27号 平成29年08月23日発行 (2017)
「いろんな場所に行けて、ありがとう。また来年も参加したい」という障がい者の声に支えられ、旅を続けてこれました。今年は十回目ということで、帯広市内の歴史を巡る旅にました。
参加する方も毎年参加してくれる視覚障がい者の方、初めての方など様々です。中には「白内障で片目が見えなくなり、見えなくなる人とのつながりを持ちたい」と連絡をくれた方もいます。長く続けると新しい参加者もいて、新しい出会いがあります。続けることの大切さを実感できた瞬間でした。
旅は今月三十一日が締切です。まだ検討中の方は、参加の連絡を待ってます。
ボウリング会に参加して!
十月十五日に(とかち)視覚障がい者の会がボウリング会を企画しました。くるみの会に当日ボランティアの依頼がありました。視覚障がい者のボウリングに配慮して、ガーターがでないよう、またレーンに沿って投げられるように棒を使うということを聞いています。当日は介助が必要なので、ボランティアにたくさん参加してほしいと頼まれています。なお道盲連の補助事業なので、参加費は無料。車代を出してくれます。
詳しいことは別刷の案内を見て下さい。
目の不自由な方の手引きを学ぶ講習会
今年で三回目になりますが、視覚障がい者の手引きの一般の方にも参加していただいて、講習会を十一月十二日(日)午前に(とかち)プラザ、駅構内で行います。
多くの方に講習会に参加していただき、街や駅などで困っていたり、危ないなと思ったら声をかけてもらえるよう手引きの基本を学ぶ機会です。
今回は(とかち)プラザ三階特別会議室に集まり、(とかち)プラザ内のエレベーターの利用、駅ホームでの汽車の乗降など体験します。
また駅バスターミナル改修工事で乗り場が変わっていますので、その移動介助を内容にしようと考えています。くるみの会会員にも学ぶ機会ですので、多くの参加をお願いします。行事の前には新聞の掲載も依頼する予定です。
帯広駅バスターミナルの改修工事に伴い、視覚障がい者の要望を聞きたいということにあわせ、駅周辺を見てきました。五月の散策では、駅の北側は青に変わったことが分かる信号がないことが分かりました。また現在のターミナルに行くまでの点字ブロックが分かりずらいなど確認し、帯広市安心安全課に要望書を提出しました。
十月十五日(日)午前九時半に駅構内視覚障がい者案内板(エスタ側)前に集合し、帯広市安心安全課の担当者と現地視察する予定です。
当日参加できる方は久保まで連絡をお願いします。