くるみの会だより 第49号

令和04年09月19日発行 (2022)
【第二回盲導犬育成募金活動ご協力ありがとうございました】
今年で二回目の盲導犬育成募金は新たに盲導犬ユーザーとロービジョンの話、視覚障がいの相談・補助具の展示などを加えた内容でした。
また今回は十勝視覚障害者の会、ロービジョンケア十勝とくるみの会が中心となり、盲学校、身障協会、ブラインドサッカー、北海点字図書館など協力を得て「実行委員会」形式で、五月から打ち合わせ、準備を進めてきました。また会場をお貸しいただいたイトーヨーカドーには前々日に総務部長さんが長机、椅子など二カ所の会場まで運んでくれたこと感謝!しかありません。広報は、帯広市広報、勝毎の記事、店の広告チラシ、各団体にチラシを配布してもらいましたが、十分にはできませんでしたが、予想以上の反響に感激をしました。当日の活動には三十二名の方がご参加いただきました。感謝です。
2階のイベントコーナーでお話を聞いている写真です。たくさんいますね。
二人のユーザー、ロービジョンケア十勝の視覚障がいの話は、後日CDをお渡しします。楽しみにしてください。ユーザーさんが日常と盲導犬がどのように過ごしているかよく分かります。
なお募金は後日盲導犬協会から知らせがあり、193,996円だったそうです。中には時間をかけて貯めてくれた袋に入れた硬貨もあり、盲導犬育成に協力したいという皆さんの思いが伝わってくれました。また当日その場で募金活動に参加した方や2階イベント会場にいてくれた方や「毎月やらないのですか」など好意的に受け止めてくれていると感じました。
活動の様子は写真を載せましたので、ご覧ください。なお来年もこの活動を実施しようと「帯広市mottoおびひろがる市民提案型プロジェクト」に応募し、さら多くの方に知ってもらい、そして資金面でも活動を支えたいと考えています。
新聞記事の写真です。盲導犬2頭とボランティアさんたちが募金活動をしている様子ですが中央に掲載されていますね。 新聞記事の写真です。盲導犬ユーザーNさんと鈴木さん久保さん中央に掲載されていますね。

【とっさの手当て講習会】
10月23日10時~ 帯広グリーンプラザ 
今年も「22とっさの手当て講習会」を日本赤十字の村田真弓さんにお願いしました。ガイド途中のとっさの時に身に付けたいと始めた研修も十二回目になります。内容はAED、止血法、熱中症など基本的なことを学びます。昨年は私たちの健康不安への質問もあり、救命救急員の資格があり、何でも真剣に答えてくれる村田さんから学ぶことが多い講習会です。
特にAED心肺蘇生法は一度聞いたから大丈夫というものではなく、年に一度は受けていた方が、とっさの時には対応できると私は思っています。ぜひこの機会に会員の皆様にはご参加してほしいです。(写真は2017.11撮影したものです)
講習会はAEDなど道具をお借りするために赤十字への申請が必要なので、多くの方の参加をお願いします。参加希望の方は山口茂子(Fax0155-56-2057)または久保(090-1644-9366)までご連絡ください。
とっさの手当て講習会での写真です。
【旅は中止しましたた】
新型コロナウイルス第七波の急拡大で残念でしたが、九月四日に予定していた上士幌町への旅を中止しました。今回は視覚障がい者十五名、ボランティア十名と視覚障がい者の方の参加希望が多く、中止の連絡をした時には「中止」のことを残念がる思いが伝わってきました。
みんな「十勝の旅」を楽しみにしてくれていることを再認識し、来年もチャレンジしたいと強く思いました。
旅行先の上士幌町の関係者ともお話しし、盲導犬の受け入れなど障がいの理解を深めることができたので、来年も上士幌でという思いを持っています。
募金活動の写真がたくさんあります。
(文責 久保寧男)


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