遺構です。簡素な中に優雅さを保ち、きわめて機能な構造をもっています。


国宝 鳥獣人物戯画(複製)

抹茶をいただきました。

 



開山堂の見事な紅葉

 
金堂(左) 一葉だけ紅葉しているカエデがありました。
 
うっそうとした金堂道(左) 表参道を下ります。

栂尾山 高山寺 京都市右京区梅ヶ畑栂尾町8




夜、清水寺のライトアップを見に行ってきました。

ものすごい人出でした。まるで初詣のようでした。
 
舞台もライトアップされていました。

音羽山 清水寺 京都市東山区清水


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