エスティマ 製作記2
2006.11.28(火曜日)
前回からしばらく時間があいてしまいましたが今日からまた作業を始めます。
実は先日、スジ彫りのミスった所にミスター溶きパテを盛っておきました。 パテは完全に硬化しているので#400のペーパーで整えていきます。 |
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このキットのフロントバンパーには大きなヒケがありました。
入念にヤスリを当てて段差を消しておきます。 リアスポイラーにもヒケがありましたので同時に消しておきます。 |
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だいたいヤスリがけが終わりましたら、埋まってしまったスジをもう一度掘り直します。 | |
他のパーツの加工も始めます。
この段階では、ボディーと同色に塗装するパーツの下地処理を行います。 フロントグリルも一部、ボディーと同色になりますので、一度メッキを剥がします。 メッキを剥がすにはキッチンハイターに数分付けておけば綺麗に剥がれます。このパーツの整形色は黒でした。 |
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このほかに、サイドステップ、サイドミラー、ナンバープレート等を下地処理を行いました。
この後、サーフェイサーを吹き付けます。 |
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ボディーにもサーフェイサーを吹き付けました。
ところが、まだ下地処理が完全ではありませんでした。 気になる箇所が数カ所あったので、もう一度溶きパテを盛って一晩乾燥させようと思います。 下地が納得いくまではこの作業を繰り返します。そろそろ仕上げたいですね。 |
2006.11.30(木曜日)
今日も前回と同様下地処理を行います。
前回の作業後、溶きパテを盛っておきました。 この部分をペーパーでならしていきます。 |
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気になるところをペーパーを当ててもう一度サーフェイサーを吹き付けます。 | |
前回、サーフェイサーを吹き付けたときに、サイドミラーの一部にヒケが有りましたので平らになるように削ります。
それにしても、このキットはヒケが多いです。 |
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一通りペーパーを当てて平らになったらサーフェイサーを吹き付けて状態をチェックします。
今回でやっと綺麗に治まりました。 少し乾かした後、すぐにホワイトサーフェイサーを吹き付けて色のトーンを明るくしておきます。 |
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そして、ホワイトサーフェイサー(ベースホワイト)を吹き付けました。
これで下地処理はおしまい。日にちがとびとびになってしまったので、なんだか下地処理にすごい時間がかかったような気がします。 これでやっと本塗装へと移れます。今日の作業はここまで。一晩養生します。 |
おまけ
先週レクサスの資料請求をしていたのが今日届きました。
資料が手元に届くと製作したくなっちゃいます。 高級感漂うレクサスのカタログ。早速中身をチェックします。 |
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私が購入したキットはディーラーオプションフルエアロ仕様。このキットは、フジミで回収されてしまったキットなので、現在は入手できません。なぜ、回収されたのかは分かりません。
今となってはとても貴重なキットです。ホイールも二種類入っているのでお得です。 |
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キットとカタログを注意深く見ていくと、あることに気づいてしまいました。
それはこのDパーツ。サイドスカートのパーツが片方欠落しています。もちろん未開封です。 なんでこんな事になってしまったのでしょうかね。パーツが脱落して入っていないなんて初めてです。 とりあえず、明日フジミのカスタマーサービスに電話してみることにします。 キットの内容が良さそうなだけに残念です。もっと品質管理を徹底してもらいたいですね。 |
2006.12.01(金曜日)
昨日までベースホワイトの塗装が済んでいるので今日は本塗装のホワイトを吹き付けます。
吹き付けるパーツ数は少ないのですが、ボディーはミニバンだけあって普通のキットを塗装するより大変です。 |
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今回使用したのは全てモデラーズ製の塗料。
モデラーズのスーパーホワイトはツヤも良く、二回吹きでなかなかの仕上がり。 これで塗装は終わりとしたいところですが、今回は実車のホワイトパールクリスタルシャインを再現したいので、3時間くらい放置した後、モデラーズのパールフレークを吹き付けます。 |
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そして吹きつけが完了しました。
遠くから見ると、やはりソリッドのホワイトのように見えます。 これは実車も近くから見ない限りパールが入ってるか分からないので、これで良いでしょう。 |
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近くからマクロ機能を使って撮影してみました。メタリックとは違った細かい粒子が分かります。
実車もこんな感じなので、良い感じに仕上がったと思います。 一気にモチベーションアップです。 モデラーズのパールフレークは粒子が細かいので実車をそのまんまスケールダウンしたパール表現が出来る塗料です。使えますよ。 また一晩放置した後、デカールを貼ってからクリアー塗装へと進めていきたいと思います。 |
2006.12.07(木曜日)
しばらく体調を崩しておりましたが、今日から製作再開です。
実は先日デカールを貼っておきました。 現段階で貼ることが出来るデカールはナンバープレート、トヨタエンブレム、ESTIMAのロゴです。 |
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貼ってみてボディーに刻まれている溝のサイズが全然違うことが分かりました。
本塗装を終えた後ので修正は出来ません。 仕方がないのでこのまま行くことにします。 これから作られる方はこの溝を消した方が良いです。 |
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もう一つ、デカールで気になったのがこのESTIMAのロゴ。
このデカールを貼る位置には凸モールドがかすかに表現されているのですが、デカールの寸法と全然合いません。 私は当然この凸モールドにロゴが収まるものだとばかり思っていたので消しませんでした。 このモールドも下地処理の段階で消しておいた方が良いでしょう。 |
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デカールに問題はあるもののデカールを貼り終えていたのでクリアー塗装を行いました。
クリアーはいつものように3回に分けて吹き付けました。途中のインターバルは2時間くらいです。 だいたい良い感じにツヤを出すことが出来ました。が、少々やりすぎたところもあり、クリアーのダマが出来た箇所があります。乾燥後、修正したいと思います。 |
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ホイールは以前から傷が気になっていたので塗装しておきました。
使った塗料はクレオスの#159スーパーシルバー。 ホイールの上から直接吹き付けました。 上手く、傷を隠すことが出来ました。
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おまけ
先日、レクサスのパーツの一部が欠落していたので、フジミのカスタマーサービスを利用してみました。
フジミのカスタマーサービスを利用するのは初めてだったので、対応はどうか気になりましたが、電話を受けて頂いた女性の方はとても丁重でこれぞサービスの鑑と言った感じ。すばらしかったです。 そしてすぐにパーツを送って頂きました。しかも、不良品の返品も求めません。現在のタミヤでしたら必ず返品しなければならないのですが。 対応の良さは、数年前のタミヤのアフターサービスのようです。最近のタミヤは・・・悪くはないんですけどね。 |