28号 平成30年03月28日発行 (2018)
昨年の(とかち)の旅は帯広の歴史を訪れる旅をテーマに、視覚障がい者十七名、盲導犬二頭、ボランティアを含め五十一名の参加で行われました。
今年の旅は国の重要文化財である旧双葉幼稚園園舎と帯広百年記念館の見学では、帯広市生涯学習部文化課の土田さん、帯広百年記念館の大和田さんに各施設で説明をしていただけるなど、お二人には仕事でとは思えないような対応をしていただきました。
今年の旅は9月2日
障がい者と(とかち)の旅 また今回から音声CDを用意し、旅の日程や見学先の概要など事前に視覚障がい者に聞いてもらうように、会員の平野さんに吹き込んでもらいました。有効な活用には「もっと宣伝したい」と課題がありますが、今後も継続して作成したいと思います。
今年の旅は十一回目です。喜んでいただける声がある以上、(とかち)の旅は続けて行きたいと思います。視覚障がい者からカヌーがしたい、福原記念館を見てみたいという声など聞こえています。これから(とかち)視覚障がい者の会と話し合いをしながら、内容を決めていきたいと思います。更に内容の充実をしていきたいので会員の皆様の声を聞かせてください。
見てみませんか ほくてん「ポッケ」
視覚障がい者のサポートをし、私たちボランティアで協力を頂いている北海点字図書館のコーナーに、アイ・サポートグッズサロン「ポッケ」には視覚障がい者が日常生活に役立ついろいろなグッズが展示されています。白杖、拡大鏡、音声デイジーの機器など多くの器具や機器がありますので、近くに視覚に障害がある方に見てほしいとと思います。また職員の方に制度を利用して、購入など相談することもできま
同封した案内にありますように、四月二十五日(水)十八時半に帯広グリーンプラザ会議室で総会を行います。
十一回を迎える(とかち)の旅は昨年は五十一名と多く、回数を重ねることで、「毎年実施していることを知っているが、初めて参加した視覚障がい者もいて、来年も参加したい」と期待が寄せられています。また十六回を迎える「街の散策(外出支援活動)」では映画を見ることも計画されています。
また総会は一年の始まりであり、多くの方にお集まり頂き、元気なスタートを切りたいと思います。
JBOS交流総会に参加
私たちくるみの会が視覚障がい者の全国への旅を支援しようと所属しています全国視覚障がい者外出支援協議会(JBOS)の二年に一度の総会が神戸市葺合センターで行われ、くるみの会から山口茂、澤木、久保の三名が参加しました。
交流総会には十団体二十一名の参加者から、各地の活動が紹介され、依頼が多いこと、会員が高齢化など悩みがあるが、喜んでもらえるのが励みになるなどの声が出されました。また二年後は東京五輪の年でもあり、依頼が増えるなど課題があり、今後事務局を中心に検討することになりました。JBOS会長は、釜本美佐子さん(弟はサッカーの日本代表だった釜本邦茂さん)で、会長自身も日本ブラインドサッカー協会の代表でもあり、今後テレビや新聞で話を聞く機会があると思います。
(とかち)視覚障害者の会新年会に参加
ロービジョンケア(とかち)
に参加しませんか 一月七日ガーデンズホテルで新年会が行われ、視覚障がい者十五名、くるみの会、音訳さざなみ、図書館友の会などボランティア十名が参加し、久しぶりに会えたことや、視覚障がい者の新しい会員が増えたことなどの話題もあり、楽しい時間を過ごしました。
また場所をカラオケ歌屋に場所を移し、「高橋くんとカラオケ会」も行いました。高橋くんは視覚だけではなく、肢体にも障害がありますが、大好きな歌をうたうことが出来、彼の一杯の笑顔を見ることが出来ました。
昨年秋に、低視力(ロービジョン)の方が困っていることを出し合う場として「ロービジョンケア(とかち)」の集まりが始まりました。偶数月第三土曜日十三時から帯広グリーンプラザで行われています。なお駅から会場へのガイドもあります。参加をお願いします。
アンの家夏祭り