26号 平成28年10月12日発行 (2016)
今年も「目の見えない方の手引きの仕方を学ぶ講習会」を行います。
本別の旅終わりました 東京の地下鉄メトロ銀座線で視覚障がい者が転落した事故は新聞でも大きく取り上げられました。JRや地下鉄などで転落防止のホームドアが設置されている駅も多くなりましたが、整備はされていないのが現状です。
帯広の視覚障がい者が汽車を利用する場合は、駅に事前に電話して、介助を依頼します。ただ駅に行くまでは信号、点字ブロックなど音や白杖による地面の変化を頼りに歩行しています。視覚障がい者にとって外出は危険も伴う大変なことだと思っています。
周りにいる私たちが、差し出す手や言葉かけを、視覚障がい者は求めていると思います。そんなことから始めたこの講習会、今回はJR帯広駅、(とかち)バスの協力をもらい、駅のホーム、バスターミナルを使い行います。新聞にも掲載してもらい一般の方にも参加を呼びかけています。
ぜひ会員の皆様もご参加ください。
忘年会の内容が決まりました
忘年会のお知らせ
気が早いかな。忘年会のお知らせです。今回も山口さんがお店と連絡をとってくれました。たくさんの参加で親睦をふかめましょう。
日程 十二月七日(水)十六時半
場所 たけとんぼ 西二南十—十四つるやホテル一F
電話二四—〇一四一
会費 四千五百円
連絡は山口まで
本別の旅終わりました
直前の台風の影響で、実施も危ぶまれた今年の旅でしたが、対応してくれた本別町図書館、民俗資料館の温かい思いが伝わる旅でした。
台風被害のため残念ながら、計画していた本別公園でのゴーカートはできませんでしたが、みなさん楽しい時間を過ごすことができました。
来年は十回目の旅です。(とかち)視覚障害者の会の鈴木会長も参加して、反省をしました。その中で来年は、全道から視覚障がい者に来てもらい、十回にふさわしい企画を作っていこうと話し合いました。
十回は全道の視覚障がい者と旅を楽しむ企画で! 新たな挑戦!
みなさんの参加で実現しましょう。
くるみの会としては初めての企画のそばづくりを視覚障がい者十一名、ボランティア十三名、音更町蕎麦研究会の七名の方で行いました。
久しぶりのそばづくりに練りや切りなどー難しいねーといいながらもみなさん楽しそうでした。最後に温かいそば、ざるそばを「おいしい!」と歓声をあげながら美味しく食べました。
今回は道盲連の補助を受けた事業と鳴りました。
音更蕎麦研究会のみなさん、ごちそうさまでした。
はじめてのそばづくり教室
毎年行っている「とっさの手当」研修。いざという時にーどうだったっけーでは困ります。という趣旨で始めたこの企画でした。今回は震災や水害など災害時の怪我や心肺蘇生法を学びます。
十月二十三日(日)十時〜十二時
帯広グリーンプラザ一階講堂で行います。
講師は村田真弓さんです。いつも準備、当日の進行をしてくれます。
イオンレシートキャンペーンといえば、みなさんご存じのイオン帯広店などで行っている毎月十一日に黄色いレシートを、登録している福祉等団体のボックスに入れることで、物品で還元するもの。
会の活動に使えるので、私たちの会のように、会費のみで運営している団体には、とてもありがたい取り組みです。
今年は二十二日にイオンで贈呈式が行われます。会からは佐藤、山口さんが参加する予定です。
今後の予定 活動紹介
北海点字図書館で行われた研修会からテキストデイジー(本などの文章をコンピュータ合成音声で聴ける)を行うデイジーの会が発足しました。くるみの会からも四名が参加し、六花亭の「サイロ」などに取り組んでいます。
(文責 久保寧男)