2011年4月18日(月)
妊娠しました。
妊娠しました♪
今までの5年間、3回の流産をしていることから、今回の妊娠は、夫や両親にも言わずに2週間を過ごしました。
言う事で、妊娠が現実になる事が実は怖かったのです。つわりもひどいのですが、だまって耐えていました。
今までの妊娠では、初期から出血したりとトラブル続きで、トイレと食事以外はベッドから出れない生活。
妊娠はうれしいというより、毎回恐怖でした。
でも、今回は全く出血もなく、順調に過ごして、やっと妊娠3カ月になりました。
初めて妊娠3カ月を迎える事ができました。先生も「今回は7〜8割大丈夫」と言ってくれました。
心臓の音も大きく、しっかりと動いています。
今までの妊娠では、出血があった為、妊娠とみなされず、保険の適用でしたが、今回は最初から自費診療です。
高いお金を払ってうれしく感じるのは私くらいかもしれません。自費診療=順調という事ですから。
この分で行けば、11月にはお母さんになれそうです。
毎日、つわりと、倦怠感、頭痛など妊娠初期特有の症状で家事も手につきません。
食べていると楽になるという、食べづわりの様です。とは言え食べてばかりいるわけにもいかないので、常にガムを噛んでいたら
あごが筋肉痛になってしまいました。
漢方薬と、鍼治療で妊娠をバックアップして、元気な赤ちゃんを産みたいです。



3月に妊娠に気づいてから、目薬を中止しています。
最初の妊娠では目薬を中止することが怖かったのですが、今回は全く怖くありません。
1年くらい、大丈夫でしょう。
2011年5月20日(金)
目薬をやめてから・・・
目薬を中止して、2か月になりました。目薬をやめているせいではなく、妊娠をしているせいだと思いますが、なんとなく目がかすんだり、
視力が低下したような気がします。
安定期にならないと、東京の眼科に行くのはちょっと心配なので、来月まで眼科検診はお休みです。

おなかの赤ちゃんは、4か月になりました。今までの妊娠とは全く別物と言う感じで、一度も出血もなく、とっても安定しています。
相変わらず、つわり症状には悩まされていますが、赤ちゃんが元気な証拠なので、仕事も続けています。

今週はこんなことがありました・・・。
月曜日に妊婦検診に行きました。赤ちゃんは順調だったのですが、血糖値が高くなっていて、次の日に再検査になりました。
検査結果が悪いと1週間入院になります。でもこれは治療のための1週間ではなく、インシュリンの自己注射を覚える為の入院です。
出産まで、毎日インシュリンを、自分で打たなければいけないと聞き、月曜日の夜はとっても落ち込んでいました。
自己注射・・・って考えただけで怖いし・・・。高血糖の妊婦から生まれる赤ちゃんは大丈夫なのかなどが、心配になりました。
病院の帰りに、三島大社へお参りに行きました。
火曜日は祈る思いで再検査に行きましたが、結果はセーフ。
月曜日の朝ごはんの時に飲んだ、伊藤園の「1日分の野菜ジュース」が原因だったようです。
妊婦は食生活が原因ではなく、ホルモンの関係で高血糖になることがあるそうなので、初期の血液検査で調べているようです。
三島大社が助けてくれたと信じ、明日はお礼参りに行きたいと思います。

2011年6月17日(土)
久しぶりに眼科へ診察に行ってきました。
安定期に入ったので、4カ月ぶりに眼科へ診察に行ってきました。
電車に乗るの、長距離移動も久しぶりです。
4ヶ月間、目薬を中止していたので、心配でしたが、進行はしていないとの事。
このまま目薬を中止して、経過観察となりました。
そして、もっと心配していた、脳の動脈瘤ですが、2年前の状態と変わらず、1mmの動脈瘤。
こちらも経過観察となりました。また2年後の検査となります。

今回先生と、分娩による目へのダメージについて相談したのですが、目のダメージを考えて、
都内 H病院にての分娩を勧められました。先生が直接、H病院の先生に電話をして、診察予約をとってくれました。
何から何まで、お世話になってしまっています。本当、感謝です。
2011年6月21日(火)
都内H病院へ
昨日は主人と一緒に、眼科の先生に紹介いただいたH病院へ分娩の相談に行きました。
H病院の方針としては、37週になったら、計画分娩をし、極力目に負担のない分娩をするとの事。
とても親切で、信頼できる先生でした。

目の負担については安心できましたが、
1.37週前に陣痛が起きてしまったら、遠方なので間に合わないこと。
2.分娩後、何時間もかけて赤ちゃんを連れて帰ることで、赤ちゃんに負担がないか。
というのが、とても心配です。
次回の受診までに、考えたいと思います。

お腹のエコーを見ると、手足をばたばたさせて、赤ちゃんは元気元気。
私のお腹の中で育ってるなんて、本当に不思議です。
エコー写真は、なんだか「かっぱ寿司」の宣伝に出てくる、宇宙人みたい。

2011年8月11日(木)
目薬再開
先日、都内H病院にて妊婦健診を受けた際に、目薬の再開許可が出ました。妊娠6か月になったので、胎児への目薬の影響が
もう大丈夫だという判断です。
ちょっと不安がありましたが、眼科に電話したところ、先生から妊娠6か月にてエイゾプトの点眼をするように指示が出ました。
心臓がしっかりできる7か月になったら、カルテオロールの点眼追加、8か月になったらキサラタンを追加します。
授乳中は目薬を中止する為に、9か月でもう一度目薬を中止します。
点眼の後は、目を閉じて目頭を押さえ、リスクを最低限にしたいです。
2011年8月15日(月)
入院
今日から入院になりました。
先日の検査で血糖値がちょっと高く、再検査→入院です。
約1週間の入院で1日6回の自己採血と、インシュリンの自己注射を習う教育入院です。
お盆休みなのに、旅行もキャンセルし、あ〜あって感じです。
毎日1時間のウォーキングもしていたし、マタニティピラティスにも通い、食事も気をつけていたのに「なんで!!」って感じです。
妊婦さんはインスリンの分泌が少なくなるので、どんなに気をつけていても、しょうがないそう。
昨年の基準値なら、引っかからなかったけど、今年から基準値が厳しくなったらしいです。

おとといはものすごく落ち込んでいたけれど、同じ不育症を通して仲良くなった友達に「私からしたら、ただただ羨ましい限りだよ。」
と言われて、目が覚めました。
3回流産した時の事を考えれば、自分がちょっと痛い思いをすれば、赤ちゃんは元気に産まれるんだし、
どうって事ないのですよね。

先ほどさっそく食前に採血。70だったのでインスリン注射はなし。
食後2時間後の採血では140と高かったので、インスリン注射をしました。
自分で自分の太ももに針をさすのは怖かったけど、想像していたより痛くありませんでした。
ベビーの為に、頑張ります。
2011年8月18日(木)
入院4日目
昨日、妊娠糖尿病の専門医から説明を受けました。
現在6人に1人が妊娠糖尿病で、妊婦はインスリンの分泌が少なくなるので、どんなに健康的な生活をしていても
防ぎようがないそう。
今日から毎食前にインスリン注射、食後2時間後に採血して、血糖値が高かったらインスリン注射に変更になりました。
インスリン注射をすると、テンションが下がります。やっぱり怖いです。
インスリン注射によって、眼圧の上がる心配はないそうなので、緑内障には問題がないようです。
2011年9月3日(土)
眼科の診察へ行ってきました。
今回の視野検査も、両目でしたが、進行はなしでした。ただ、ちょっとだけ眼圧が高く、やっぱり入院やインスリン注射等でストレスを
感じたんだなと思いました。
6カ月よりエイゾプトを再開し、今回の診察からカルテオロールを再開する予定になってましたが、インスリン注射や血糖値測定等で
私が動揺している為、今回はカルテオロール再開を見送る指示が出ました。
次回都内H病院で妊婦健診を受けた後、先生に電話し、新たに指示を受ける事になりました。
2011年9月15日(木)
さらに切迫早産になってしまいました。

9月5日に28週の妊婦健診があり、子宮頸管が1.2センチしかない事がわかり、
そのまま車いすに乗せられ、入院となってしまいました。
いつ陣痛が起きてもおかしくない状態です。
このまえ妊娠糖尿病で入院し、退院したと思ったら、また病院に逆戻り
今度は24時間点滴につながれて、トイレと食事以外は寝たきりの
絶対安静。

まだベビーは1300gなので、今出てきたら自律呼吸出来ないし、どんな障害が
残るのかと、心配とショックで、動揺してしまいました。

今日で11日目。今はお腹のハリもなく、落ち着いています。
昨日の検診では、ベビーは1570gに成長。子宮頸管は1.2センチでかわりなし。
一度短くなった子宮頸管は長くはならないので、現状維持が、今の私のベストです。

このまま2ヶ月間入院。
病院に健診に来て、そのまま入院してしまったので、一回も家に帰っていません。
ベビー用品もまだ全く用意してないし・・・・。

入院中も、もちろんインスリン注射と血糖値検査をしています。
他の妊婦さんと違い、入院食以外は食べられませんし、
点滴にはブドウ糖が入ってるし、寝たきりだしで、血糖値は上がりまくりです。
リトドリンという点滴に入っている、子宮収縮を防ぐ薬には血糖値を上げる作用が。
さらに、副作用の手の震えがひどくて、インスリンを両手で押さえながら
打っています。
動悸とほてり、じんましん。副作用は結構きついです。
せめてインスリン注射がなければ、もうちょっと楽なんだけど・・・。

2011年10月25日(火)
近況

入院も今日で51日目。
子宮頚管長が9ミリで産まれそうな土俵際にもかかわらず、
ベビーは35週、2600グラムに育ってくれました。
24時間点滴に繋がれ、トイレ以外はずっとベッドにいます。
妊娠糖尿病の為に、病院食のみで、インスリン注射を食前にし、
食後2時間後に血糖値を調べて、血糖値が高ければ追加注射。
他の切迫早産の妊婦さん達みたいに、お見舞いのケーキや果物を
食べたりは出来ませんが、動かないせいか、案外食べたいと思う事はありません。

今回、一番辛かったのは点滴です。
24時間点滴する為にカテーテルを入れる処置をしたんです。麻酔なしで。
そこがすぐに痛んで眠れないほどになったので、再処置したりと合計4回チャレンジ。
麻酔なしだったから、まさに拷問。
なのに熱がでて、結局今は普通の点滴です。
点滴をさすところが、あまりなくなってきました。

目の方は、眼科主治医の指示通り、エイゾプトだけを点眼しています。
来週、臨月になったら授乳期まで、一時休止します。
入院はまだ続きますが、ベビーは元気にママのお腹を蹴って励ましてくれています。
ベビーと一体でいられるのも、あとちょっと。
大事に過ごしたいです。

2011年11月10日(木)
退院しました。
11月3日に退院しました。入院期間60日。
11月6日まで家で安静に過ごしていましたが、7日から動いています。
眼科に電話で、今後の点眼について聞いたところ、臨月も引き続きエイゾプトだけを点眼するとの事でした。
分娩が終わり次第、目薬の指示を受ける事になりました。

昨日は最後の妊婦健診がありました。
分娩について、緑内障の事を考慮し相談をしました。
11月16日までに陣痛が来た場合は、普通分娩。
それ以上、陣痛が来ない場合は、妊娠糖尿病を合併しているため、あまりベビーを大きくしたくないので、陣痛促進剤を使用する
予定でしたが、陣痛促進剤が緑内障患者には慎重投与になっていたのと、陣痛が長引く事によって、眼圧が上昇する事を
考えて、17日に入院し、18日に帝王切開にて出産する事になりました。
でも、16日までに、ベビーが自分で外に出る勇気が出て、陣痛が起きれば普通分娩です。
どうなるのか、ちょっとこわごわ産まれる日を待っています。
2011年11月28日(月)
やっと母になれました。

11月18日の9時半に帝王切開をする為に、前日に入院して、色々な処置をしたのですが、 
夜中の2時に、いきなり4分に1回の陣痛が来てしまい、結局 18日の11時16分に、3192gの元気な男の子を、 
普通分娩にて、出産しました 。
最後のいきみの際、目がチカチカしてしまい、分娩での目の負担を減らす事もあって、
医師の吸引と、婦長さんがお腹を圧出して、ベビーが誕生しました。

陣痛が来たときは、帝王切開まであと7時間なのに、 
何故?と、パニックでした。 

陣痛も想像してたより、壮絶 
途中、「もうやめて!」と何度も叫びました。 
世界中の人間が、こうやって産まれてくるのか・・・と痛みを逃がしながら、考えちゃいました。 

陣痛より痛いものって、やっぱりないですよね。 
これが乗り越えられたら、何でも乗り越えられると聞いていたけど、本当に大変な事ですね。出産は。 

結局、ベビーは自分で誕生日を選んで、産まれてきました。
病院で陣痛が始まったことで、安心してお産が出来たので、ベビーは親孝行です。
家で一人でいる時に、いきなり4分に1回の陣痛が始まったら、タクシーを呼んで乗り込むなんて出来なかったと思います。
お腹を切らずにすんだので、今となっては、体も楽だし、ベビーに感謝です。

出産の入院を入れると、全部で入院日数75日。
入院が長い為、すべての看護士、助産師、お医者さんを知っている為、
出産の入院は楽しく、皆さんもお腹にいる時からベビーを観察しているので、愛着を持ってくれて、とても可愛がってくれました。
そして、帝王切開の予定だった為、お産も主治医と担当助産師がとりあげてくれたので、
全てがいいお産となりました。

今は実家に帰り、ベビーのお世話をしていますが、3回の流産、妊娠糖尿病、切迫早産を乗り越えての幸せなので、
夜泣きで毎日眠れない事が、幸福です。特に切迫早産で、点滴の針が入っている腕が痛んだ夜を思えば、
ベビーが早産にならず、元気に産まれて、こうやって元気に泣いている事が幸せで、涙が出ます。

出産入院中に、T眼科へ電話をして、授乳中の目薬の指示を仰ぎました。
授乳中もやはり、エイゾプトをしばらく点眼する事になりました。
12月か1月には、視野検査へ行きたいと思っています。

2012年1月19日(木)
目の調子

妊娠中は、血流が良くなっているせいか目の調子が良かったのですが、
授乳をして2カ月。急に視力が下がってしまいました。
運転もしにくいし、テレビの字も見にくくなってしまいました。
頻繁な夜中の授乳で、平均睡眠3時間くらい。でも、以外と動けるんです。
助産師さんが言うには、母乳をあげている間は睡眠不足でも大丈夫なように、女性の体は出来ているそうです。
やっぱり、哺乳類なんですね。でも、睡眠不足のせいなのか目の調子は悪くなっています。
先人の言い伝えの中には「産後を使わない」というものもあるようですし、東洋医学では出産による出血で、肝に蓄えられていた血が大量に消費され、目にまで栄養が行き渡らなくなる為に目の症状が出るという考えの様です。
なので、私の目の調子が悪いのは、緑内障のせいではないようです。
来週、視野検査を予約しました。ちょっとドキドキです。

2012年2月13日(月)
半年ぶりの検診
T眼科へ行ってきました。
11時に右目の視野検査、ちょっと時間があいてしまいましたが14時半に左目の検査の予約です。
まずは視力検査から。
視力検査の先生に、最近目がかすんだり、運転がしにくい事、子供の手の爪を切る時に見にくい事を告げたけれど、
結果は、1年前と全く変わらないようでした。
視野検査では、光っていない時間が長く感じ、だいぶドキドキしてしまいました。「やっぱり進んじゃったかな?」と思ったけれど、
こちらも妊娠前と変わりませんでした。
なるべく1日3回くらいはアイケアをさすように言われました。
そしてエイゾプト以外に、キサラタンも再開の指示になりました。
ただ、キサラタンはさして2時間後に血中濃度が濃くなるそうなので、4時間くらい授乳があく時にさすようにとの事。
でも、ここのところ、うちの子はちょこちょこ飲みになって、3時間以上あく時がなかなかないし、あいてもそれがいつなのか
分からないので、結局させずにいます。
次回の検診の際に、先生と相談するつもりです。
久しぶりに一人での外出でしたが、帰ったらベビーの世話をしていた母が、疲労困憊。
やっぱりベビーの世話を1日するのは、母には体力的に大変だったみたいです。
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