桃の実工房 鴨田徳康(二代目貞作)
プロフィール





古来生命の象徴とされてきた
桃の実の種
東北地方、とりわけ山形県は果物が豊富にとれるフルーツ王国です。 桃もその一つで、その種は材質が非常に堅く、それゆえにいったん研摩し光沢を出せば宝石のように美しくなり、 使い込めばさらに光沢を増すばかりとなります。 初代貞作は、そんな素材の持つ美しさに着目し、何かに生かそうと長年研究を重ねた結果、 一枚一枚手作業により切断し、貼り合わせ、丁寧に研磨することにより、 他に類を見ない独創的な茶筒を作り上げることができました。 製品だけを見れば、いったいこれは何でできているのだろうと、 まず見る人を引きつけ、さらに手作りの持つ温かさがあり、使えば使うほど味わいが出る作品です。 きっと皆様にご満足いただける品と自負しております。

父貞作の影響を受け、中学生のころから彫刻が好きになり制作を続けてきましたが、 30歳くらいから本格的に取り組みはじめ、以後毎年彫刻作品を制作しています。 ご覧になってご感想、ご意見など頂ければ幸いです。

 


■活動略歴

鴨田徳康(Noriyasu Kamoda)
   --- 二代目 貞作(Teisaku)

1954年 山形県大江町生まれ
1986年 県美展初入選 以後毎年出品
1988年 北展初入選 以後毎年出品
1991年 県美展山形放送賞
1992年 県美展奨励賞
1993年 県美展山形テレビ賞
1994年 北展上海展出品
1995年 東北現代美術協会会員推挙(北展)
1997年 県美展奨励賞
2000年 県美展奨励賞
2001年 県美展最高賞県展賞
2002年 県美展山形テレビ賞
2003年 県美展奨励賞
2004年 県美展奨励賞
2010年 山形県卓越技能者表彰
現在:   県美連幹事、県美展委嘱、東北現代美術協会会員


■初代 鴨田貞作(Teisaku Kamoda)

大正 5年 山形県大江町(旧左沢町)生まれ
昭和21年 こけし作家として創業
昭和35年 桃の実茶筒制作発表
昭和37年 第4回全日本こけしコンクール入賞
      以後三年連続入賞
平成元年 現代の名工 山形県知事表彰
平成 5年 78歳で没



鴨田徳康


〒990-1101 
山形県西村山郡大江町大字左沢16-1
TEL 0237-62-2726
FAX 0237-62-2166
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