くるみの会だより 43号

令和03年10月26日発行 (2021)
盲導犬育成募金で熱い思いを頂きました。
十月十七日に行われた募金活動は(とかち)視覚障害者の会とくるみの会の共催に加えて、北海道盲導犬協会の後援を頂き、ブラインドサッカーチーム「とかちフロー」と帯広盲学校が協力してくれるという当初考えていた活動の幅が広がり、盛り上がった時間でした。
視覚障がい者五名、とかちフローから3名、盲学校の校長・教頭先生が参加してくれました。くるみの会からは十二名が参加し、来店された方に募金を訴えました。
募金活動の場を貸していただいたイトーヨーカドー帯広店には募金活動に関わって、感染対策上パーテーションを盲導犬の前に置くことや当日とても寒い日だったので、募金に携わった皆さんに「時々店内で休んでください」などの言葉を頂きました。
(とかち)にいる三頭の盲導犬に加え、札幌からPR犬と四頭が募金の先頭に立ったことで、多くの方が足を止めてくれ、募金をしてくれました。 また事前に新聞とイトーヨーカドーの広告に募金の予告があったこともあり、家の貯金箱を持ってきた方、多額の浄財を用意してきた方もいて、私たちに募金と「頑張って!」の声掛けに、皆さんの熱い思いを感じることができました。
正面玄関入り口の北側の募金コーナーに、日本ブラインドサッカー協会公認チームとかちflow(フロー)と盲導犬コーナーの写真です
後日役員会での反省では、
①十月は寒い、六月~九月の暖かい時期に行う。
②「お仕事中」と触れていい時の違いを知ってもらう」などの意見がありました。
来年の実施に向け、生かしていくことを確認しました。
最後に当日参加された皆さん、DVDを用意した国井さん寒い中お疲れ様でした。 そして(とかち)にいる盲導犬三頭のワラビ、オペラ、コバン、そして道PR犬ツキもよく頑張ったね。 なお当日の募金総額、三十七万七百二十八円は北海道盲導犬協会に全額お渡ししました。
正面玄関入り口の北側と南側の募金コーナーの全体の写真です

再会できた「とっさの手当て講習会」
コロナ禍で中断していた講習会が帯広グリンプラザで行われました。 今回で十回目になり、「ガイドで具合が悪くなった時にも対応できるスキルを持ちたい」「毎年行うことでこそ身に付く」ことを毎回ながら実感しています。
この講習会の良いところはAEDなど心肺蘇生法だけでなく止血や熱中症、顔色が悪い時の対応など具体的で、その場で思いついたことを赤十字指導員である村田真弓さんが答えてくれる点です。 この日にはコロナ禍の今、心肺蘇生法や出血しているときに心肺蘇生をするときの判断の具体的なことを学びました。
また人が倒れていた時には、その方を自分だけで対応しようとするのではなく、周りの協力をもらうこと、今はコロナ禍なので、救急隊が来ても、接触者として事情を聴かれるので、そのままその場にいることなどが大切と教えていただきました。
毎回快く講師を引き受けていただいています村田真弓さんには感謝しかありません。
今回は参加者も健康に関する関心も高く、それも自由に話せる場として、多くの方に参加してほしいと思います。
AEDなど心肺蘇生を行っている写真です

写真あれこれ
PR犬と帯広の盲導犬とユーザーさんの写真です。 帯広の盲導犬とユーザーさんと、札幌の協会PR犬とボランイアさん。募金をしているお客さんの写真です。

2021年10月21日。(とかち)毎日新聞
新聞に掲載されたの写真です
【ゴシップ】
盲導犬の育成を応援する街頭募金が17日、イトーヨーカドー帯広店で行われ、多くの買い物客らが浄財を寄せられた。
(とかち)視覚障害者の会、ガイドヘルプボランティアくるみの会の主催。 コロナの渦でPR機会が減り、収入が苦しい状況である北海道盲導犬協会(札幌市)の力にと企画した。
(とかち)管内の全ての盲導犬ユーザ3人日本ブラインドサッカー協会のクラブチーム((とかち)フロー)、 帯広盲学校の関係者らが店の入り口で協力を呼びかけた。
管内の盲導犬3頭と北海道盲導犬協会のPR犬も参加した。
約30年、盲導犬と暮らしているユーザーの男性は、「興味を持ってもらい、寄付していただくことがありがたい。盲導犬は家族同然の存在」と感謝した。
寄付の詳しい情報は 北海道盲導犬協会のホームページへ。
ミ-ナの募金箱の写真です
飲食店などにあるミーナの募金箱からも受付中。
正面玄関入り口の南側の募金コーナー、ガイドヘルプボランティア くるみの会、募金活動の写真です。
※写真は、ご来店のお客様の情報を含め処理しています。
(文責 久保寧男)

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