くるみの会だより 第46号
令和04年06月13日発行 (2022)
【13回(とかち)が動き出しました】
9月4日(日)に帯広市の福祉バスを借りてのバス旅行の概要が決まりました。
①日程:9月4日(日)9時~13時
②場所:上士幌、音更方面
上士幌町にあるドリームドルチェ(アイスが有名)と、音更道の駅・なつぞらのふる里がメインの行先です。ドリームドルチェは5年前に開業した同牧場の生乳を使ったジェラートは濃厚でさっぱりした味だと聞いています。
③どちらも開業が新しく混雑が予想されますし、コロナ禍ということで昼食は控えることにし、昼過ぎに帰ってくる予定にしました。会員の皆様から情報をもらい、楽しい旅内容にしたいと思います。
【目の不自由な方の手引き研修をします。7月23日13時30分 グリンプラザ】
4月の総会で要望がありましたが、旅を前に研修をすることにしました。内容はDVD視聴と実技と視覚障がいについて研修します。(アイマスクをご持参ください)
9月4日の旅では、バスの乗降車、店での移動、買い物、トイレ案内など私たちがお手伝いすることが多いと思います。他のお客で混雑することも予想されます。
視覚障がいには全く見えない(全盲)部分的に見えない、暗い場所が見えない(弱視など)様々です。ですから〝見えない・見えにくい〟ところを手伝う、私たちのガイドの仕方も違います。私たちがお手伝いをしているロービジョン(低視力)ケアの集いは、その抱えている悩みや苦労を語り合い、情報を交換する場です。その情報を共有することも私たち障がいに寄り添うために有益なことと思います。
旅では学んだことを生かせる場として、ぜひ多くの方に参加していただきたいと思います。
【ウポポイに行きました】
6月11日から一泊で(とかち)視覚障害者の会の研修旅行(苫小牧、千歳)に12名(視覚障がい者六名、ボランティア六名)が参加しました。コロナ禍で延期になっていた旅だったので、参加された皆さんには特別な思いがあったようでした。視覚障がい者のTさんなど「外に出ることがほとんどなかったので、楽しかった」「ボランティアのサポートで安心できた」と話していました。
ウポポイではアイヌ民族の生活や文化の道具を見て回りました。またアイヌの踊り・アイヌ言語を聞くことができました。
ただ視覚に障がいのある方には、私たちガイドの説明はありましたが“手で触れる”実感がない物足りなさがありました。
サーモンパーク水族館では、薄暗く弱視の方には照明で明るくしている水槽以外はほとんど見えない、また傾斜もあり足元が見えないなど“手引き”が必要でした。
千歳アウトレットパーク・レラは客も少なく、目当ての店が閉店していて、かつての混雑していたイメージからは寂しい様子を実感しました。ただ私たちにとっては混雑のないのは移動がスムーズでよかったともいえます。
現在、(とかち)の感染者は減ってきているとはいえ、まだまだ不安がないとはいえない状況です。でも感染対策を徹底して、旅を再開することができ、“歩みをすすめることができた”という手ごたえを実感することができ、また何事もなく、心からやって よかったと思った旅でした。
【旅あれこれ、記念撮影と、ショッピング】
【旅あれこれ、食べる】
【旅あれこれ、触る】
【使用済み切手を集めています】
くるみの会は帯広市社会福祉協議会のボランティア団体として登録して、イベントに参加しています。また社協から私たちの事業に補助金を頂いています。
今まで社協が行っています「使用済み切手で国際協力」事業に協力しています。皆様のお宅で使用済みとなった切手を、くるみの会のイベントで持ってきていただければ、まとめて社協にお渡します。
【ロービジョンケア(とかち)の集い】
総会でお知らせしましたロービジョンケア(とかち)ですが、6月18日(土)13時~はオンラインと会場に集まるハイブリット方式の開催となります。顔を合わせたい方は会場(帯広グリンプラザ)に集まる。都合で行けない方、心配な方はオンライン(LINEを自宅とう形になります。会場と自宅はLINEで結びます。
ロービジョンケアの集まりは、視覚障がい者やその周りにいる方が交流する機会です。外に出る機会が減り、悩みを抱えている方が思いを出せる機会です。ぜひ思いを聞いていただければと思います。
LINEの使い方、接続の仕方などは国井副会長(ホームページ管理者)が詳しいので、聞いてください。久保にお知らせいただければ、国井さんに伝えます。
(文責 久保寧男)