Francis Lockwood ”Nostalgia”
(KID Productions 590061)
<アーティスト>
Francis Lockwood(p)
Gills Naturel(b)
Peter Gritz(dr)
Aldo Romano(dr) A-5,B-4
<曲目>
A−1.Zeca
A−2.Waltz for Bill
A−3.Bird Song
A−4.Promenade au Zoo
A−5.The Last Knight
B−1.Nostalgia
B−2.Two in One
B−3.Vieille Ville
B−4.Too Much Coffee
B−5.So Tired
フランシス・ロックウッドというと弟でバイオリニストのディディエ・ロックウッドの方が恐らく有名であろう。国内ではジミヘンのカバーアルバムをリリースしたりと徐々に知名度を上げてきており、注目している方も多いであろう。
このアルバムはデビューから2枚目のアルバムであるが、欧州的美旋律とロックテイストな曲が上手くブレンドしている。その中で特によいのはドラムのアルド・ロマーノが参加している2曲。特に「トゥーマッチコーヒー」はフリー的旋律を交えながら崩れそうで崩れない絶妙な均衡感で、ラストでテーマに戻る瞬間のカッコよさは圧巻である。