我々の考える住み心地の良い家とは下記のようなものです。

風通しの良い明るい家
家を建てる場所の春夏秋冬の風向き、日差し、を考え、家の中を縦、横に風が抜けていくような風通しの良い明るい家にしましょう。
丈夫で長持ちし修理増改が容易な家
災害時、自分や家族を守ってくれる家にしましょう。
法律に適合した
筋交いのほかに木の板や構造用合板などで外部を囲みより強くしましょう。
締め直しのきくボルトを付けましょう
シックハウス等に考慮した家
目がちかちかする、頭が痛い等、いわゆるシックハウス症候群になりずらい素材を使いましょう。
できれば自然素材、例えば無垢の板、珪藻土の壁、しっくい壁などを使うようにしましょう。
年齢を重ねた時も使いやすく安全な家
いつまでも健康な体で居たいですが、そのようにはいきませんね、又、事故にも遭ってしまうかもしれません。車椅子が通れるような廊下の幅、床の段差、トイレの扉等、よく考えた家を作りましょう。また、そのような家は年齢に関係なく使いやすくなるものです。
プライバシーやふれあい等も考えた家
居間から各個室に行き来できる家など、プライバシーを守りつつふれあいが取れるようにしましょう。
収納について考えた家
身の回りの物を考え、一つ一つの品物をどこに置くのか、また、使用頻度を考えた収納場所や大きさを検討しましょう。
ゆとりのある家
予算とのからみがありますが、すこし部屋を広く取るとか、調湿効果のある無垢の木を多く使う。植物、絵画、陶器等を置くゆとりの空間があってもよいと思います。
寝室以外に、小さな机ひとつでも良いので自分のスペースがあるのもよいですね。
もちろん設備の充実もゆとりの一つだと思います。
外断熱の家
断熱材の浮遊の問題、結露の問題から高価ですが、発泡剤を利用した外断熱がよいと我々は考えております。
職人が、良い家を作ろうとしている家
家が完成してしまえば同じように見えますが、10人がそれぞれ作れば10人とも出来栄えが違います(見えるところ、見えないところ)見えないところも大切です。

建て主の要望を建物に表現できる大工が
現場に出て本当によいものを作ろうと大工仕事をしている。また、関係する職人達の仕事を責任をもって管理できる人が良いと思います。




このような話があります
某大学が実験した結果ですが、木製、コンクリート製、鉄製の箱に子ネズミをいれたところ 二十日後木製箱は生存率88%、鉄製箱生存率42%、コンクリート製箱生存率7%だったそうです。
人が健康であり感性豊かに育つには木の家が一番良いのではないかと我々は考えています。



ある園芸農家の方に教えていただいた話ですが、冬に花を出荷する際に、出荷する何日も前からビニールハウスの扉を開けて外の温度に慣らして出荷します。そうしないと花は急な環境変化について行けず枯れてしまうそうです。
 人間も同じように家をシェルターのようにしてしまうと弱くなってしまうのではと考えます、自然の風や熱、光などを取り入れる窓を利用し、自然に慣れる生活をしていただきたいと願っています。