伏見を訪ねて
平成25年6月2日(日) 京都市伏見区


茶道上田宗箇流社中の研修旅行で、午前中宇治市を訪ねた後、伏見の町並みを散策しました。バスを降りたころから雨がぽつぽつと降り始めました。近代日本の夜明けを告げる鳥羽伏見の戦いもここから始まりました。そのあと東山区の東福寺を訪ねました。






間口はそれほどでもないのですが、奥行きがあります。今も現役の旅館です。
  
弾痕、刀傷、駆け上がった階段も残されています。
  
寺田屋は鳥羽伏見の戦いで焼け落ちたといわれており、場所も東隣の土地だったようです。
この建物はその後建て替えられたものだ、というのが現在の通説となっています。






濠川の枝垂れ柳とアジサイが季節に合っています。
 
酒蔵を利用した店舗が目を惹きます。

月桂冠大倉記念館前の通り。




 
しめ縄が張られた庭の井戸。実際に飲んでみました。まろやかな感じがしました。
繊細でまろやかな味わいは灘の男酒に対して伏見の女酒と云われています。

中庭で記念撮影です。
とてもレトロな広告用ポスター。

  

 
試飲もできます。昔の帳場が再現されています。


川を降りると、十石舟乗船場がありました。
 





この通天橋は時代劇のロケにも度々登場します。秋の紅葉の代表的スポットです。



 



  




普門院前の庭園は私のお気に入りです。
 

 
スイレンが咲いていました。普門院前でゆっくり庭園を観賞する人々

鮮やかな緑にサツキやアヤメが色を添えます。




重森三玲作の枯山水です。見事な石組です。
 

 


市松模様の斬新なデザインです。

廃材を利用したとのことですが、見事というほかありません。

東福寺 京都市東山区本町15-778


古い町並み一覧に戻る