くるみの会だより 第55号

令和5年3月25日発行 (2023)
【くるみの会の総会を行います】
新型コロナの感染拡大が収まりつつあり、マスク着用の緩和など今までの感染対策が変わりました。私たちは昨年感染が続く中に盲導犬育成応援、新年会、そして先日19日には十勝視覚障害者の会の第9回防災講座を行いました。
私たちが活動を始めることは、障がいを持つ方に、前向きな気持ちを持ってもらうことに繋がっているのではないかと思っています。これからも感染対策を取りながら活動を前に進めていきたいと思います。 4月26日(水曜日)夜6時30分より帯広グリーンプラザ会議室で総会を行います。
来年の行事のことなどみなさんと作り上げていくため意見を頂きたいと思います。
また総会のあとにはボッチャの研修を行うことにしています。ボッチャはパラオリンピックでの競技でもあります。先月ロービジョンケア十勝の集まりで視覚障害者が参加できるよう鈴や声掛けなど工夫をしながら初体験しました。白いボールは弱視の方には見えずらい、ボールの跳ね具合、床の固さなどなど???。でもみなさん楽しんでいたのは準備した私たちとしてはとても嬉しいものでした。
研修では競技を楽しみながら、視覚障がいを持つ方が楽しむための工夫を考えたいと思います。
総会と研修を楽しみに参加いただければと思います。
ボッチャの青と赤色のボールの写真です

【第24回くるみの会総会】
4月26日(水曜日)18時30分
帯広グリンプラザ会議室
議題 令和4年度事業報告・決算
令和5年度事業報告・予算他
研修はボッチャ競技の実践研修 参加する方は4月21日(金曜日)までに
橋本 080-6095-2326または
久保 090-1644-9366にご連絡ください。
なおアイマスクをご持参ください。

【第9回防災講座に参加しました 】
東日本大震災から十二年目。「天災は忘れたころにやってくる」自然災害は忘れたころに来るということわざは「戒め」として昔から語られています。
私たちは東日本大震災から毎年学びとして防災講座を続けてきました。いつ発生するか分からない南海トラフ地震、2月5日のトルコ・シリアで多くの犠牲者を出した地震など、その日に向け備えのため日々意識の中においておくことが大切だと講座の度に再確認してきました。
今回は防災マスターであり、救急指導員である。むらたまゆみさんに防災への備え、災害前、災害直後、避難所での過ごし方など具体的に学びました。
講師の方が説明している様子の写真です。ホワイトボードが見えています
【その中から幾つかご紹介します。】
① 災害用品で大切な水(お茶より期限が長い)と飴(塩飴)は体に必要な水分、塩分を補給できる。
② 避難ではブレーカーを落とす。消し忘れなどによる火災などの事故防止のため。
③ 家具が倒れたりの圧死などから身を守ります。スーパーで買い物中に地震が起きた場合、レジ付近は商品棚がないことが多いので、被害を減らすことができる。
視覚障がいの方は、見える方に比べ災害が起こっても状況が伝わらないという意見がありました。また周りの方に自分たちの存在を知らせるなどが日々の繋がりが大切です。
白杖を持つ男性が避難所で立ちすくんでいるイラストです
防災学習の機会は日々防災への意識を再確認する機会です。私は防災備品を整理せず、補充もしていないことを反省し、災害直後に必要な一次防災備品、避難生活が長くなった場合に必要なものと分けることから始めようと思いました。
防災備品を確認している様子のイラストです

【十勝旅の日程が決まりました】
9月17日(日曜日)に上士幌方面でのバスツアーになりそうです。まだ正式ではありませんがほぼ間違いがないと思います。
行先は昨年行けなかった上士幌町で、今はいろいろプランを検討中です。気球体験もしたいという声も出ています。上空で風を受ける体験は健常者の私たちもなかなか経験できません。まだ内容は決まっていませんので、アイデア募集中です。
熱気球の写真です

【会員のうえださんが札幌に転居しました】
4月からお母さんがいる札幌に転居することになりました。19日にはメールで札幌に向かうバスの中から「仕事がまだ決まらず、明日は面接です」としらせてくれました。
仕事の関係で活動に参加することが少なかったが、札幌でもくるみの会を続けますといっています。まずは札幌での生活が落ち着きますことを願うばかりです。

【くるみの会のイベント日程】
総会についてはお知らせしたとおりですが、近日に予定されている行事について
ロービジョンケア十勝の集い
4月15日(土曜日)13時から
帯広グリンプラザ、ロービジョンケア十勝の集い
緑ヶ丘公園散策 外出支援活動手伝い
(十勝視覚障害者の会)
5月24日(日曜日)10時から
帯広グリンプラザ玄関前集合 軽装で。
参加希望の方は、橋本、久保まで
(文責 久保寧男)


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