吹屋ふるさと村を訪ねて
岡山県高梁市成羽町吹屋 平成28年10月16日(日)


久しぶりに吹屋を訪ねました。当日の天気は曇りのち雨で撮影には不向きでしたが、何か秋らしい被写体を見つけることができるのではという期待もありました。日曜日ということもあって、観光客は想像以上の多さでした。姫路や大阪ナンバーの大型の観光バスが数台、一般の駐車場も結構、埋まっていました。観光スポットのひとつ、吹屋小学校は残念ながら修理中、町並みの中の建物もいくつか同じように修理中で、残念な面もありました。




キバナコスモスが咲いていました。町並みとの組み合わせもいい感じです。

 
時刻は11時過ぎでしたが、早めに食事をとることにしました。吹屋ふるさと村休憩所の田舎蕎麦600円は
お勧めです。(左) 修理中の建物のシートが目立ちます。(右)



修理中の吹屋小学校(岡山県指定重要文化財)完成は32年3月の予定です。

町並み



 

ベンガラ色で統一された町並み、その昔、石見から宮大工を招いて統一されたコンセプトのもと、江戸時代末期から明治にかけて形成されました。早くから重伝建に指定され現在に至っています。石州瓦とベンガラ色の壁に特徴があります。緩い傾斜とカーブした町並みには独特の趣があります。



 
作成中のベンガラ染めの商品(左)
 
古い琺瑯看板(左) 町並みの中ほどにあったカフェで一休み。
コーヒーを飲みながら行きかう人を眺めるのもなかなかおもしろいものです。




観光客で賑わう麻田百貨店、「田」の字の不釣り合いな字形が気になります。


ボンネットバス

レトロなボンネットバスは、とても町並みに似合っています。

 
町並みで見つけたワンちゃん(左) バス停で待つ老夫婦(右)




重要文化財 片山家住宅


明治12年完成、平成18年に国の重要文化財に指定されました。

 

 

2階から見る町並み

 
受付を後ろから見ると(左) ガイドさんの名調子になるほどと感心(右)

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