いまのソフトバレーボールのチームでの宴会で、「ぼく、足のじん帯切ったことあるねん。」と足首の手術の跡を見せながら話したら、「なんでやバスケか、サッカーか?」
と聞かれ、「犬の散歩」と答えたら、「ガクッ」だって・・・。
 
29歳の時、2度目の入院です。
       ならくん足首のじん帯を切る
たしかあれは11月だったと思います。寒さに体が慣れてない頃、怪我しやすいんですね。ぼくもやっちゃいました。
 
朝、犬の散歩に行こうと、玄関の階段2段を飛び降りたら、通路と芝生の間に足を突っ込んでグキッ!
足首の外側のじん帯(外側なのに内反筋)を捻挫した模様。だんだん腫れてきました。
犬の散歩は中止して、家にあったシップと、テーピングで、何とか会社に行きました。
 
1週間ほどして、痛みも治まり、テーピングを外して会社へ行き無事仕事を追え、帰り道、工事中で足場の悪くなっているところで、またグキッ!と同じところをやってしまいました。
 
また1週間ほどしたら、痛みも治まりました。
娘が風邪をこじらせて、病院へ来たついでに、捻挫が癖になるといけないと思い、診てもらいました。
 
レントゲン室、足首を思いっきり横に曲げての撮影。こうしないとじん帯が切れてるかどうか分からないらしい。しかし、痛い「早く撮ってくれー!」
 
診察室に入り、先ほどのレントゲン写真を見せられて、「内反筋断裂」と言われました。見事に関節がずれている、じん帯が切れてないとこんな風にはならないだろうと、素人でも分かりました。あの痛い撮影の意味が分かりました。
 
娘はたいしたこと無かったのですが、ぼくはまた、手術することになりました。
 
お医者さんの説明ではアキレス腱の横の筋を、骨の中を通して横に出し、内反筋の代わりにして、拒否反応の出ない金属で固定するとの事。
 
自分の足にあった足首固定用の装具を作るために、石膏で足の型を取りました。
 
いよいよ手術。今度は半身麻酔になります。背中を丸めて、背骨に麻酔注射をされ、ちょっと痛かった。
しばらくして、下半身の感覚が無くなり、手術ベットに、移してもらう時、当時80Kg体重があり、看護婦さんたちが苦労なさっていたので、自分も腕の力でベットに這い上がりました。
 
手術室に入り、看護婦さんを口説いて、いやいやしゃべっていたら、ドリルや金槌の音が・・・。
「もう手術始まってるんですか?」
と聞くと、「ああ、もうすぐ終わるよ。痛く無いやろ!」って。
今回は、意識があるので手術室の雰囲気を観察できました。
 
麻酔が切れて2日程は、痛かった。特にトイレなどに立った時、血が足に下がって、血が噴出しているかと、思うくらいでした。
 
その後は、徐々に回復し、3ヵ月後には、装具を外し、4ヵ月後には当時入っていた野球のチームに復帰しました。
 
ちなみに、最後に捻ったのが、会社の帰り道だったので、労災を申請したら通りました。治療代、装具代(4万くらいだったと思う)がみんな返ってきました。
 
しかし、正座した時の違和感は2年くらい取れませんでした。
 
結婚当初65Kgだった体重がこの時80Kgになっていました。
やはりこれも足首に負担だったのかなと、この頃から、ダイエットを考えるようになりました。