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DIARY11



2月某週末


今年になってから色々書き物で忙しく、休みの日でもなかなか外に出る機会が少ない。
オーディオも音楽を聴くためでなく書き物のためにスイッチを入れる始末だ。

「息を抜かねば〜」

と、言って音楽を聴く気にもなれないので「食」に走る。
「いいから、俺作るから」 と、台所を占拠。

男子の料理は味付け単純。基本的に塩&コショウ。それにケチャップとソースがあれば言う事なし。
という訳で、左:オムライス 右:お好み焼き

 

料理もだいぶ慣れてきたが、レパートリーは全然増えず。もちょっと精進せねばー


2月14日(火)


  2月14日は言わずと知れたバレンタインデー。

  長い間「義理」オンリーであったが、ここ数年で状況も変わったものだ。

  で、今回は甘味3点セット。
 白い袋はGODIVA。こいつは初めてだ。手前のスティック状のものは
 お気に入りのチーズケーキファクトリーの「チーズバー」。これは大好き♪

  「むむっ? この赤い袋はなんだろう?」




 ← 出てきたのがコレ。

  柿の種にチョコをコーティングしたのはたまに見るが、ホワイトチョコを使っているのは初めて
 お目にかかる。
  柿チョコが相方の大好物というのは周知の事実。
  
  「あっ、食べる気満々だな…」

  案の定、減る速度が2人分の速さなのでした。



2月19日(日)

M&Iのインタープレイのライナー、ジャズ批評の記事等々ここのところ締め切り続きだが、moonksでまた違う書き物
を進めている。

出るか出ないかは別にして、各人が1975年以降の作品の紹介文を作っている。
その数500枚。一人当たり83枚位。
今回は単純にアルバムの感想を書くだけでなく、アーティストの経歴や関連作品の記述が必要となるのだが、これが
想像以上に大変!情報の無いアーティストが多いのなんの。

この時点で自分の分はほとんど進まず…かなりヤバイ状況ナリ。

 

上の写真は、各人のリストのチェックとジャケットのスキャナー撮りの様子。
果たして何時まで続くのか、この状況は〜


3月18日(土)



  懸案となっていた原稿の締め切り(3月12日)も無事間に合い、ホッと一息。
  細かいチェック&書き直しはあるかもしれないが、本当に久しぶりに晴れやかな週末
 なのだ。

  そんな訳で3ヶ月ぶりに「メグの会」に出席したのでした。見慣れた顔もあれば、初め
 て見る方もおり実に様々な方が自慢の一枚を披露する。

  今回はスペシャルゲストとしてボーカルの中谷泰子さんがメグに見えられたのだ。
 megの会の平井さんも一押しのボーカリストで、3月20日新作「Amor」が発売になる
 とのことだ。ちなみにライナーは寺島さんだ。







 今回のmegの会ではビックリ事が2つあったのだ。

 一つはラサーンさんが4月からなんと大阪に転勤になるとのこと。単身赴任ということで
生活環境も変わるでしょうが、是非神戸の永野くんと遊んでくださいませ♪

 もう一つは仙台からGACCHAのメンバーお二人がお友達と一緒に吉祥寺でのライブ
帰りにメグに立ち寄ってくれたのだ。急の来店にメグの会に参加していたmoonksの前泊さん、大河内さんもビックリ。最後に記念の一枚をパチリ♪
 ちなみに左から3人目がGACCHAの「Redさん」、右から2人目が「Pinkさん」なので
した♪


5月5日〜7日


随分更新が滞ってしまった。とほほ〜
HPの更新の仕方も忘れそうである。
あんまりネタもなかったので、一気に5月までジャンプして追いついてしまおう。

ゴールデンウィークは前半は仙台・山形に行ってきて、後半は相方と鎌倉に足を伸ばす。



鎌倉は自分よりも相方の方が遥かに詳しい。
行きたい場所、お店をほいほい探してくる。

←この写真。北鎌倉にあるシチューで有名なお店「去来庵」

前回鎌倉に来たとき、店まで行ったがあいにく閉まっていた
のだ。

さすがにゴールデンウィークで有名店ともなれば行列も凄い〜。
なんと1時間待ち!!店の前を通り過ぎる観光客も「あの行列
凄いねー。」と声を上げている。




で、注文したビーフシチューがこれ…



パッと見ると量少なめに見えるが、実際食べてみるとこれが意外と食べ応えありで、なかなか減らない。
ベーシックな味だが、肉も具も大きくいい感じ。
テーマパーク並みの行列は玉に傷。それ以外は合格点なのでした。

食事の後、鎌倉に移動し、鎌倉帆布巾というお店で前から目につけていたカバンを
購入。チト嬉しい。

たが、どこに行っても人また人。小町通りは浅草の仲見世のような賑わいだ。
極めつけは江ノ電。江ノ島まで行こうとしたが、鎌倉から江ノ電に乗ろうとした観光客が駅をはみ出て
駅外のローターリーをぐるりと回って列をなしている!!

さすがにこれは断念。さっさと宿に移動したのでした。


泊まったのは鎌倉から15分位のところにある。
「一乗庵」という宿。

事前に仕入れた「散歩の達人」にも紹介されており、知る人ぞ
知る宿なのである。

ちなみにこの宿、築80年もする由緒ある建物なのである。
話し好きのご主人も愛想良く、なんか親戚の家にでも遊びに
来た感じである。



写真には撮らなかったが、翌朝の朝食は海の幸がふんだんに使った豪華なもので、この旅一番の
ご馳走といってもいい位の美味しさなのでした。

翌日もいい天気。宿の近くの光明寺付近を散策する。

 

天気は良いが、少々お疲れ気味。あまり無理せず、早々に帰路に着きました。
次は人の少ない、しっとりとした鎌倉を満喫したいものである。

5月28日



一人暮らしの時は部屋の模様替えを頻繁に行っていたものである。

今の所に引越ししてからはしばらく様子を見ていたのだが、懸案となっていた
ソファーの購入をきっかけに少しオーディオの配置を変えようと試みる。

それにしてもオーディオの模様替えは大変。
ラックこそキャスター付きなので、ほいほい移動できるがスピーカーの移動は
一苦労。スピーカースタンドなんかは1本で30kg近い重さがあるのだ。





ソファを置いたときにスピーカーのセンターにするため、今までセンターラック
だった配置だったのをスピーカーの間にディスプレイを置き、オーディオラック
をスピーカーの向かって右脇に持ってきたのだ。

本当はスピーカーの間にディスプレイを置くのはあまり好ましくないのであるが、
現時点ではこれがベストであろう。





ソファーを置くとこんな感じ。
今まで椅子らしいものが家になかったので、ようやくゆったりと音楽を楽しむことができそうだ。

 


5月29日


グレゴリー・ファインというロシアのピアニストがお気に入りである。

一時期店頭に結構な数のアルバムがならんでいたのだが、ここの
ところ姿を見せなくなっていたのだ。

最近何枚かのアルバムが少量ながら入荷されたという情報があ
ったのでお店に様子を見に行ったところ、「Happy Bluesday」
のジャケット違いのCDが入荷していたのである。

写真の左側は1999年にロシアのbohemeというレーベルから
リリースした仕様で、右側が2004年に再プレスされ、今回入荷した
ものである。再発盤はbohemeからのリリースではなく、セルフ
リリースのようだ。

内容は同じであるがこういう差異はマニアにはたまらないであろう。




6月17日

久しぶりのオーディオネタである。
今の家に引越してからDVDを見る機会がかなり減ったこととスピーカーの配置にあまり自由度がないため、これまでセカンド
システムとして使っていたYAMAHAのAVアンプ DSP AZ1 を売りに出し、代わりにメインのバイアンプに使っていた
CHORDのSPM600をセカンドシステムにあてがうことにし、それに組み合わせるプリアンプを探していたのだ。

これまでメインシステムは同じCHORDのSPM1200Bと600のバイアンプでスピーカーを鳴らしていたが、どうしてもバランス
が取れず、1200Bのシングルアンプの方が自分好みの音なのである。
あと、AVアンプは型落ちが早いので今のうちに見切りをつけた方が良いと判断したのでした。




プリアンプにあまりお金もかけられないので中古品をネットで方々探したところ、
タイミングよくYAMAHAのパッシブアッテネータ 「YPC−1」が見つかったのだ。

マランツの小型プリアンプのSC−23等候補はあったのだが、あまり出物が多くない
パッシブアッテネータに転んでしまったのでした。

写真では判りにくいが、ピアノブラックで非常に綺麗な仕上がりで、作りもしっかり
している。




とりあえずサブシステムは現状こんな感じになっている。レコードはフォノイコライザーがないので今のところは飾りである。
今後メインシステムにあるLUX製のパッシブアッテネータとの比較やプリアンプを通さない場合との比較等、今後の楽しみ
が増えたのである♪




6月17日(2)

毎月第3土曜日は恒例のmegの会。
最近は新しい顔ぶれも増え、自分も古株になってきたと実感。

写真は会長の今駒さんであるが、今回はシャツのボタンの留め方で
大盛り上がり。
会長が寺島さんに曲の感想を聞いたところ…

「そんなことよりも素晴らしいのは、会長のシャツのボタンの留め方。
2つ目のボタンを留めないのはポロシャツの襟を立てているのと同じ
位勇気のあることだ〜」

もう、JAZZそっちのけである。




今回のmegの会には遠方より友アリ。

写真の左はHP、「GACCHA」を主催している t−jazzy さん。
仙台からわざわざ来てくれたのだ。
GACCHAはメンバー5人が毎月1回、各人のお勧めCD・レコード
を紹介しており、6月の更新でHPの立ち上げから1周年とのこと。

1周年記念ということで、moonksのメンバーも各々寄稿しているので
是非御覧くださいませ♪


t−jazzyさんは、東京のJAZZ喫茶はmegが初めてとのこと。
次に東京に来るときはmeg以外のJAZZ喫茶も是非連れてってみたいものである。

6月24日

 

第4土曜日はこれまたおなじみの新譜試聴会。今回の山本さんのお相手はmoonksの大河内さん。

大河内さんは最近特に日本のJAZZいわゆる「和ジャズ」に熱を上げており、「JAZZ批評」の和ジャズ特集
にも寄稿しているのだ。
自分もJAZZ聴き始めのころはあまり気にしていなかったが、70〜80年代あたりの作品は恐ろしいほど
クオリティが高いものが多い。
紹介した中で特に気に入ったのは写真右の田中武久の「I habe been born」というアルバム。
なんでも近々CDで再発されるとのことなのでとても楽しみである。

6月25日

またまた模様替えである。

 

左:模様替え前、右:模様替え後。

スピーカーの間隔を広げて、レコードプレーヤーが載っているラックをその間に入れたのだ。
以前はオーディオラックを2つともスピーカーの間に入れた時期があったが、5段のラックを間に入れると圧迫感
が大きい。その点、テレビとほぼ同じ背丈のラックの場合は見た目もすっきりするのである。

音場の広がりもこの配置の方が良く、総じていい感じである。当分はこの配置かな〜

さて、ここに登場する三つの機器…

    

左 : パッシブアッテネータ YAMAHA YPC−1
中 : パッシブアッテネータ LUX AT−3000
右 : プリアンプ        PASS X1

共通点はボリューム調整機能を備えていて、入力切替があること。プリアンプだけは電源回路を持っている点が違うのだ。
「アッテネータ」はボリューム調整機能で、電源回路がないので「パッシブ」。2つ足して「パッシブアッテネータ」なのである。

CDを例にしてつなぎ方を簡単に示すと…

CD ⇒ プリアンプ ⇒ パワーアンプ ⇒ スピーカー

となる。
ところが現状、上のつなぎ方だとプリアンプのボリュームを最小に絞ってもかなりの音量がでるため…

CD ⇒ パッシブアッテネータ ⇒ プリアンプ ⇒ パワーアンプ ⇒ スピーカー

として、ボリュームを調整する目的でパッシブアッテネータを導入しているのである。

そうすると気になるのが、CDとパワーアンプの間にパッシブアッテネータだけにした時の音の良し悪し。
今まで使っていたプリアンプより音が良かったらどうしよう…ということである。
で、CDとパワーアンプの間に3つの機器をそれぞれ接続して同じCDをかけて聴き比べしてみました。

おおまかな感想は…、

<YAMAHA>
カラっと明るい音色だけど、どこか奥行き感が無く平板な感じ。上下の伸びは必要十分で解像度は高く
クリア系と感じた。

<LUX>
響きが深く、低音の沈み込みもいい感じ。解像度ではYAMAHAの方が良いかもしれないが、個人的
には好みの方向なので問題なし。

<PASS>
傾向はLUXと似ている。ただ音数が格段に増えた感じで、一音一音に重層感、深みのようなものが感じ
られる。

あと、PASS&LUX と YAMAHAとの大きな違いは音の「風合い」。
言葉では上手く表せないが、前者は「麻」のようなひっかかり感のある音に対し、後者は「化繊」のような
どこかツルっとした感じがするのである。この点が好みの大きな分かれ目であろう。

自分の好みはPASS>LUX>YAMAHAといったところだけど、YAMAHAが著しく劣っているという訳
ではなく、上手くキャラを生かすところにあてがえば実力を発揮するだろう。

オーディオでは生かすも殺すも、要は組み合わせ。
口で言うのは簡単であるがいざやってみるとこれが難しいのであるが、オーディオの醍醐味でもあるのだ。

7月4日(火)



 平日しかも火曜日は忙しく、普段は仕事帰りに寄り道はなかなか
できないものである。

 そんな中、吉祥寺のジャズ喫茶megの火曜日恒例のイベント「人間
ライブ」に神代さんが登場!
 今回はmegで普段使っているパワーアンプをN&S社製真空管アン
プに変えたり、後半ではプチ藝術家・アカシモモカ嬢のライブありと、
イベント目白押しなのである。

 これは行かねばと会社終了後、吉祥寺に向かう。






  



 上の写真の左側はi−podを装着しそのまま聴く事ができる真空管
アンプ。当日は展示のみだったが製品コンセプトとデザインが秀逸。
手軽なi−podを使う方が本格的なコンポーネントを使うかどうかが
分かれ目であろう。

 写真右は当日megで使用したパワーアンプ。やや穏やかな印象の
音色で、神代さんが得意とするボーカル物のアルバムではなかなか
よい雰囲気でした。

 途中のモモカちゃんのライブはピアノではなくピアニカを使っての
弾き語り。
 「普段あまりJAZZは歌わない」という彼女が歌った曲は「He’s Funny
 That Way」。ちょっとアンニュイな感じな歌い方がいい感じでした♪



7月8日(土)

 
 この日はPCMの収録日。自分の番の収録なので半蔵門の
ミュージックバードまで当日かけるCD片手に出勤する。

 今回はピアニストのフランシス・ロックウッド特集。国内では
まだそんなにメジャーではないアーティストながら実力は申し
分なし。CD化されていない音源からの紹介もありなので、
PCMを聞ける環境の方はお楽しみあれ。

 収録後、前泊さんと渋谷のジャズ喫茶「JBS」に立ち寄る。




  


 上の写真の左はお店で使っているスピーカーで、アルテック
社製のカーメル。ちょっとレトロな雰囲気漂う佇まいがいい感じ。
 右はレコードプレーヤーでトーレンス製のTD124。割と古めの
機器であるが、SMEのトーンアームと相まって実に魅力的だ。
これは正直欲しいかも。

 お店はレコードオンリーで、その数は店主も把握できない位
とのこと。カウンターの裏側も未開封のレコードがぎっしりなのだ。


その時お店でかかっていた音楽は70〜80年代のJAZZが中心であるが店名の「JBS」はジャズ、ブルース
ソウルの頭文字なので、ジャズという括りに囚われないいろんな音楽が楽しめるそうだ。
居心地もすこぶるよろしいので、機会があればまた足を運んでみよう♪


7月29日(土)


 この日は久しぶりのお呼ばれ。と、言いつつも今回の主役はうちの
かみさんで自分は同行者なのである。9月に若林さんがmegで映画
音楽とジャズに関するイベントを行う予定があり、そのイベントについて
映画好きのかみさんにお話したいとのこと。

 久しぶりにお邪魔したら、スピーカーがパイオニア製のものに変わっ
ている!そういえばソファやテーブルの配置も微妙に変わっている。

 開放感のある広々としたリビングで、割とボリューム高めに聴く音楽
とっても心地よい。かみさんも「これくらい良い音でボリュームも大きめ
で家で聴けたらいいなー」と関心してました。




 



 若林さんの料理の上手さはほとんどプロ並かそれ
以上。味もさることながら器や盛り付け方も感心する
ことしきりなのだ。

 最近厨房に立つことの多い自分もついつい、出さ
れる料理のレシピを聞いてしまう「ふむふむ、なるほど」
とうなってしまう。

 この後さらに食卓乗り切れないくらいのおもてなしで、
二人は大感動!はしたないとは思いつつもお腹一杯
ご馳走になってしまいました。

 肝心のイベント方は9月17日(日)の予定で、若林さん
の他にかみさんも登場する予定なので、皆様是非足を
をお運びくださいませ♪


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