箱根・伊豆修善寺の旅
平成24年3月4日(日) 曇りのち雨


静岡で親戚の結婚式があり家族で出かけました。せっかくなので、もう一日休みをもらって、富士市・岩本山公園、箱根を訪ねることにしました。泊りは、修禅寺温泉の予定です。問題は天気。予報では曇りのち雨、富士山は見えるのでしょうか。



 
3月3日(土)福山駅新幹線ホームから見る福山城、右は正面に姫路城。修復中です。


浜松駅で見たドクターイエロー。大勢のカメラマンが写真撮影をしていました。
東海道・山陽新幹線の保線点検車両「新幹線電気軌道総合試験車」です。



〒416-0901  富士市   岩本1605

岩本山公園は、富士市の南西部に位置する標高193m余の丘陵地を利用した自然公園です。園内には芝生広場、梅園、自然観察ゾーンのほかハイキングコースも整備され、展望台からは西に富士川、南に洋々たる駿河湾から伊豆半島、北に富士の雄姿を望み、まさに東海一の眺めが広がります。夜景の絶景ポイントとしても有名で、富士市街から清水港まで美しいイルミネーションのような光景を見ることができます。



 
この梅園には、30種390本の梅が植えられています。一本一本が手入れされていてとても見事です。
早咲き、遅咲きがありますが、この日は全体的に3分咲き程度でした。



「富士山と梅」の絶好撮影ポイントとして、この季節になると公園には多くのカメラマンが訪れます。

 



この日は曇天。おまけに霞みがかかっているようで、富士山はまったく見えませんでした。せっかく富士山を背景に梅の花を撮りたいと思っていましたが、ほんとうに残念です。

  






 
沼津ICから芦ノ湖に向かう途中、トイレ休憩で寄った、山中城跡です。日本百名城です。
杉の木立に囲まれた箱根旧街道です。石畳がとてもきれいに整備されていました。


江戸時代、東海道を旅する旅人にとって屈指の難所となった箱根山(峠)越え。旧小田原宿から旧三島宿の間は、箱根の葉散り越えと呼ばれ、東海道の中でも難所中の難所といわれていました。箱根旧街道は江戸時代初め、徳川幕府が整備した東海道の一部で、標高25mの三嶋宿から標高846mの箱根峠を登り、標高10mの小田原宿まで下る八里(約32q)の坂道ですこのうち三嶋宿から箱根峠を越え、箱根の関所までの区間を西坂といいます。





神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139

芦ノ湖はご覧のように寒々としています。当然、富士山は見えません。

 
羊やアルパカも寒そう。あちこちに雪が残っています。

 
ロープウエーから見るゴルフ場や洋館

駒ケ岳ロープウエー


頂上は視界が悪く何も見えませんよ!と念を押されましたが、とにかく乗ってみることにしました。箱根園から海抜1,327mの駒ケ岳山頂まで7分。芦ノ湖、箱根外輪山、そして眼前に迫る富士山と登るにつれて雄大なパノラマが広がります。運賃(往復)おとな1,050円


頂上はご覧のような景色。気温はマイナス4度でした。

 

 
定員101名のゴンドラ。この時間は3組、10名程でした。




晴れていれば富士の絶景ポイント・大観山、芦ノ湖スカイラインも見たいと思っていましたが、この天気ではどうしようもありません。早々に箱根園をあとにし、本日の宿、修禅寺温泉に向かいます。




静岡県伊豆市修禅寺

そして今宵の宿、修禅寺温泉

温泉情緒漂う町の風情です。

楽しそうなお店がたくさんありました。

こちらは歴史のある有名旅館

格式のある神社と川沿いに設けられた足湯(河原湯)

川の中にある独鈷の湯(とっこのゆ)修禅寺温泉発祥の地と云われています。

修禅寺

修禅寺と云う地名の発祥地がこのお寺。大同2年(807)に弘法大師が開基したといわれる古刹です。


山門から本殿を望む。



広い境内。本殿の前には、紅梅、白梅が植えられ満開でした。

お水舎の龍の口から出る水も温泉でした。(右)

  


伊豆の小京都といわれる修禅寺。古都の風情が漂う「竹林の小経」



筥湯(はこゆ)は共同浴場(右)


ホテル桂川




翌日も雨でした。修禅寺梅林から富士を撮りたいというのも夢のまた夢となりました。

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