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DIARY6

<9月5日(日)>

8月28日(土)


第4土曜日は毎月恒例の新譜試聴会。今回ディスクユニオンの山本さんの相手をするのはmegの会の後藤さん。実は先週まで山本さんの相手が決まっておらず急遽司会を務めて頂く事になったのだ。それにしても1週間で選曲してレジメを作って…となるとなかなか大変なことだ。


開始当初参加者が4人といささか寂しい様相でしたが終盤には結構な人の入りになりホッと一安心。





今回紹介したアルバムでベストのジャケットがRebecca Martinというボーカリストのアルバム。歌い方はどちらかというとノラ ジョーンズのようなポップステイストで肩肘張らず楽しめるという感じだ。内容よりもジャケットを楽しみたい。


今回のベストは日本人のベーシスト 安ヵ川大樹のベースソロアルバム「Let My Tears Sing」。ベース1本で曲を構成するのはさぞかし難しいと思うのだが、チャップリンの書いた名曲「Smile」を実に情感たっぷりに演奏するのだ。なかなかお薦めの一枚。





8月29日(日)



またまた連日のmeg通い。今日は恒例のmegの会vs元気亭の対抗戦の第4回目。

3連敗の元気亭側は背水の陣。

今回第3回戦の曲対決で「ラウンド ミッドナイト」で参戦するものの、またしても敗戦。ここ最近対戦系イベントでは勝ち星から遠ざかりすぎ。


上手くいかないものである。







さてさて勝負の結果は予想外の差がついて元気亭側の大勝利。

花村さんも大喜びでした。

恐らく年末に第5回目があると思うので、次回は美味しい酒が飲めるように頑張らねば。








9月4日(土)



今日は久しぶりにオーディオ系の友達が遊びに来ました。ひゃおさんとYさんのお二方。

最近Afuturaの仲間内でMITの電源ケーブルが大ブレイク。ならば試してみようということで、ひゃおさんが1本、Yさんが2本持参してくれました。これは楽しみである。

昼食をとった後、自宅に移動します。
まずは持参して頂いたCDを聴いてもらいましたが色々と気になる点はあるようです。
いよいよ実験。色んなところに持ってて頂いた電源ケーブルを挿してみます…





1.CDトランスポート

2.CDトランスポート&DAC

3.CDトランスポート&プリアンプ&パワーアンプ

4.CDトランスポート&DAC&パワーアンプ

5.レコードプレーヤー



MITに感じた特徴は「密度感」と「音の張り」ところが最初は副作用としてどうも音色が滑らか過ぎて面白くない感じがするのである。そこでひゃおさんが気づいたのはジッター低減ユニット「クロノス」の接続方法と電源の取り方。
自宅の場合、CDトランスポートからRCAの同軸ケーブルでクロノスに接続すると何故かデジタル信号がロックしない場合があり、CDトランスポートから2又プラグでケーブルを2本出し、一方をクロノス経由でDACに接続し、もう一方を直接DACに接続します。




ここの接続をシンプルにした方が良いとのことで、2又プラグを取り外し直接つなぎます。今回は何故かすんなりロックしました。あと電源もひゃおさんが持ってきたSAラボ製のケーブルに替え、タップから直接給電しました。

〜♪

この変化は大きく、ようやくMITの本領も発揮したように感じます。一箇所の弱点がシステム全体に影響を与えることを改めて認識しました。

出てくる音は今まで聴いたことの内容な音数のぎっしり詰まった、勢いのある音色で明るくなりすぎず渋さもありかなりイイ感じです。お客様お構いなしで手持ちのCDを夢中になって聴いてました。


最後にレコードプレーヤーへの給電ラインにMITを使ってみます。

〜♪



レコードへの給電というと回転系なので音に影響があるのか?と考えがちなんですが、やはり音は変わります。MITに変えると中低域、特にサックスの音色なんかがかなり充実します。オーディオは不思議ですね。

ようやく安定したと思ってた自分の所のシステムもまだまだ使いこなしの余地があるというこを思い知らされました。MITの電源ケーブルは確かに魅力的なアイテムです。自分の場合はDACに使った時の効果が一番大きかったでした。これは買って使いこなす価値はありそうです。

おりしも夕方から大雨になってしまいましたがひゃおさん、Yさん、遠いところお越しいただいてありがとうございました。




<9月18日(土)>

9月10日(土)






前日は仕事で仙台に出張。会議などなどで、東京に帰るのは翌土曜日に。
東京とはうって変わって肌寒いくらいの天候でした。

仙台では毎年「定禅寺ストリートJAZZフェスティバル」という恒例のイベントが催されていて今年は10日と11日の2日間ということで、せっかくなので市内散策を兼ねて見て回ることにする。

「ストリートJAZZフェスティバル」ということで、仙台市内のいたるところでアマチュアミュージシャン達の演奏が繰り広げられている。アマチュアといってもあなどるべからず。なかなかイイ感じの演奏が多いのだ。

演奏の内容はジャズに限らず民族楽器による演奏やゴスペルなどジャンルは豊富。近年ではロックの部門もあるようだ。フェスティバルのネーミングはあまり気にしないことにしよう
(´ー`)




  


9月11日(日)






今年の東京の夏は暑かったのなんの。連日の猛暑とあっては飲むものは自然とビールなどすっきり&爽やか系ばかり。

9月に入り残暑は多少続くもの朝晩などは秋の気配をちょこっと感じられるようになってきたのだ。ということで、久しぶりに焼酎ネタ。今回のお買い求めの一品は鹿児島の芋焼酎の「晴耕雨讀」(せいこううどく)。非常に滑らかな口当たりと重厚な味わいがとてもイイ感じだ。これはお薦めかも。






で、もう一つ食べ物ネタ。

これまた久しぶりに甘味のお店に行ってきました。場所は国立の伊東屋というお店。国立では老舗の洋菓子店とのこと。

手前の丸いのは「ピュイダムール」という名前で、シュー生地にカスタードが入っていて表面にカラメルのパリパリしたのが乗ってるの。甘さ控えめでなかなかイイ感じ。ベークドのチーズケーキはあっさりとした上品な味わいだけど、もう少し濃厚さとしっとり感が欲しい。やはり自分には安チーズケーキがあってるのだろうか?



9月15日(水)


9月4日の日記にも書いたけど、オーディオの仲間内でアメリカのMITの電源ケーブルが熱い。自宅で聴いたときも「密度」と「勢い」のある音が非常に好ましいと感じたのでした。

で、直前にマグナムAC1を購入した出デンさんから教えてもらったサードウェイブという販売代理店に何種類かの電源ケーブルの在庫を確認したところマグナムAC2が2本あるのみで、それ以外の商品は10月中旬の納品とのことだったので、

ことだったので…

AC2を2本発注してしまいました。大出費ナリ。

 

で、サードウェイブの主催者である佐々木原さんという方が思いもよらず近いところに住んでいたので、直接商品を受け取りに行きました。さすが会社を興す方だけあって商品の、特にMITにかける情熱は熱く、MIT社の製品コンセプトなど面白い話を一杯聴くことができました。

平日は帰りが遅くあまり大音量で聴くことができないので聴き較べは週末になりそう。ただCDトランスポートとDACに挿した状態では低音量ではあるものの、音の張りや高域の特にシンバルの余韻等はハッとする場面が多々感じられたのだ。

しばらくエージングを続けることにしてお楽しみは3連休に取っておく事にしよう。


9月17日(金)




丁度2ヶ月前から、megの会の仲間内で1985年以降の新世代のJAZZを紹介すべく6人が一人25枚づつ計150枚を紹介するという形で冊子を作ろうと活動を続けてました。

こういう企画には携わりたくても携われないものであるが文章を書くということは辛くもあり楽しいものでもある。











で、この日ようやく完成したので完成祝いということで有楽町に集合。ビール飲んでワイワイと楽しい一時でした。

ネットとは違い実際に活字という形になるとまた別格の感があるものだ。今回は6人が6人ともそれぞれの個性を生かした選曲となっており、読んでてとても面白い。











どのように世に広めるかはこれからだがそのうちどこかでお目にとまる日がくるかもしれないです。

取りまとめや印刷をしてくださった大河内さんには大感謝です。









9月18日(土)

9月も後半に差し掛かろうとしているのにまだまだ残暑厳しい。小学校の社会の時間に世界の気候のお勉強があったが、なんか日本が熱帯気候化してるようだ。

さてさて、第3土曜日は恒例のmegの会。今年に入って仕事がダメダメなだけに週末のイベントはありがたい。



今回の和田会長の選曲は「ダークアイ」。

いつもどおり3曲をかけたがお世辞抜きでどれもイイ!周りの方々も同様に今回かかったアルバム全てを評価している。さすが会長、芸術の秋に入って益々本領発揮か?

自分の番では、先日完成したJAZZ冊子をついでに紹介。10月31日に冊子関連のイベントをmegで行うので乞うご期待である。









写真は当日かかったアルバムでジャケットが一番キュートなVera Lynnのアルバム。こういうジャケを部屋に飾ると部屋が明るくなりそうだ♪







9月19日(日)

今週も連日megでイベント。


今回は「人妻Aさん」こと若林さん(写真右の青いドレスの方)のイベントで、お題は「ジャズとシネマの世界」。

映画音楽におけるJAZZを取り上げるのだ。ウェストサイドストーリーのクールからイベントはスタート。今聴いても全然古く感じることはなく、抜群のドライブ感は新旧2枚のアルバムをかけたがどちらも同じでカッコよい!その後も処刑台のエレベータ等、盛りだくさんの内容だ。






途中、映画のワンシーンからそのタイトルを当てるクイズを行う。写真はそのワンシーンを演じた寸劇で、「前日、台本が送られてきたんだよ〜」と言ってた花村さんもノリノリの一幕。

会場からはやんやの喝采だ(´ー`)






後半はアンプ製作でも名高い柳沢正史氏も参加し、トークに彩りを加える。また、若林さんお得意のJAZZピアノもご披露。とてもお見事な演奏でまたまた大喝采。


最後の花束贈呈まで、本当に内容盛りだくさんのイベントは無事終了。参加した皆さんも大満足なのでした。



9月25日(土)

9月のこの時期は毎年オーディオショーが重なるのだ。インターナショナルオーディオショーが行われている東京国際フォーラムの隣の東京交通会館ではハイエンドオーディオショーが同じ期間で開催されている。

インターナショナルオーディオショーが高級外車のショールームとすると、ハイエンドオーディオショーはガレージメーカーの展示会といった風情である。

展示している機器の中で気になったものを紹介しよう。



写真左は今年のインパクト大賞と言っても良いクボテックのスピーカーの「HANIWA」。

埴輪というよりど根性ガエルの「ぴょんきち」か世界最大の花「ラフレシア」のようだ。残念ながら音は聴けなかったが聴いた方の話によると外観のインパクトに反して至って普通の音とのこと。

写真右はシャープのデジタルアンプ。シャープというとあまりオーディオというイメージではないが、デジタルアンプを主体にこつこつと製品展開を行ってきている。スタイリッシュなデザインの製品が多い中この製品はきわめて保守的なデザイン。普及価格帯の製品のようだ。





写真左はZandenのCDトランスポートModel2000。昨今はSACDやDVD等がかかるユニバーサルプレーヤーが主体なデジタル機器の中でCD再生専用の機器は今や珍しい存在かもしれない。それにしても惚れ惚れするような美しい造りはとても魅力的。

写真右はコニシスのアンプ。真っ赤なフェラーリではないがそのカラーリングと薄手の筐体がカッコよい。海外の製品と見まがうような一品は大手のメーカも見習って欲しいものだ。


駆け足でハイエンドショーを見た後は第4土曜日ということで吉祥寺に移動して新譜試聴会に参加する。
今回はディスクユニオンの山本さんとmegの会からはSさん(本人希望で名前と顔は内緒)と下田さんが司会進行。





Sさんは得意のイタリアJAZZを中心に幅広い選曲を、下田さんはmegの会の時と同様に個性的な選曲だ。
今回は3人ともなかなか良いアルバム揃いで参加してた方も皆満足

その中で個人的なベストは

Ernst Glerum
「Omnibus ONE」 (FAVORITE 2)

クラシカルなバスのジャケットがイカシテル。
演奏はJason Lindnerに通ずるようなダイナミックに展開する曲が魅力的。トラッドなJAZZとは一味違う作品だ。




10月3日(日)

暑い夏が過ぎ去って、今年も早10月。
週末はずっと雨模様だ。けど、部屋に閉じこもってばかりでは気持ちも沈んでしまう。
ということで、雨脚も強い中出掛けることにした。

吉祥寺に「くぐつ草」という老舗の喫茶店があるそうだが、そこのカレーが有名とのこと。丁度昼時なのでカレー目当てでお店を探す。

「あった〜♪」

吉祥寺パルコの程近くにありました。

 

まるで洞窟のような地下への階段を下りていくと、ずっしり重い鉄製の扉があり(力を入れないと開かないくらい思いのだ)、そこを抜けるとこれまた秘密基地のような店内へ。





写真は座った位置から入り口方向を写した写真。
店内方向はお客がいっぱいいたので写真は自主規制。

店内は薄暗く、それがかえって居心地が良いのだ。






で、くぐつ草カレー。

上品な喫茶店のカレーなので、量の方もお上品。

けど、味の方は評判どおりなかなかのもので、ぴりっとスパイスが効いた味わいがイイ感じ。

あっというまに平らげてしまいました。ウマ〜







お店を出た後、パルコに出展した何でもアリの書店「ビレッジバンガード」の吉祥寺店に行ってみた。

店の中はジャンルを超えた不思議な品揃えで全然飽きない。そこで見つけたのがこれ。

どう見ても CANNONBALL ADDERLEYの「SOMETHIN' ELSE」なのだが、これは手帳なのである。かなり薄手なのでそんなに書き込むところは多くないが値段も600円弱とお安く、デザインも含めて最近のヒットである。







10月5日(火)

朝日新聞の多摩地区版で紹介されて、ますます絶好調の火曜日恒例「人間ライブ」。今回は水道橋のレコード屋「ルートレコード」の大原店主がホスト。

仕事の都合で、途中からの参加になったが、さすがレコードのプロ、次々と素晴しいアルバムを繰り出してくる。

なんでも、今回紹介したアルバムはイベントに参加することが予想される方にふさわしいアルバムを個々に選盤したとのこと。





大原さんは私も今回のイベントに参加することを予想していたそうで、そんな私のためにPete Malinverniの「Don’t be Shy」を選んで頂いたのであった。

このアルバムはCDでは持っているもののLPで見るのは初めて。素敵なアルバムを紹介して頂いて大変光栄である。



素敵なアルバム…というと今回かかった中で Dodie Stevensのこのアルバムを御覧あれ。



こんなキュートなジャケットはめったにお目にかかれないものだ。
参加者全員、特に男性陣は大絶賛!

売値も相当の値段とのことで、正に「高嶺の花」なのである。



10月10日(日)

台風一過、ということで本来は雲ひとつ無い日曜日…と思いきや、しとしと小雨降る肌寒い日でした。
前日は台風の暴風雨のため全然外に出られなかった代わりに、今日は夕方から吉祥寺megでまたまたイベント。



今日のお題は「秋によせて…」ということで、”秋”にかかわる名盤の持ち寄りと特別ライブとしてピアニストの安井さちこさんの演奏があるのでワクワク気分で吉祥寺へ移動。今回は元気亭・花村さんプロデュース。司会は「司会が趣味」と語ってはばからない平井さんが担当。名コンビである。

イベントは3部構成で1部は「秋に聴きたい曲」の持ち寄りレコードのお披露目大会。2部は安井さちこさん特別ライブ。3部は「枯葉」で花村さんと対決という内容。



第一部での人気ナンバーワンはZoot Simzの「Cookin’」の枯葉でした。名盤として、はたまたレア盤として誉れ高いアルバムなのである意味当然の結果か?

で、お楽しみの安井さちこさんライブ〜♪
メンバーは…



安井さちこ(p)、佐瀬正(b)、小島勉(dr) の御三方(ピンボケ気味の写真はご愛嬌)。


休憩あけの「枯葉」の演奏に某ビッグバンドでトロンボーンを吹く、元気亭常連の田中さんが参加。さすがバンドに参加している猛者だけあって演奏もバッチリ決めてくる。今回演奏した曲は…

1.The Day of Wine and Roses
2.The Gift
3.Body and Soul
4.Candy
5.CLEOPATRA'S DREAM
(休憩)
6.Autumn Leaves(Piano trio+tb)
7.Fry to the Moon
8.Autumn Leaves(Piano Solo) 





どの曲も、キリッとしたテンションと勢いがあり、アドリブパートが終るたびに聴衆からやんやの喝采が上がる。
ラストの1曲はPianoソロのしっとりとした演奏でmegにいた一同ほれぼれするような名演奏はさすがプロ。おみごとでございました。

演奏終了後、安井さんのファーストアルバムの即売があったので、迷わず挙手して即購入。サインももらってなおさらニッコリ(´ー`)。







第3部は「枯葉」対決。ただあまり時間がなかったので駆け足での対決に。自分もイギリス人ピアニストGeoff Ealesの枯葉で参戦。ポイントでは負けたものの何故か花村さんと対戦者2名分の点数較べになって、まんまと元気亭のお食事券ゲット♪また蒲田まで足をはこばねば。

最後の抽選会ではHelen Merrillのベスト盤をゲット。これも嬉しい♪
なんか今回はイイ事尽くしのイベントでした。台風一過のじめじめ天気を吹き飛ばすようだ

(写真は本日一番のジャケット。Buddy DeFrancoのアルバム。やはりレコードジャケットは芸術ナリ)



10月16日(土)

10月も半ばに入り、東京地方もめっきり秋めいてきたのだ。
オーディオ好きの方は季節の移り変わりに敏感である。その心は…

「アンプの放熱が心地よくなってきた♪」

案外、切実な問題なのである。

さてさて第3土曜日は毎度おなじみ、恒例の「megの会」の日。
いそいそと吉祥寺に向かう。


今回の和田会長の聴き較べのお題は「Angel Eyes」
この季節にピッタリなしっとりした曲である。

ホーン入り、ピアノトリオ等バラエティに富んだ選曲には毎度頭が下がる。

今回のベストはBud Shankのワンホーンカルテットの演奏。
スイングジャーナル誌でリクエストを募ってリリースした企画モノではあるが、なかなかの好演なのでした。





穏やかでしんみりした演奏が続いたので、会員の面々もついつい真剣になって聴きこんでしまう。

と、後方の常連さん席がワッハッハと妙に盛り上がってる。
震源地は「機長」坂上氏&「管理人」今駒氏。

居心地の良い雰囲気と特上のJAZZでついつい酒も進んでしまい、うっかり声高になってしまうのだ。すかさず和田会長から「こらこら」と指摘が入る。
お酒奨め役の機長は逃げの一手。「そりゃないよ〜」と管理人。

写真は目にも止まらぬ光速の突っ込みを入れる管理人と知らん振りの機長。上方漫才を彷彿させる軽妙なやり取りなのでした。

我ながらナイスタイミングで写した一枚だ。





3枚の写真の一番左は今回の2番バッターの藤田さん。普段聴いている中から選りすぐりの3枚を紹介。最近よくピアノトリオものを聴くとのことでなかなか内容の濃いアルバムを紹介したのでした。

2枚目の写真はmegの会会員の吉田さん。ニューヨークの土産話を語ってくれました。今度megでイベントを行う予定なので続きはその場で大いにご披露してもらうことにしましょう。普段海外なんか行く機会もないのでこういう話は興味深々なのである。

3枚目のこの方はオーディオ好きの方はピンとくるかもしれませんが、北九州からみえられた後藤さん。ANALOG誌の5号にも紹介された自宅で青のアバンギャルドDUOを使うお方だ。後藤さんからこれまでJAZZ批評誌に掲載した記事をまとめた冊子を頂いたのでした。内容は女性ボーカルの素晴しさを紹介したものを中心としたもので、惚れ惚れするような美麗なジャケット揃いでした。





今月のmegの会は本当に盛りだくさんの内容で大満足でした。

写真は今回かかった中のベストで、Russ Procopeというサックス奏者のアルバム。内容もジャケットも秀逸の一枚♪







10月23日(土)

ネットで知り合った方と実際に会うことを「OFF会」という。OFF会のOFFは「オフライン」のオフ。
よそ様のところにお邪魔したり、逆に自宅にお呼びすることもある。

で、先ずはこのHPを御覧あれ。

「SHUK’S ROOM」

自分のところの質素なHPに比べトップページを見ただけでイイ感じなのだ。
このHPの主催者であるSHUKさんが今回自宅の狭い狭い部屋に起こしになるのだ。

OFF会で自分の部屋にお呼びする時には決まって良くないことが起こるのである。
例えば、試聴中に地震がおきてそのとき来ていたジローさん とスピーカーを押さえたり、試聴中にスピーカーケーブルが突然断線して音がでなくなったり…と、災難続きなのである。 

お呼びするのであれば掃除ぐらいせねば…と掃除機かけたり、オーディオ機器のホコリをとってたりしたときに…

カートリッジ壊してしまいました…

レコードプレーヤーのホコリを払っていた時、「コツン」と手がカートリッジにぶつかったので、ヤバイと思いチェックしたらノイズまみれの音しかでませんでした。よく見ると針先が曲がっているように見える。

まだお越しになるまで時間があるので、大至急同じカートリッジを調達に…と思ったら、中央線の電車が人身事故のためストップしてるの(!)。

慌てて西武線に乗り換え新宿のユニオンで同じものを見つけたものの、約束の時間ぎりぎりなので取り付けと調整は試聴中に行わざるを得ないというまことにお粗末な状況となったのでした。

感想はSHUKさんのHPでいずれ紹介されると思うので、結果を楽しみにしましょう。


今日はダブルヘッダーで、今度はSHUKさんのお宅へ移動。
1年以上前に一度お邪魔する機会があって、それ以来の久々の訪問なのである。
今回は自分の他にジローさん、ひゃおさん、Aさん、Yさんが参加。


(ライトダウンすると左側、ライトアップすると右側)


まさに、好きなレコードを聴くためだけの正に「男の隠れ家」を地で行くような相変わらずの素敵な部屋だ。
そういえば、以前に増えすぎたオーディオ機材を整理したい…と言ってたはずですが、

「前よりも増えてませんか?」



並みのオーディオショップなどは裸足で逃げ出すくらいの規模なのだ。
肝心の音の方はと言うと、さすが大型スピーカーだけあって下腹にズンとくるような低音となによりもスケールが大きい。この音の出方は小型スピーカーではなし得ない

無論野放図な音ではなく自分が持ち込んだJAZZのピアノトリオが持つの繊細さ、軽快感も申し分ない。

そうこうしていると、ぐらぐらと部屋が揺れ始めるではないか!

「地震だ〜!」

かなりの大揺れで、身の危険を感じるほど。その後同じ位強い揺れが立て続けに2回起きてなおびっくり。携帯も通じなくなってしまった。
それにしても、本当にOFF会の時にはとんでもないことばかり起こるものだ。自宅は大丈夫だろうか?



さて、揺れも収まったので気を取り直して、次はレコードを聞かせてもらう。トーレンスとライラ「TITAN」の組み合わせのアナログシステムは思いの外、現代的な…というか曖昧なところが皆無な音がすると感じた。

一音一音が明瞭でハッキリしているのである。恐らく使用しているカートリッジ「TITAN」の支配力が大きいのではないか。以前、某オーディオショップでTITANを聴いたときも同じような感じだったのだ。



最後にフォーカスオーディオの小型スピーカーを聴かせて頂いた。
SHUKさんは謙遜して「まだまだです」とおっしゃっていたが、いえいえそんなことはございません。思いの外中低域が充実しており、同じ小型スピーカーを使っているひゃおさんも、「なかなか良い音だ」と満足気。


居心地良く、ずっとここに居たいと思わずにはいられなかったが、今日はmegで新譜試聴会があるので、吉祥寺に移動する。他の皆さんはイタリアンレストランで2次会。チト名残惜しい。


さてさて8時もまわり、megではもうすでに新譜試聴会の最中である。
今回のディスクユニオン・山本氏の相手を務めるのは、megの会の会員でMOONKSのメンバーの一人である、白澤氏。


 

実は、私の来店前にイタリア人ピアニストのエンリコ・ピエラヌンツィでひと悶着あったらしい。その件についてはmegの会の会員である後藤さんのHP に詳細があるので、是非とも御覧になって欲しい。彼のHPはmegの会や新譜試聴会等megのイベントの模様を詳細に記録しており、とても面白いのだ。遅ればせながらLINKをはらせて頂きます。よろしくどうぞ。



ということで、今回の新譜試聴会でのベストは澤野工房からリリースされるジョバンニ・ミラバッシのアルバムで、今回はピアノトリオ+アコーディオンという編成。アコーデオンとピアノのからみが絶妙なのである。写真を載せようかと思ったが、撮り忘れてしまったようだ。

写真は第2位のクリスチャン・ヤコブのアルバム。無論こちらもかなりの好内容。既に購入してたがまだ封を切っていないのでこれからじっくり聴くことにしよう。




新譜試聴会が終わり、自宅に戻ってみると地震の影響はなく、落下物もないようだ。
ただ、右側のスピーカーの上に乗っているツイーターの1/3の位がスピーカーの外にはみ出している。もう少し揺れが続いていたら落ちていたかもしれない。

ひょっとすると、恐らく、多分、午前中に壊してしまったカートリッジが全ての厄を払ってくれたのかもしれない。そう考えることにしよう。

※壊したカートリッジは翌日修理の見積もりをもらいにオーディオショップに預けてきました。モノラルカートリッジへの改修もできるかもしれません。


10月30日(土)

megの会のJAZZ仲間の集まり「moonks」で1985年以降の現代JAZZを紹介した冊子を作ったことは以前にも紹介したが、その冊子で紹介したアルバムを大々的に紹介しようというイベントが31日にmegで行われる。

そのイベントに参加するため、友人が遊びにきたのだ。
ということで、前日の30日は東京各所を歩き回る。



お茶の水に集合して、神保町の松栄亭で昼飯。

松栄亭は2回目。
前回はオムライスと洋風かき揚を食べたが、今回はハヤシライスと
洋風かき揚。友人はオムライスとカボチャスープ。

こじんまりとした居心地の良い店で、味は相変わらず美味しい。




下の写真は都営三田線沿いの白山にあるJAZZ喫茶「映画館」。
自分の中では東京都内のJAZZ喫茶の中では居心地&音、共にトップランクである。



以前、滋賀から友人が出張で東京に来たときも周遊コースの一つで連れてきたことがあるが、そのときも大好評だったのだ。
今回ももちろん大好評。暖かく包まれるような音色は相変わらずで、とても居心地が良い素敵な空間なのでした。



外は雨脚が強くなってきたものの晩飯時になったので映画館を後にする。

移動した先は根津。
普段あまり訪れることが少ないところだ。

根津というと谷中、千駄木と並び、趣深い町とのことで、今回訪れた「はん亭」という串揚げ屋の店もその店構えがとてもイイ感じなのである。












通りの角から岡引でも出てきそうな、時代をタイムスリップしたような感じの佇まいなのだ。

写真では判り難いかもしれないが、建物は木造の3階建てである。

もちろん、メインの串揚げは素材も厳選のものばかりで大変美味しい
のであったのでした。






10月31日(日)

31日はいよいよmoonksのイベントである。ちなみに「moonks」は選者の苗字の頭文字。
土日のイベントは普通夕方6時スタートであるが、今回は4時スタート。

メンバー各人がmust150で紹介したアルバムから更に選りすぐりの曲を紹介していく


(写真左、m:前泊さん、写真右、o:大河内さん)



(写真左、k:鎌田さん、写真右、s:白澤さん) o:Oyamaは省略♪

神戸在住のn:永野さんは今回は残念ながら来られなかったが、かける曲を指定してきたので
それにしたがって順にかけていく。

手前味噌ではあるが、改めて他のメンバーが推薦する曲を聴くとホントにいい曲ばかりなのである。
must150を選ぶに当たっていかに真剣に取り組んだかが判るようだ。



会場は満席で、店の中を移動するのも大変。
あと、今回のイベントでは国内のレーベルの大手である、ビーナスレコードの原氏、Spice of Lifeの佐々氏、澤野工房の石井氏や「JAZZ批評」誌の原田氏等JAZZ会の重鎮もお越しになったり、さらに今回の企画に連動してディスクユニオン吉祥寺店から西川さん、大野さんが今回紹介したCDで在庫のあるものを即売してくださったのでした。

抽選会も行い自分も関連のCDを3枚提供しましたが、当たった方がどのような感想をお持ちになったか気になるところである。

最後に、10月31日が誕生日であるmegの会の会長である和田さんにmoonksのメンバーから選りすぐりのCDをプレゼント。

会長もニッコリ顔でした。

この後moonksのメンバーは2次会でmegを後にしたが、megでは引き続き和田会長の誕生日を祝う催し物が行われたそうで、その模様はおなじみの後藤さんのHPを是非ごらんあれ。楽しそうな雰囲気が伝わってくるようである




11月20日(土)


11月は神戸に結婚式に行ったり、山中湖にJAZZ合宿にいったりと、至ってヘビーなイベントが続いたのでコラムの追加ばかりになってしまい、久しぶりのDiaryの更新。

さてさて、第3土曜日は言わずもがなのmegの会。

今回の和田会長の聴き比べのお題は 「ローラ」。
なんでもこの曲は「ローラ殺人事件」という映画で使われた曲とのことであるが、映画のタイトルと相反して、なかなかしっとりとした曲想なのである。

殺人事件を連想するような感じではないが、逆にサスペンスさを際立たせるのかもしれない。




今回の2番手は、イベントのレポートを書かせればどんな小さなことも見逃さず、極めて詳細に報告する、まるでボイスレコーダーのような後藤さん。

後藤さんが持ってきたのは「日本人じゃダメですか?」というお題で、日本人アーティストばかりのこの3枚。

Romantic Blue / Eiji Nakayama New York Quartet
LET MY TEARS SING / DAIKI YASUKAGAWA
Ko-Ko / Kotaro Tsukahara Trio plus 4

なかなか個性的な選曲で、特に2枚目はベースソロ。自分のようなJAZZ&オーディオファンはたまらない一枚。
この中では圧倒的に3枚目のKo−Koがgood!とびっきり勢いのあるピアノがイイ感じなのでした。


それにしても、毎回毎回megの会は超満員。
で、後半は各人が持ち寄りでディスクを紹介するのであるが、最近はほとんどハズレのアルバムがなく恐ろしい程レベルが高い。CD・LPを買う際にも大いに参考になるのだ。






今回はJAZZ評論家の岩浪洋三さんもご出席。

で、隣に座った松下さんと意気投合したのか、12月7日(火)の「人間ライブ」松下&岩浪ご両人で登場と相成りました。

どのような人間ライブになるか、今から乞う後期待♪





11月21日(日)




今週末もJAZZのイベント三昧で、連日のmeg通い

今回のイベントは元気亭の常連さんである沢田さんプレゼンツのBill Evans特集。
なんでも、沢田さんは花村さんに奨められて(そそのかされて?)Bill Evansのコンプリートを目指しているとのこと。
それにしてもBill Evansのコンプリートって、マイルスと並んでかなりの「苦行」の部類になるのではないか?元々リーダー作も多いし、サイドメンで参加しているものやジャケ違いのものまで手を出すととんでもない事になりかねない。

それでも、お手製のレジメに紹介されているアルバムは現在247枚(!)。

ボーナス飛んでしまった発言など、並々ならぬ情熱で取り組んでいるのだ。


さてさて、このアルバム…



違う2枚のアルバムのようにみえるが、内容は同じ。
ボーカルのMonica Zetterlund の”Waltz for Debby”。

日本で良く見かけるのは左の方。右はスエーデン盤とのことで全然雰囲気も違うがどちらも魅力的なのである。



後半はメグの会のハウスピアニストの感がある重藤奥様の生演奏。
元気亭の常連さんである堀口さん(b)、石井さん(dr)もさんかして、さながら「ビレッジバンガード」のビルエバンス、スコットラファロ、ポールモチアンの風情である。

演奏して頂いたのは…

1.My Foolish Heart
2.Autumn Leaves
3.Waltz for Debby

の3曲。どれもビルエバンスの十八番の曲ばかりである。見事な演奏に会場は拍手喝さいなのでした。

最後に抽選会で見事にBenny Golsonの「Just Jazz!」をゲット。とっても満足のイベントでした。


11月22日(月・祝)



こないだ壊したシェルターのカートリッジを修理してもらい、モノラル専用として生まれ変わったのである。
メインで使っているプレーヤーはユニバーサルタイプのアームではないので、ほいほいとカートリッジを交換できないのだ。



ということで物置に眠っていたKenwoodのプレーヤーを引っ張り出す。ところが、ケーブルの長さなど配置する上での問題が多く、機器の設置を何度も変える羽目になりへとへとになってしまったのだ。

おまけにKenwoodのプレーヤーからだけハムノイズがでる始末で、もう少しセッティングに詰めが必要である。上手くいかないものだ。

そういえば、oyajazzは2004年2月14日からスタートしたのであるが、ネタ的には昨年のボジョレヌーボーのネタが最初である。そこからネタを書き溜めて2月に一気にアップしたのでした。
で、今年もボジョレの季節、解禁日よりチト遅れての購入であるが今年は昨年以上に良いと言われているがどうであろう?

翌23日はまたまたmegで花村さんプレゼンツのイベント。
その模様は改めてアップしますので、好ご期待♪



11月23日(火)

12月に入り師走とは良く言ったもので、仕事も忙しくHPの更新も遅れに遅れてしまっている。
御覧になっている方、申し訳御座いません。


さて、今回のイベントはおなじみ蒲田のJAZZラーメン屋「げんき亭」の花村さんプロデュースで、元気亭定番アルバムの紹介と後半はライブ。
常連さんやmegの会の面々など、会場は満員である。


JAZZラーメン屋だけに、店内では数々のアルバムが流れるのであるが、今回紹介するのはそのなかでも一押しのアルバムである。




1.Dave Brubeck 「Angel Eyes」 ・Angel Eyes
2.Gerry Malligan 「Night Lights」 ・Prelude in E minor

 

3.John Lewis 「Grand Encounter」 ・Easy Living
4.Janet Seidel 「Winter Moon」 ・Winter Moon

 

5.Louis van Dijk 「Live」 ・You’d be so Nice to Come Home to
6.Pim Jacobs 「Standard 1」 ・East of the Sun

 

7.Julie London 「On TV」 
   ・The end of the World、
   ・Facination
8.寺島靖国 プレゼンツ 「Blue Prelude」 ・Alone Together(大西順子)

 

10.Al Cohn & Zoot Simz 「You’n Me」 ・Improvisation for Unaccompanied Saxohpnes



名盤のオンパレード…と思いきや、最近の新譜も登場するなど選曲にも幅が広い。
この辺りはさすがである。
この中で個人的に好きなのは、Gerry Malligan。あとLouis van Dijkの情熱的な演奏もgoodでした。



さて、この後休憩を挟んでいよいよライブ

レコードと違って、生演奏となるとmegの中もピッと緊張する



今回のメンバーは…

平山順子(as)
吉田 豊(b)
石田 守(p)
海野俊介(dr)





 

 

演奏した曲は次の通り…

(1st set)
1.I Let a Song Go Out of My Heart
2.Body and Soul
3.Autumn Leaves

(2nd set)
1.All the Things You are
2.In a Sentimental Mood
3.I Remember April

(3rd set)
1.Ugetsu
2.Corcobade
3.Cherokee

アルトサックスの平山さんのアグレッシブな演奏にお客からやんやの喝采。
他のメンバーもソロパートをバッチリ決めて、かっこいいのなんの。
特にドラムの海野さんの炸裂するドラムが印象的でした。

どの曲も甲乙付けがたい演奏だったが、「Ugetsu」って、こんなイイ曲だったのか、と再認識。

普段はCD、レコードばかりであまりライブには行かない方であるが、演奏者と客席が一緒になって盛り上がれるのはライブならではなのだ♪



さてさて、今回のイベントでは花村さんから思いもよらず素敵なプレゼントがありました。

8月28日にDiaryで元気亭を紹介したことへのお返しということで、右の写真のアルバムを頂きましたのでした。

何故このアルバムかというと、以前、HPのDiary 9月18日のmegの会の模様でこんなことを書いてたのだ…

「写真は当日かかったアルバムでジャケットが一番キュートなVera Lynnのアルバム。こういうジャケを部屋に飾ると部屋が明るくなりそうだ♪」

この一文を花村さんが覚えていたそうで、それで今回のプレゼントと相成った訳なのである。


長時間でしたが、レコード紹介もライブも大変充実のイベントでした。
花村さん、本当にありがとうございました。



11月27日(土)

この日のイベントはダブルヘッダー。

第4土曜日なので吉祥寺のmegでDisk Union山本氏による新譜試聴会と試聴会の前にmegの会の仲間である後藤さんが私の狭い部屋においでになるのだ。
後藤さんはHPを運営していてその詳細な日記は、更新を心待ちにしている方も多いのである。

最寄の駅で待ち合わせして近くの中華料理屋で昼飯を食べて自宅へ移動する。
この日はJAZZばかりでなく、J−POPやYMOはたまた数少ないクラッシックのCD等結構盛りだくさんの内容。
必ずしもオーディオ的に良くないものもあったけど気に入って頂けたかな?

当日の感想はかれのHPで紹介されているのでそちらも御覧くださいませ。


その後、新譜試聴会のため一緒に吉祥寺に移動する。
いつもの試聴会に来るメンバーは軒並み澤野工房主催のジョバンニ・ミラバッシ、ヨス・ヴァン・ビーストのライブに参加するため、遅れてくるとの事。

ということは一体何人くるのかな?
よりによって今回山本氏の相手をするのはこの私。で、この写真を御覧あれ。


(左:後藤さん、右:山本氏)

げっ!客がいない!!
開始の6時の段階で瞬間最低集客数のバッケンレコードを更新するわずか1名。
その1名も後藤さんだ。



しょうがないので、そのまま会を進行する。

ただご安心あれ、その後一人また一人とお客が増えて最後はこんな感じに…
ほっと一安心である。

寺島氏も見えたので役者はそろったのだ。







今回私が紹介したアルバムは別途コラムで紹介しますのでしばしお待ちくださいませ。

個人的なこの日のベストは山本氏が紹介したこのアルバム…

KASPER VILLAUME TRIO / 117 Ditmas Avenue

昨今の綺麗系の作品とは一線を画す圧倒的迫力のあるピアノトリオ作品。お薦めです♪



今回、盛り上がったのは

Franklin、Clover、Seales の 「Colemanology」 というアルバム。

私がかける予定は2曲目のQuestion&Answerをでしたが、寺島氏は是非とも5曲目のBasin Street Bluesを聴いてみたいとのことで、この曲が良ければ明日ユニオンに行って買ってくると言ってる。

寺島氏は確かこのグループの前作も評価してたっけ。
ということで、急遽選曲を変更。

〜♪

で、この感想はどうなったかというとこちらのHPを御覧アレ。かなり好評のようだ。

出だしの客の少なさに驚いたものの、なかなか内容の濃い新譜試聴会なのでした。
当日お越しになった皆様、ユニオンの山本さんに感謝でございます。


12月11日(土)

第2土曜日はユニオン吉祥寺店主催の新譜試聴会。
これまであまり足を運ぶ機会が少なかったが、今月から若手JAZZ鑑賞集団(?)moonksも一役買うことになったので出来る限り参加し、must150で紹介したアルバムを中心に紹介することにする。

megのイベントというと割りと常連さんが多いのであるが、このイベントはその割合が小さい。
その中でmoonksの呼びかけでわざわざお店までいらした方も何名かいたのが嬉しい。

同じユニオンでも第2土曜日はより現場に近い立場からの紹介になるので、最近の売れ線のアルバムが紹介されるのが興味深い。
その中でとても内容がよかったのが、
BOJAN Z 「TRANSPACIFIK」 というアルバム。
ラベルブルーというレーベルは一癖あるレーベルであるが、これはアバンギャルド一辺倒ではなく、旋律もしっかりしており、非常に重厚な感じのするアルバムなのだ。

新譜に興味のある方は第4土曜日だけに限らず、第2土曜日のイベントにも、是非足をお運びくださいませ。


12月15日(水)



この日は久しぶりに蒲田の「げんき亭」にラーメンを食べに行く。前回お邪魔したのが8月20日だったので、随分久しぶりになる。

店内には趣味が司会でおなじみの平井さんが客で来ていて、ラーメンを食べてたところ。

8月20日のDiaryでも紹介していたが、このお店の店内にはLPのレコードが飾っており、8月にいった時は夏バージョンであったが、今回は秋バージョンとのこと。

確かに飾ってあるジャケットは茶系のものが多い。そこに平井さんが

「もう12月なんで、そろそろ冬バージョンでしょ?」


と突っ込みをいれる。今年の12月は妙に暖かい日が続いたので、自分も秋バージョンと言われて納得してたが、確かにもう冬なのである。冬バージョンに変わったら、またお邪魔したいな♪




12月18日(土)

第3土曜日は毎月恒例のmegの会。
時間前になると、会員の方で既に店内は満席である。

さて、今回の和田会長の聴き比べのお題目は…

「WHAT A DIFF'RENCE A DAY MAKES」

今回はボーカルも織り交ぜての4枚を紹介。
普段あまりボーカルものは紹介していないが、この曲についてはやはりインストものよりもボーカルが合うようだ。

さすが会長、見事な選曲である。


和田会長の後は、会員の白田さんの選曲によるアルバム紹介。
イタリアJAZZに造詣が深い白田さんならではのイタリアJAZZを紹介する。

彼の選曲はなかなか良いものが多いのであるが今回紹介したものもどれも優れものばかり。恐れ入りました。

会の後半は会員の持ち寄りのアルバム紹介。
今回のお題は「愛する人にプレゼントしたい曲」



私が紹介したのはJoe Kienemann 「INTEGRATION」から10曲目の”Zwei in Einer Grossen Stadt”という曲。ドイツ語の曲名であるが、Zweiは「2人」、Groseen Stadtは「大きな街」。さしずめ、「大きな街の2人」とでも訳すのかな?

Joe Kienemannのこのアルバムはどちらかというと渋くカッコいい曲が多いが、紹介した曲はとても小粋で穏やかな演奏なのである。お題にはピッタリであろう♪

上のブルーのジャケットは今回紹介されたアルバムの中のベスト。
演奏もさることながら、シンプルなジャケットもイイ感じ。


12月26日(日)

26日は恒例のmegの会 vs げんき亭 のJAZZ対抗戦。
これまでの戦績は3勝1敗でmegの会がリードしてるのだ。

事前にメンバーを募り、双方とも準備万端。
今回私もピアノトリオの部門で参戦。トップバッターである。

ところが、今回も惜しくも敗退。
どうも対戦系イベントでの勝率が異様に低い。困ったものだ。

出鼻をくじかれたもののその後はmegの会側の勝利が続く。




上の2枚の写真は紹介された中でイイ感じのジャケットをピックアップしたもので、特に左側のアルバムは映画のワンシーンのような素晴しいものだ。

非常に長丁場なイベントなので、途中何度も休憩を挟む。
そのたびに今後のイベントが告知がされる。

左の写真は1月にイベントを行うアカシモモカ嬢と”機長”坂上氏との会話の模様。

坂上氏はモモカちゃんの人間ライブに参加して以来、彼女の感性に惹かれたのか、1月のイベントも今から興味深々のようだ。





本題とは離れて余談が続くが、休憩時間に外の空気を当たりに店の外にでると、向かいのビルの屋根になにかが転がっているのが見える。



よ〜く見ると女性モノのハイヒール。
しかも普通のOLが履くようなものではなく、みるからにお水の方が履くようなもの。

何故にハイヒール?、何故に屋根の上?

非常に不可解なシチュエーションである(´ー`)


さて本題。勝負の行方は途中までmegの会側が圧倒的に有利な状況であと1勝で勝ちが決定というところまで追い込んだものの、そこからげんき亭側が怒涛の5連勝でタイに持ち込む。

最終決戦は寺島氏vs岩浪氏の対決。
なかなか見られるものではない。

今回はクラリネットの小粋な曲で挑んだ寺島氏に軍配が上がり、トータルで8勝7敗1引き分けでmegの会側の勝利に終りました。




対戦終了後に早速、次回の対抗戦のスケジュールの告知があり、次回は4月29日の緑の日に行われることが大将間の話し合いで合意されたとの事。

和田会長&花村氏のJAZZにかける情熱は凄まじいものである。

それにしても長時間かつ非常に内容の濃いイベントでした。
参加された皆様、お疲れ様でした。






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