くるみの会だより 第61号
令和6年2月25日発行 (2024)
【新しい年の活動が始動します】
今年は元旦の能登半島地震、羽田空港での衝突事故で始まり、激動の幕開けになりました。災害により被害にあわれた方、いまだに避難所で厳しい日常を送られている方の思いに共感するとともに、現地の方が一日も早く日常を取り戻すことができるよう願うばかりです。
さて昨年はコロナ禍で取り組めなかった会の活動が本格的ではありませんが、動き始めた年でした。もちろん最近でも新型コロナの感染は続いていますので、今年は十分注意しながらの活動になります。
私たちの活動は周りの障害を持つ方に元気でいてもらえるよう支援する活動です。みなさんと相談しながら、障がいを持つ方もボランティアの私たちもハッピーになる活動をすすめたいと思います。そのためにもみなさんの協力をよろしくお願いいたします。
【今年の総会を4月27日に行います】
弱視の会員もいて、明るい時間帯で行う方が集まりやすいという理由です。内容としては令和6年の活動と研修を行います。
会員のみなさんの参加をお願いいたします。
日程 令和6年4月27日(土)
13時30分から
場所 帯広市グリーンプラザ会議室(グリーンパーク横)
【今年の活動の中心の内容は】
1、第14回障がい者と十勝の旅
2、盲導犬育成募金活動、目のこと何でも相談・体験会
3、外出支援活動への手伝い(十勝視覚障害者の会)
4、高齢者・障がい者からの依頼による外出支援
5、JBOS(全国視覚障がい者外出支援連絡会)からのガイド依頼・支援
6、私たちの研修の場(総会での研修、とっさの手当など研修)
【くるみの会の新年会を行いました】
今年のスタートは福井ホテルで昼の日程で行いました。参加者は十名でしたが、久しぶりに会う会員、なかなか役員会には出てくることが困難な会員も参加してくれました。新年会も久しぶりで、山本さんからクイズや山口さんが考えてくれたゲーム、プレゼント交換のあと、久しぶりに和やかに懇談をすることができました。
会員も高齢になりましたが、毎日を何かに取り組むことが、元気に過せるコツと思います。
とにかく集まることができたことを財産にしたいと思います。
【視覚障がい者社会学級でガイドしました】
2月4日(日)に保健福祉センターで帯広市保健福祉課主催の腰痛・肩こり解消の運動教室がありました。視覚障がい者五名、ボランティア5名、一般1名の方の参加でした。
帯広市の講師・事務局の方が当日担当してくれましたが、腰痛・肩こりを予防する・改善するには「休養・栄養・運動」が大切で血行促進として入浴、水分(一日2リットルを目安)を十分に摂ること、大豆・緑黄色野菜などからビタミンE,青魚などからDHA/EPAなどの栄養、姿勢を正すこと、ストレッチと運動の話を聞きました。
講義の後は健康体操として、つまづき防止のためのゴムバンドを両足にしたり、ひざを高くあげるなどの運動をしました。みなさん足の裏にテニスボールでコロコロしたボールをお土産にもらいました。
みんなで会場の近くの店で蕎麦をたべたあと、会場を移動して図書館で行われた映画会のガイドをしました。この映画では図書館より視覚障がい者のガイドを依頼されていました。
映画は音声ガイド付きの「きみの瞳がといかけている」でしたが、映画は視覚障がい者を持つ女性との恋のストーリーでした。映画はとてもよかったです。(涙・胸キュン?)
会場には幕別町から参加された方もいて、くるみの会に入会をしてくれることになりました。とてもありがたいことです。期待に応えられるよう頑張りましょう。
【今年の盲導犬募金・目のこと何でも相談・体験会について】
昨年9月にイトーヨーカドーで行ったこのイベントですが、昨年秋に突然発表されたイトーヨーカドー帯広店の閉店報道で、運営主体である盲導犬育成募金等実行委員会で話し合いを進めた結果、場所と時期を分けて実施することになりました。
1、目のこと何でも相談・体験会
◆9月15日(日曜日)
◆十勝プラザ大会議室
2、盲導犬育成募金
◆9月8日(日曜日)
◆帯広駅エスタ前広場(ノースランドホテル側)
4月から実行委員会でどのような実施にするか話し合いを進めていくことになります。
実行委員会は十勝視覚障害者の会、ロービジョンケア十勝、北海点字図書館、帯広市身体障害者福祉協会、帯広盲学校、スポーツ・ボランティア団体により構成されています。くるみの会は視覚障がい者団体から頼りにされていますので、実働としての役割が期待されています。
(文責 久保寧男)