くるみの会だより 第42号
42号 令和03年08月30日発行 (2021)

【旅は中止となりました】
コロナ禍にもかかわらず、視覚障がい者九名、ボランティア十名の参加希望があり準備していた第十三回(とかち)の旅でしたが、七月下旬からの全国そして(とかち)での感染拡大で、参加希望者にキャンセルがあり、日程を短縮して実施する意見もありましたが、中止との判断をしました。
昨年からイベントが中止になり「コロナ禍でやむなし」とみなさん残念ではあるけれど、「仕方ないね」と「中止慣れ」の印象です。視覚障がい者の中でも受け止めは様々で、「感染対策をしてなったら仕方ない」「コロナを怖がっていたら、いつまでもできないよ」という方もいました。
でも感染するのは重症化の危険もあるし、少しでも安全安心な状況での実施がいいと思います。
今回のことで外出をしたいという視覚障がい者はいっぱいいることも印象づけられました。感染対策(マスク・消毒・デスタンスなど)を取りながら、次の機会を待ちたいと思います。

【10月17日 (日曜日) 盲導犬募金運動
前回のたよりでお知らせしましたが、十月十七日(日)には盲導犬育成募金活動を計画しております。すでに場所はイトーヨーカ堂の了解を頂き、北海道盲導犬協会の後援も予定されています。
昨年は実施できませんでしたが、イトーヨーカドー帯広店のご協力を頂き、2階宮脇書店横のスペースに盲導犬育成のパンフレット、ポスターを置かせて頂くことができ、継続して盲導犬育成の広報をおこなうことができました。
盲導犬協会の角田さんからスマートフォンかパソコンで「北海道盲導犬協会」と検索するとYouTubeで盲導犬の訓練の様子や盲導犬協会でどんなことをしているか見ることができます。 とても分かりやすく編集していますので、一度見て下さい。
北海道盲導犬協会のホームページ
盲導犬のイラストです 盲導犬育成のパンフレット、ポスターの写真です

【パラスポーツ観戦していますか】
今パラリンピックがNHKなどで放映されていますが、くるみの会で過去にガイドしたことがある方、(とかち)でブラインドサッカーチームがあり、旅に参加した方も競技に挑戦しています。
全盲の木村敬一選手は競泳男子100メートルバタフライに出場します。ロンドンパラで銀メダルを取っていて、東京パラでは金メダルを狙っています。三十日に競技が行われるので、結果は新聞で見ることになりますね。木村くんとは、十年前冬に(とかち)エコロジーパークにてスノーモービルで引っ張る大型そりに一緒に乗りました。
また(とかち)ブラインドサッカーチーム「とかちフロー」にはロービジョンケア(とかち)のホシバさんが参加しています。NHKテレビのパラリンピック放映でブラインドサッカーをやっていましたボールに鈴?が入っていて、音を頼りに視覚に障がいがある選手が、ボールを相手ゴールに入れる競技です。会場には行けませんが、見て面白い競技でした。

【10月24日 (日曜日) とっさの手当て研修会】
昨年はできませんでしたが、私たちのガイドのスキル向上のため実施している「とっての手当て講習会」ですが、講師に日本赤十字救急指導員の村田真弓氏に今年もおねがいできることになっています。
AED心肺蘇生法と止血法に加え、災害時での対応など幅広く教えて頂いてます。
日程:10月24日 (日曜日)  10時
場所:帯広グリンプラザ・集会室
感染対策、デスタンスなどに配慮し、広い部屋を借りました。安心してご参加ください。
案内は後日(文責 久保寧男)

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