NSX 製作記4

 

2006.09.12(火曜日)

前回厚みでドアが閉まらなかったので、内張りの厚みを削って調整します。

この作業がなかなか大変で、削っては仮組み、削っては仮組みの繰り返しです。金ヤスリ、紙ヤスリ、リューターなど色々使って調整していきます。

丁寧に時間を掛けて2時間くらいで何とか良い感じになりました。

早速仮組みしてみます。

助手席側はほぼツライチになりました。

運転席側もだいたいこんな感じで良いでしょう。

ただ、こちらもギリギリで塗料の厚みを考えた場合、少し不安です。

もう少し削った方がいいかもしれません。

取りあえず一段落したので次の工程に進みます。

今度は内装とボディーの接合部。

まずは床側から作っていきたいと思います。

ここの素材も何を使おうか迷いましたが1ミリ厚のプラ板を使うことにしました。

まずはサイズを慎重に測りプラ板を切り出します。

左右ありますので、分からなくならないようにマジックで右・左、上面・下面を書いておきます。

そして接着します。

このとき、なるべく遊びがないようにヤスリで調整します。

もちろん、接着には瞬間接着剤を使って固定します。

これでボディーにも強度が出ました。

そしてボディーとシャシーを合わせて仮組みしてみました。

意外と簡単に作ることが出来ました。

ちなみに若干バスタブ内装との間に隙間を作ってあります。これをやらないとボディーを上手く外せなくなります。

さて、問題はスラッカーアジャスターを付けるこの部分。

微妙に曲線になっています。

どう製作しましょうかね。プラ板を曲げて作るのがベストかも知れません。

次回以降、考えながら製作していきます。

 

 

2006.09.14(木曜日)

この曲線部分をどのように作ろうか色々悩みました。

直接パテを盛って整形しようとも考えましたが無計画に盛ってしまうと無駄パテを盛ってしまうので整形が大変になります。そこで基本となる部分はプラ板で作ることにしました。

まずは曲線に合わせて透明プラ板で型を取ります。

その型に合わせて1ミリ厚のプラ板に複写します。

ラインに沿ってハサミで切り出し、切り出した面はヤスリで丁寧に整えます。

これと同じものを2枚作ります。

そして、この2枚のパーツの間に3ミリの角プラ棒を接着します。

このとき、底面と曲線の部分がピッタリ重なり合うように注意して接着します。

接着には瞬間接着剤を使用します。乾燥が早いしがっちり接着できるのでとても便利です。

出来上がったパーツの曲面に0.5ミリのプラ板を貼り付けます。

これで綺麗な曲面の完成です。

パテを盛って研削するより簡単に出来ました。

あとは、ボディーの形状に合わせてプラ板を削り、ここでも瞬間接着剤を使用して接着します。

なかなか良い感じに仕上がりました。

早速シャシーと合体して仮組みしてみます。

干渉部分もほとんどなく、ドアの開閉もきちんと出来たので上手く作ることが出来ました。

ただし、これは基本となる部分で実際にはここからパテを盛ってスラッカーアジャスターの突起部分を製作しなければなりません。まだまだ大変な工程が待っています。

今日は運転席側を作るだけで力尽きました。次回は助手席側を作成し、パテを盛っていこうと思います。

 

 

2006.09.18(月曜日)

今日も前回の続きから。地味な作業が続きます。

運転席側もベースとなる部分をプラ板で作成します。

だいぶそれらしくなってきました。

ドアを閉めてみると隙間が目立ちます。

これだけ開いていると、見栄えが悪いのでパテを盛ることにします。

どのパテを使用するか色々悩みましたが、瞬間接着パテ、アルテコを使うことにしました。

少し多めにアルテコを盛りつけます。

アルテコは数分で固まりますが、30分くらい放置しておきます。

パテが完全硬化する前に、ドア側の内張りに手を加えます。

現状のままだと、ドアのヒンジ側が少し角張りすぎて分厚いのでリューターを使って少し削ってやることにしました。

写真はリューターで削り終えたところ。

だいぶ削ってやりましたがもう少し削った方が良いかも知れません。

最終的に調整したときにどうするか考えたいと思います。

次はパテが完全に硬化したので研削していきます。

ここもリューターでガリガリ削ってやろうかと思いましたが、削りすぎるとまた修正しなければなりませんので金ヤスリで丁寧に削り込んでいくことにしました。よって、ものすごい時間と労力がかかっています。

運転席側はこれくらいでだいぶ良い感じに仕上がりました。

問題は助手席側。

ドアの下の方はうまくパテでカバーできたのですが、写真の上部はパテの盛り方が少なすぎました。

よってもう一度パテを盛って厚みを増そうと思います。

どうせなら均一な隙間で0.5ミリくらいの隙間にするのが目標です。

次回も地味な作業が続きます。変わり映えのない写真ばかりで、作業が捗っているのかどうか良く分かりませんね・・・

 

 

2006.09.19(火曜日)

前回厚みが不足していた部分に瞬間接着パテアルテコを盛りつけます。

また不足しては二度手間になるので(もう二度手間になっています)、余裕をもって盛りつけました。

ほんの数分で完全に硬化します。

ここからが大変な作業。

何度もドアを仮組みしながら丁寧にヤスリで厚みを調整していきます。

この作業に、2時間近くかかりました。本当に根気がいる作業です。

だいたいこんな感じで良いのではないでしょうか。

ほぼ隙間は均等になりました。

が、塗料の厚みを計算するともう少し削った方が良いかも知れません。

上の方がまだ大きくあいていますが、後ほど調整しようと思います。

これでやっと次の作業へ進めます。

今まではボディーとドアとの隙間を調整してパテを盛りましたが、今度はドアの内張りとの接する面との調整です。

内側から見ると、隙間はこんなにあります。

ここに有る程度隙間を埋めてスラッカーアジャスター部を製作しなければなりません。

実車はこんな形状になっています。

数センチほどボディーからスラッカーアジャスター部は出っぱっています。

これを表現していきたいと思います。

プロモデラー斎藤さんのサイトでも、この製作の方法が紹介されており、私もエポキシパテを使って適当な厚さに盛りつけてからドアを押し当てて厚さを出そうとも思いました。

しかし幾度のパテ盛りで、形状を出すのが疲れました。

そこで、均一な厚さを簡単に出せるプラ板でここを表現したいと思います。

最初に実車の形状がどうなっているのか良く確認しながら鉛筆でガイドラインを引いていきます。

次ははいつも通り型紙作りから。

透明プラ板0.5ミリを使って先程書いたガイドラインに沿ってプラ板にラインを引いていきます。

この形に添ってハサミで切り取り、型紙の完成です。

型紙の通り、1ミリ厚のプラ板に線を引いていきます。

ドアは左右対称なので、型紙をひっくり替えしてもう一枚作成します。

あとはラインに沿って切れば出来上がりです。

微妙なRが付いているので、指で曲げてRを付けます。

さて、接着にはいつもの通り瞬間接着剤を多めに付けて固定するわけですが、こういうRの付いた曲部の接着は少し指で押し当てながら固定されるまで押さえつけなければなりません。

そこでいつもの通り瞬間接着剤を多めに付けて指で押さえようとしたとき、トラブルが発生しました。パーツは変な場所に着いてしまうわ、指に瞬間接着剤は付いてしまうわで大変なことになりました。

瞬間接着剤はやはり強力。指3本がボディーに接着されてしまいました。強引に引き離そうとしても皮膚が剥がれそうで痛いし、ぬるま湯につけながら数分間ゆっくりと剥がすことにしました。

ボディーに付けたパーツを無理に外そうとすると、ご覧の通り。パテが一部欠けてしまいました。

やってしまったことは仕方がないので補修を行うことに。

これぐらいの欠けでしたら、タミヤの光硬化パテで十分でしょう。(アルテコで補修するのが一番良いのですが、粉とHG液を混ぜ合わせるのが面倒でした)

蛍光灯のそばで光を数分間当てます。

そして元の形状に戻るようにヤスリを当てて修復します。

思わぬ遠回りをすることになってしまいました。

綺麗になった面に、もう一度リベンジ。

今度は上手く接着することが出来ました。

結果オーライですが30分は無駄な時間を費やすことに・・・

仮組みしてドアを閉めてみましたがなんとか閉めることが出来ました。まだ若干の摺り合わせが必要ではありますが。

これであとはサイドスカート上部に先程の接着したプラ板を延長すれば完成です。次回以降行いたいと思います。

今後の工程としてはスラッカーアジャスター部のドア側、ボディー側の製作、ウインドウパーツの仮組み・摺り合わせ、ドアのハンドル・取っ手の製作等です。これらの作業が終われば、やっとボディーの下地処理へと入れます。

あともう少しですね。

 

 

2006.09.20(水曜日)

今日はまずスラッカーアジャスターの凸部の製作から始めます。

硬くてスケールに合った良い素材はないか色々探しましたが、待ち針が硬い金属で出来ているので採用することにします。

ラジオペンチと金属用のニッパーで加工します。待ち針は硬いので曲げるのに苦労しましたが何とかそれなりに作る事が出来ました。

続いては先程作った金属を固定する為にボディー側を加工します。

加工といっても0.5ミリの穴をピンバイスで開けるだけです。

位置、穴の間隔などをよく考えながら穴を開けます。

そこに金属をさし込めば完成です。

なかなか良い感じに仕上がりました。

続いては1.0ミリ厚のプラ板でサイドスカート上部に入り口の段差を延長します。

プラ板同士の継ぎ目は光硬化パテを盛って整形します。

ボディーとシャシーを合体させて仮組みしてみました。

まだ若干プラ板で手を加えたいところですが、ほぼこれで完成です。

資料が少なく、ほぼ想像だけで作りました。

さて、スラッカーアジャスターの受け部を加工しなければドアは閉まりません。

どの辺を削り込んで良いか良く吟味して印を付けます。

エッチングソーと1.0ミリのピンバイスを使って穴を開けました。

今考えると、若干ドアの厚みがありすぎたような気が・・・

まぁ、これで行きますけどね。

何とか閉まるようになりました。

スラッカーアジャスターを付けると、カッチッと閉まるようになります。

後少し、ドアの内張りなどを手を加えていきたいと思います。