柳井 白壁の町並みが続く商都
山口県柳井市 平成22年3月22日(月)




柳井の名物となった金魚ちょうちん。青森の「ねぶた」をヒントに、竹ひごと和紙に「柳井縞」の染料を用いて作られたといわれています。
この画像はやまぐちフラワーランドフラワーランドで撮ったものです。

国の重要伝統的建造物郡保存地区に指定されている山口県の柳井を訪ねました。福山東ICからひたすら西進。岩国SAで休憩したあと柳井に着いたのはもう昼過ぎでした。天気も良くて町並み散策には最高の一日でした。


レトロな外観は町並み資料館

駐車場から町並みに向かいます。場所は右手方向です。

町並みの入口
ナビで近くまでは来ましたがそこからなかなか見つけられませんでした。方角は駅の北側です。




独特の製法による柳井の特産品「甘露醤油」の醤油蔵の一部を資料館として公開。製造過程を
見学できるほか、諸道具も展示してあります。


 
広い館内。大きな木の樽が並んでいます。すぐそばで見学もできます。資料館ですが佐川醤油店の仕込蔵でもあります。

 
甘露資料館の前にはご覧のような水汲み場がありました。この水、地下水をくみ上げているそうで
実際に製造過程で使われているそうです。この画像の水、無料で提供されています。
たまたま水をペットに入れている女性の方にきいてみたらとてもおいしいとのことでした。
右の写真の長靴はテレビ番組「ザ鉄腕DASH」のソーラーカーの旅にて長瀬さんと山口さんが履いたものとか。


柳井川に通じるかけや小路

犬矢来と石畳。風情がありますね。

大変めずらしい犬を連れたお雛様
このあたりの商家は表通りから柳井川まで続きとても細長い敷地を有していたようです。
かけや小路には、カニが横断しますので踏まないように注意してくださいとの看板がありました。
最近はどこの古いお町並みでも雛飾りを目にしますが、こちらでは、それぞれにいわれが書かれていました。




世からの町割りがそのまま今日も生きており、約200mの街路に面した両側に江戸時代の商家の家並みが続いています。藩政時代には岩国藩のお納戸と呼ばれ、産物を満載した大八車が往来してみぎわった町筋です。昭和59年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。往時の面影をしのばせる町並みで、心安らぐひとときを味わえます。(パンフより)




  
昔の民具やなつかしい生活用具なども展示されています。
我が家の蔵の2階にも左のこたつがありました。昭和20年代ぐらいのものでしょうか!
真ん中のタイプは実際に使用した記憶がありますね。



 
「がんぎ」もしっかり残っています。愛宕地蔵尊は1750年代から町並みを守護しています。
海はすぐそこです。
 




18世紀後半に建てられ国の重要文化財に指定されています。
二階から見る町並み


  
2階の鉄格子の窓からカメラだけだして撮ったものです。(中)


 
むろやの園。西日本有数の油商であった小田家の屋敷で、屋敷面積は約800坪。(左)




湘江庵の柳と井戸。地名の由来になったそうです。

案内板に枝垂れ柳とありましたが、枝垂れていない柳があるのでしょうか?

柳井市観光協会 〒742-0021  山口県柳井市柳井3714-1

古い町並み一覧に戻る