Manuel Rocheman ”White Keys”
(Nocturne NPCD513)
<アーティスト>
Manuel Rocheman(p)
Francois Moutin(b)
Louis Moutin(ds)
<曲名>
1.White Keys
2.Round Midnight
3.Not That Late
4.Le Ravin
5.Fast Memories
6.Caravan
7.You and the Night and Music
8.Intution
9.Bluesette
マニュエル・ロシュマンの2作目の「ホワイトキーズ」はフランスのジャンゴドール賞を受賞した作品であるが、賞を受賞してもしなくてもこのアルバムの良さは変わらない。
マニュエル・ロシュマンのピアノの音色はデビュー当時から最新作まで一貫して瑞々しい。特に彼のオリジナル曲「ファースト・メモリーズ」は瑞々しさに加え、軽やかさと緻密な音色を併せ持っており、途中でその表情をがらりと変える曲の展開に思わず息を飲んでしまう。
DIWから国内盤がリリースされ非常に入手し易くなったのが嬉しい。また、DIW盤は何度か聴き比べしてみたが、Nocturne盤より音質が向上しているように思えるのだ。