レクサス LFA 製作記1
2011.05.23(月曜日)
今日からレクサスLFAを作成していきたいと思います。
最新のタミヤのプラモデルということで、申し分ないほどの造りやすさを追求されているとは思いますが、このキットに投入された最新技術を確認しながら楽しく作っていこうかと思います。 それでは、いつものように中身を確認していきたいと思います。 |
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まずはボディーから。
さすがに最新の設計だけあって、シャープで繊細です。 余分なプラスチックの厚みはまったくありません。 ちょっと力を加えると、簡単によじれてしまいます。でも、組みあがった暁にはそこそこの強度が出るんでしょうね、きっと。この辺はさすがだと思います。 テールの下部(エキパイ出口)は非常に細い造形で折れそうです。力を加えすぎないように注意しなければなりません。 |
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こちらは内装と空力パーツ。
作りやすさを追求した内装は配色ごとに分割されています。多少は塗装が楽な感じがします。 右側のエアロパーツはリアウイングが開いた状態と上がった状態とを選択できるように2種類入っています。また、ボンネットは開閉しきです。 |
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メッキパーツ。
リフレクターは光沢あるメッキ。ホイールは輝きが抑えられたメッキです。 これらのパーツは、塗装しなおさなくともそのまま使って大丈夫でしょう。 |
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クリアーパーツ。
いつも通り、期待を裏切らない透明感です。 タミヤのキットの透明感は群を抜いて綺麗だと思います。これだけでリアルに仕上がる感じがします。 完成させるまでに傷が付かないように袋にしまっておきましょう。 |
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エンジン、足回りパーツ。
今回のキットは実車を忠実に取材して作られているので、ディテールの細かく、リアルです。 足回りの構造なんかは組み立てることで実に良くわかります。 ただ、ブレーキローターとキャリーパーが一体なので、ここは分割にしてほしかった。塗装が非常に面倒なところでかつ、仕上がりに影響してくるところですからね、ブレーキは。 |
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内装及びシャシー関係パーツ。
実車フレームを再現しているので、細かいところもぬかりなく表現されています。 ドアの内張もきっちり再現されています。ここまでやるんだったら、ドア開閉までしてくれればと・・・でも、かなり組み難くなるので私としてはこのままで十分です。 |
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足回り関係パーツ。
アンダーパネルもきっちり再現されております。 これらのパーツは大方セミグロスブラックでの塗装となります。 |
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今回のキットの目玉がエッチングパーツ付き。
ボディー開口部のメッシュが主な内容です。 ものすごく薄くできています。金属なんですが、ペラペラで華奢な印象です。塗装してしまえば、この薄さがリアルに再現できるんでしょうね、きっと。 あとはタミヤではお馴染みのインレットマーク。 |
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こちらはデカールとマスキングシート。
最近のキットはマスキングシートが付属されているので、非常に作りやすいですね。こういちょっとした気配りは大歓迎です。 デカールはカルト製のデカールではなく、タミヤの一般的なもの。小さいマークばかりなので、カルト製でなくとも大丈夫でしょう。 |
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タイヤ、ポリキャップ、磁石。
今回のキットのもう一つの目玉として、磁石でリアウイングがアップとダウンを交換できるギミックとなっております。その時の気分で取り替えられるというのは良い試みですね。 今回のキットも作りやすさを追求したスペシャルキットとなっております。 それでは早速製作を開始します。 |
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まずはランナーからパーツをバラして、いつもでしたら仮り組みへと進めていくわけですが、今回はタミヤの最新のキットということもあって、仮り組みは行いません。
タミヤを信用して、パーツの下地処理、塗装を一気に行いたいと思います。 で、いつもの私の工程的にはボディーから作り始めるのですが、今回は面倒な足回りと内装から作り始めようと思います。面倒な部分から仕上げちゃえば、後が楽ですからね。 |
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この内装のパーツは、シャシーのフレームと一体になっております。
内装のフロア面はつや消し赤。今後はサーフェイサーの下地処理をして白くしてからつや消し赤の塗装し、塗り分けを行いたいと思います。 その前に、インストには説明がないのですが、シートの取付下部にナットを取り付けられるようになっておりますので穴を開けて、3oのナットを瞬間接着剤で固定しておきます。このナットは、完成後に台座に固定するための物で、タミヤのちょっとした気配りになっています。 |
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こちらはリアスポイラーのステー。
アップ状態の時はこのパーツを採用します。 磁石にくっつくギミックのため、エッチングパーツを取り付けます。 これで大方の塗装前の下ごしらえ完了です。 次回からはばんばん塗装をしていきます。 |
2011.05.25(水曜日)
前回は地味なパーツの下地処理を行ってきましたが、今日からは塗装を行います。
塗装はまず、サーフェイサーが必要なパーツから塗装していくことにします。明るい色に塗装する場合、一端グレーのサーフェイサーを吹き付けて色味が均等になった後、さらに真っ白にしてから、目的の色を塗装します。 シート、内装、ブレーキキャリパー等にサーフェイサーを吹き付けます。キャリパーは、インスト指示は黒なのですが、今回は赤くしたいと思います。 |
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こちらのパーツ群は艶ありブラックを塗装するパーツ。
エンジンヘッド、ホイールセンターキャップ、テールのエアーアウトレットのパーツにガイアカラーのブラックをを吹き付けます。 |
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黄色い洗濯ばさみは艶消しブラック、青い洗濯ばさみにはクレオスのスーパーアイアンを塗装します。
パーツ数が多いので、塗装の準備を施すだけでかなりの労力を要しました。これでもまだまだ序盤です。先が思いやられます。 |
2011.05.29(日曜日)
今日も塗装の続きから。
このパーツ群にはクレオスの8番、シルバーを吹き付けます。インストではタミヤカラーのフラットアルミなのですが、塗料がエナメルもしくはアクリル系になってしまい、塗幕が弱いので、クレオスのシルバーで代用です。 |
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こちらのパーツにはガイアカラーのシルバーを吹き付けます。
ガイアカラーのシルバーは非常に明るいシルバーに仕上がるので、先ほどのフラットアルミとの差をつけたい場合、この適していると思います。 |
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前回、サーフェイサーを吹き付けたブレーキキャリパーですが、その後すぐにガイアカラーのホワイトを吹き付けて真っ白にし、クレオスのレッドを吹き付けておきました。
そして今日は、マスキングして艶ありブラック(ガイアカラーのブラック)を吹き付けました。 なぜブレーキディスクを艶ありのブラックにしたかは、今後、このブレーキディスクをメッキにしたいからです。インストでは輝きを抑えたメタリックグレイの塗装指示なのですが、気分的にキラキラのディスクにしたかったのでこのようになりました。 |
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こちらは内装関係です。
ジャーマングレイの塗装指示でしたので、クレオスのジャーマングレイを吹き付けようと思いましたが、生憎塗料を切らしていたので、しぶしぶタミヤのアクリル塗料、ジャーマングレイを吹き付けました。 本当はラッカー系の塗料で塗装して傷が付きづらくしたかったのですが、塗料がないんであれば仕方がありません。今後は慎重にパーツを取り扱うことにします。 ドアの内側パーツは艶消しレッドとの塗り分けでしたので、事前に赤く塗装しておきました。今回はマスキングしての塗り分けです。 |
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ブレーキはこんな感じに仕上がりました。
塗り分けは概ね良好。 今後デカールを貼ってからクリアーを吹き付けてメッキを表現できる塗料で塗り分けたいと思います。 それにしても、キャリパーとディスクが一体だと塗装が非常に面倒です。とくにブレーキは綺麗に塗り分けたいパーツの一つですからね。 |
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ドアの内張パーツはこんな感じ。
綺麗に塗り分けることができました。 ただ、ここが綺麗に塗り分けられても、内装を組み立てるとほとんど見えなくなってしまうのが寂しいですね。 |
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だいぶ塗装が進んできましたので、この段階でボディーの内側(特にルーフ部を念入りに)にサーフェイサーを吹き付けておきました。
ルーフには持ち手をつけると、塗装できない視覚となってしまうので、前もって塗装しておくと良いでしょう。 |
2011.06.02(木曜日)
今日も塗装は続きます。
こちらは、カーモデルにとって一番塗装することの多いセミグロスブラックのパーツ群。 キットによっては、8割方セミグロスブラックという事もざらにあります。 このキットも例外ではなく、多いです。 |
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エッチングパーツにもセミグロスブラックを吹き付けました。
エッチングパーツには塗装する前に、下地処理剤のメタルプライマーを吹き付けておくと、塗料の剥がれを防止することができます。 今日は塗装するパーツの数が多かったのでこれでおしまいです。 大まかのベース塗装が完了したので、次回からはマスキングしての塗り分け塗装を行っていきます。 |