ウイリアムズBMW FW24製作記3

 

2006.01.13(金曜日)

前回吹き付け時にモノコックとカウルとの色の違いが発覚しましたので補修塗装を行います。

白の部分に塗料が回らないように簡易的にマスキングしておきます。

モノコックの給油口の蓋も若干色味が違っていたので固定し一緒に吹き付けます。

そして吹きつけが完了しました。

塗装後速やかにマスキングをはがします。

給油口付近のみの塗装だったので作業はすぐに終わりました。

少し時間をおいてもう一度色味の確認。

今度はほぼ一定の色に統一されました。

前回の写真と見比べて頂ければ補修塗装が上手くいったことが分かると思います。

反対側も、ほぼ同じ色合いになったと思います。これで本塗装は完了です。

一晩ぐらい乾燥させてこの後、軽くクリアー塗装を行います。これは塗り分けラインの段差を無くす事とデカールが定着しやすくするためです。

前回製作したとき、塗り分けラインにくるシルバーのデカールが段差によって浮いてしまいました。またレーシングブルーのようなメタリック塗料はメタリック粒子が邪魔してデカールが定着しづらくなりますからね。今回は事前にクリアーを吹いてそういったトラブルを回避します。

 

 

2006.01.16(月曜日)

今日はクリアーを軽く吹き付けておきました。

タミヤのレーシングブルーにクリアーを吹き付けると更に鮮やかなメタリックブルーになります。

これで、デカールを貼る前の塗装は完了です。

2〜3日おいてからいよいよデカールを貼っていこうと思います。

素っ気のないツートンカラーから格好いいレーシングマシンへと変貌していきますのでお楽しみに。

 

 

2006.01.29(日曜日)

久しぶりにFW24の製作記、更新です。

今日はデカールを貼ってしまいます。

今回のFW24はコンパック仕様に変更するので別売りのコンパックデカールを使います。オークションで購入したのでメーカーは不明です。

まず始めに、ウイリアムズの濃紺と白の塗り分けラインにシルバーのデカールを貼っていきます。

モノコック部です。

予想していたとおり、塗り分けラインの段差が出てしまいました。

クリアーを吹いたので、若干おとなしめになっておりますが。もっとクリアーを吹いて完全に段差を無くしておけばと後悔。

コンパック仕様に変更と言うことで、若干塗り分けラインも変更しました。

よって、リアのこの部分のシルバーのデカールが足りなくなってしまいました。

しかし、これも想定していたとおりです。

前回使わなかったジャンクデカールを使用します。

ジャンクデカールで上手く継ぎ足すことが出来ました。
塗り分けラインの位置を変更したことで、実車とはかなり異なるラインとなりましたが、よほど注意して見比べない限り分からないので、これで良しとします。

全体的に上手く帳尻が合わせたので、違和感が少なくなったと思います。

このラインのデカールを貼るだけで2時間もかかってしまいました。

続いてはスポンサーデカールを貼っていきます。

今回の一番の変更点はこのコンパックのデカール。

’01シーズン途中からヒューレットパッカードに変更され、現在ではhpのロゴの方が見慣れたわけですが、コンパック仕様もなかなか格好いいです。

今回使用したデカールはそれほど硬くもなく、貼りやすい物でした。

作業は順調に進んでいった訳ですが、以前作ったFW24を参考にデカールを貼っていっているとが、つい手を滑らせて床に落としてしまいました。フロントウイング、リアウイング、ミラー、タイヤなど壊れてしまいました。

またしてもやっちゃいました・・・形ある物はいつかは壊れると言いますが、やはりショックは大きいです。

そのうち修復しておきます。

やってしまったことは仕方がないので作業を進めます。

資料が少ないのでどのデカールを貼って良いのか迷いましたが、一応カナダGPで出走したときに近いスポンサーデカールを貼りました。

これでデカール貼りは完了です。

キットのデカールは少し古くなったせいか台紙から剥がれるのに時間がかかりましたが、ほぼ問題なく貼り終えることが出来ました。

今回はカーナンバー6のファンパブロ・モントーヤにしました。

モノコックとカウルとの合わせ目が若干ずれてしまったので、クレオスのホワイトでタッチアップしておきました。

タッチアップは出来れば支度はない作業ですね。どうしてもムラが出て汚くなってしまいます。

これでデカールが乾いたらクリアー塗装を行いたいと思います。

 

 

2006.02.26(日曜日)

デカールを貼ったまましばらく放置状態だったFW24。放置し過ぎなくらいほったらかしていたので、そろそろ本気でクリアー塗装を行います。

デカールを貼ったままあまり置いておくと、デカールが馴染んでいない箇所が乾燥しすぎてパリパリになって剥がれてきてしまうので、本当はデカールを貼ってから1週間以内にはクリアー塗装を行いたいところです。

さて、まずはボディー表面を水洗いをしてデカールの糊などを洗い流します。長い間放置していたので、糊も落ちづらくなっていました。

乾いたらいよいよクリアー塗装です。今回使用するクリアーはフィニッシャーズのオートクリアーです。写真はシンナーですが、きちんとクリアーです。シンナーで薄めてあります。

まずは1回目のクリアー塗装です。

放置状態が長かったので、特に慎重に薄く塗装していきます。

やはりデカールがきちんと馴染んでいない箇所もあり、シワシワになった所がありました。そういう箇所は、先端を丸くした爪楊枝などで軽く押し当て馴染ませます。

様子をうかがいながらクリアーを吹き付けたので、特に大きな問題なく1回目のクリアー塗装終了。

1日おいてから2回目のクリアー塗装を行いたいと思います。

 

 

2006.03.01(水曜日)

クリアー塗装2回目です。

あまり変わらない絵ではありますが載せておきます。

今回は放置期間が長すぎたため、ホコリもかなり付いてしまいました。

ホコリには十分注意しているつもりなんですけどね。湿度が低いのですぐに空中にホコリが舞って塗装中に付いてしまいます。

ある程度妥協して作業を進めます。

あと1回クリアーを吹き付ける事にします。

 

 

2006.03.02(木曜日)

3回目のクリアー塗装です。

だいぶクリアー層は厚くなったと思いますが、F1マシンの研ぎ出しは非常に難しいです。真っ平らの部分が少ないですからね。いつもカドを出したりしています。

F1マシンで満足の研ぎ出しをしたことは有りません。今回はどうなるでしょうか。カウルにホコリがたくさん付着して、やる気もダウン気味。

これからしばらくの間、乾燥させます。