くるみの会だより 第59号
令和5年9月20日発行 (2023)
【爽やかな風、おいしい空気の中、多くの笑顔で旅を終えました】
心配された天候も、私たちを出迎えるかのように時々晴れ間も見せる中、旅を行うことができました。
今回の旅はコロナ禍で出来なかった4年ぶりの旅でした。
参加者は37名、盲導犬4頭、そして東京、埼玉、神奈川、札幌、千歳のグループも参加しての旅の再開には相応しい旅模様でした。
今回の旅はナイタイテラスから見える日本一広い高原牧場から見える十勝一円の展望、ドラマなつぞらの里での食事・買い物がメインでした。参加者は爽やかな風と、おいしい空気を満喫し、皆さん笑顔がとても素敵でした。
参加した皆様から、「また来年も参加したい」「家から外に出るのは久しぶり、ストレスが解消できた」「企画運営してくれた皆さんに感謝!」の言葉は13回も続けてきた私たちにはとても嬉しい言葉です。
この旅には盲導犬がレストラン、アイス屋、道の駅をユーザーと入店できるよう理解を広げるというサブテーマがありました。合理的配慮の広がりは十分とは言えません。上士幌町、利用する会社・店との話し合いでスムーズに利用することができたと思います。
【三浦さんからのメッセージ】
参加された皆さんお疲れ様でした。たのしかったですねぇ。
お天気に恵まれ秋の旅を満喫させていただきました。
ボランティアに参加されたみなさんお世話になりました。
【東京、札幌から参加された皆さんからのメッセージ】
とても楽しい旅に参加できて本当によかったです。旅の後はばんえい競馬、翌日は池田のワイン城と十勝を満喫した旅でした。
【盛況!目のこと何でも相談・体験会】
9月10日(日曜日)イトーヨーカドー帯広店で盲導犬育成募金活動等実行委員会が主催する「目のこと何でも相談・体験会」が行われました。くるみの会は事務局としてイベントの運営に携わりました。
春から準備に入り、帯広市の後援を受け予算もいただく形での開催となりました。
過去生活展という企画でいろいろな団体が入っての開催もあったようですが、今回のように視覚障がい者当事者団体、ボランティア団体が入っての開催は画期的であり、かなり注目されての実施だったと思っています。
実行委員会を開催しても、会議やLINEミーテングでも伝わりにくさもあり、多くの団体で実施する難しさも感じましたが実施日が近づくと皆さんから本気度を感じるようになりました。
終わった後は、「各団体が集まると大きな力が発揮できることを実感しました」「来年もやりましょう」との声も。
今後実行委員会を開き、来年度に向けて課題を出し合い、来年につなげていきたいと思いました。
募金総額200549円。全額、盲導犬育成募金に当日寄付をしました。
くるみの会の皆さんには二週続けてのイベントへのご協力に心より感謝申し上げます。お疲れ様でした。
【10月15日外出支援活動に参加しよう】
秋の十勝視覚障害者の会の外出支援活動は新しくできた帯広市総合体育館(よつ葉アリーナ)の見学です。
アリーナは障がい者への配慮もあり、使いやすい施設です。
最近では帯広市の福祉運動会も体育館内で行われています。
10時に体育館玄関前集合、上靴が必要です。サポートは4~5名は参加を依頼されています。
参加希望の方は10月7日(土曜日)までに久保まで連絡をお願いします。
090-1644-9366 (久保)
【11月12日とっさの手当て講習会で学ぼう】
私たちが外出支援サポート中に体調を悪くしたり、ケガなどもし起きた場合に、咄嗟の時に対応できるように始めた「とっさの手当て講習会」は今回も村田真弓さんのご厚意により講習会を開催できることになりました。
また会員の健康不安などの相談もできますのでぜひご参加ください。
11月4日(土曜日)まで下記へ連絡してください。
080-6095-2326 (橋本)
090-1644-9366 (久保)
【便り】
会員の高橋真理子さんが9月1日で函館への引っ越しの為、退会されました。
くるみの会の活動はホッとする場だった。
職場で辛いことがあっても会の方と話していると癒され、高橋さんには大切な場だったと言っていました。
皆さんによろしく伝えてくださいと話していました。
【写真あれこれ】
(文責 久保寧男)