くるみの会だより 第50号

令和04年11月25日発行 (2022)
【一年間の活動にご協力ありがとうございました】
コロナ禍の中ではありましたが、十勝の旅、外出支援活動などは感染拡大により実施できないのはとても残念でした。でも少しずつ前に進んでいこうという会員の声や視覚障がい当事者の方から「旅に行きたかった。来年も取り組んで!」を聞くと、来年こそはという気持ちになりますね。
くるみの会独自の行事であるとっさの手当て講習会、また他団体との行事である盲導犬育成募金、ロービジョンケア十勝の集い、社協からの協力依頼で三年ぶりに共同募金などの行うことができました。
会員の皆様には、コロナ禍の中で活動への熱意を持ち続けて、応援していただいていますことに心より感謝するばかりです。 いろいろなイベントが動き始めている今、私たちは感染対策を引き続き行いながらも、前を向いて「通常の行事を行う」「新しい挑戦」を胸に来年に向け歩みたいと思います。
今年は、まだロービジョンケア十勝、STTなどもありますが、1月28日(土曜日)拡大役員会・新年会から動き始めることを先日の役員会で決めました。新年会の実施については感染対策をしながらでの実施をおこないますので、多くの皆様に参加していただき、盛り上げていきたいと思います。
【とつさの手当講習会】
10月23日(日曜日)帯広グリーンプラザ
今年も「22とっさの手当て講習会」を日本赤十字救急指導員である村田真弓さんにお願いして行うことができました。会話の中で「今回で何回目?」ととっさにはでてこないほど、続けてきたことに講師である村田さんへの感謝とこの講習会が、私たちがとっさの時に身に付けたい、そして会員の方が自分の健康にも目を向ける機会になると、改めて講習会の異議を皆さんで確認することができました。
今回は心肺蘇生法の他、足や腕の骨折での対応、三角巾の使い方など学びました。三角巾の使い方などは過去教えてもらったのですが、忘れていることが多く、とっさの機会はいつ来るか分からないので、毎年やることの大切さを再確認することができました。
いつも私たちの質問に丁寧に答えてくださる村田さんには感謝するばかりです。来年もやろうという意見に、村田さんは「来年もいいですよ」と来ていただけることを約束してくれました。
とっさの手当て講習会。腕を肩から白い三角巾で固定している様子ですね とっさの手当て講習会。足を板で固定している様子ですね

【盲導犬募金の取り組みについて】
9月11日(日曜日)に、今までの盲導犬育成募金に合わせて、視覚障がいで生活に困っている方の相談や視覚障がいの生活用具の展示を帯広身体障害者福祉協会、北海点字図書館、帯広盲学校などの協力を頂き実施することができました。
9月末に参加した団体と話し合いを行い、来年は多くの団体・個人に参加していただき、多くの方に知ってもらうために十勝視覚障害者の会、くるみの会を中心に実行委員会形式での取り組みとなりました。今後には行政や医療機関、ボランティア団体に参加を呼び掛けることになりました。
11月12日帯広市役所8階会議室で行われた「Mottoおび広がるプロジェクト事業」でプレゼン提案しました。10万円でチラシ・ポスターなど宣伝費用、感染対策アクリル板など購入することにしています。この提案が採用されるかは3月にならないと分かりません。プレゼンは国井さんが作成し、鈴木さんが説明しました。二人とも熱が入った発表でした。採用されるといいですね。
プロジェクターでプレゼンしている様子の写真です。

【今年の予定をお知らせします】
新型コロナウイルスの感染拡大が収まりません。皆さんには感染対策など対策をとった生活をされていると思います。今回の感染対策としては、換気など空気感染に配慮した対策が大切と言われています。
今年のくるみの会の行事は無事終え、皆さんと年が明けてからの活動再開となります。皆様ご健康にご留意され、お会 いできますことを楽しみにしております。

10月末に行いましたくるみの会役員会で来年度の行事について話し合いました。
【ロービジョンケア十勝のつどい】
12月17日(土曜日)13時から
帯広市グリーンプラザ 会議室

くるみの会拡大役員会・新年会】
1月28日(土曜日)
※場所未定~感染の状況により判断

帯広社会福祉協議会からのボランティア養成講座の案内を同封しましたので、希望する方は12月1日(木曜日)までに久保(09016449366)にご連絡ください。
なお11月25日の締め切りの案内もあります。どうぞよろしくお願いします。
(文責 久保寧男)


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