33号 令和02年03月12日発行 (2020)

【くるみの会33号】令和2年3月12日発行 (2020)
【令和2年度の総会に向けて】

 コロナウイルス流行で多くのイベントや会議など中止となり、三月七日神戸市で行われる予定のJBOS(全国視覚障がい者外出支援協議会)交流総会も中止となりました。全国の視覚障がい者の外出支援に関わる仲間との交流を楽しみに参加を予定していた三名(山口、鈴木、久保)はとても残念な気持ちでいます。
 JBOSの交流総会はコロナウイルスが収束であろうと九月五日に変更することが事務局から提案されています。九月は私たちが実施を予定しています「第十三回障がい者と(とかち)の旅をしよう」の実質月なので、私たちの参加は難しいかもしれません。
 私たち発足以来は障がい者・高齢者など外出支援を中心に活動してきましたが、障がい者の願いに寄り添って必要な活動を行ってきました。また会員の皆様がボランティアして、「お陰でいろいろな所に出かけることができる」と喜んでもらえることで「やりがい」を感じることも、次に繋がると思っています。無理をせず、できる範囲で活動に関わることも、ボランティアのありかただと思います。
 来月二十二日(水)にはくるみの会の総会を予定しています。二月の役員会では令和二年度の行事について、昨年度までに行っています内容で行うよう話し合われました。その中でも新たな活動も提案することにしています。総会後に研修や懇親も予定しています。詳しいことは別紙の総会案内をご覧下さい。準備の都合がありますので、出欠をお知らせ下さい。


【アンの家ひな祭りに出演しました】
 今年も介護施設であるアンの家(帯広市)のひな祭り・誕生会に特別ゲストとして出演させていただきました。皆さん多忙な中、五名の会員がハワイアンフラダンス、ハーモニカ、二胡(中国の伝統楽器)を演奏しました。演奏では入所者の方も「ふるさと」や「荒城の月」など聞いたことのある曲を一緒に歌ってくれるなど楽しい時間を過ごすことができました。出演した皆様お疲れ様でした。


【近くの方にお知らせください】
 三月八日NHK視覚障がい者ナビラジオで「ホーム転落を防ぐために」が放送されました。放送では転落事故のこと、どうしたら少しでも転落事故をなくすことができるか話されました。スマートホンのナビラジオらじるらじるで聴き逃しで聴くことができます。
 大阪の視覚障がい者三名が始めた「あなたのひと声が目の見えない方の命を救います」の思いを広げる運動に賛同して、私たちも二年前からチラシを広める活動をしています。その結果、視覚障がい者から声をかけられることが多くなったという感想が聞こえています。 
 しかしホームからの転落事故はいまも新聞で報道されています。今年一月の日暮里駅の五十代の男性の死亡事故は記憶に新しい所です。昨年国で把握している死亡事故にはならなかったが、ホーム転落件数は五十件を超えるというデータもあります。

事故をなくすための決め手はホームに設置されているホームドア(転落防止柵)やホーム中央の誘導ブロックホーム(中央に設置)などですが、駅員や周りにいる方のひと声があれば安心できるでしょう。
 ハガキ大のパンフを同封しましたので、周りの方に渡したり、公共施設、お店などに置いていただけるようにお願いしていただければ嬉しいです。連絡頂ければ必要枚数を印刷して送ります。

【NHKニュース北海道で、くるみの会が放映されました】
 一月七日には帯広市に住んでいます(とかち)視覚障害者の会の植地さんが、道路に設置されている点字ブロックが雪で見付けられず冬の外出が大変であることが放映。
 一月十四日には、視覚障がい者の外出を支援する団体として取り上げられました。
放映を企画したキャスターは、九月の「第十三回障がい者と(とかち)の旅をしよう」にも同行して放映してくれることになっています。詳細は同封したくるみの会ホームページはがきから入ることができますのでごらん下さい。
(文責 久保)




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