へら鮒の家
つりのページへら鮒釣り

・・・平成19年、6年ぶりにへら鮒釣り熱が復活・・・
まずは近場の東横水郷(東横FC) 19年7月例によってトートツにへら鮒釣りがしたくなり、武蔵小杉・多摩川近くのワタシのホームグランド東横水郷(東横FC)へ出陣しました。
しかし!二度釣行するも”オデコ”!!

う〜ん、コレですっかり火がついてしまいました。
結果的に?またまたアチコチの釣り場へ出没することになってしまいます。


震生湖 次に訪れたのは神奈川県秦野市郊外の震生湖
早起きして朝6時に湖畔に着いたのに、ボートはすべて出払ってしまい、仕方なく桟橋で釣りました。昔は訪れる釣り人もそんなに多くなく、ノンビリ出掛ければよかった。

ココで6年ぶりのへら鮒とご対面することになりますが、現在流行の”超大型魚”主体の釣り場・・の難しさを知ることになります。大型のサカナは百戦錬磨?のため気難しく、警戒心が強いためなかなかコンスタントに釣れません。

当日も餌の感覚(タッチ)がイマイチで20枚くらいで終了。正解エサにたどり着くまでに到らず課題が残りました。


震生湖、平成20年釣行はコチラから・・・

震生湖、平成21年釣行はコチラから・・・


熊の池 続いて横浜市青葉区の熊の池。以前から池の名前は知ってましたが訪問するのは今回が初めて! こじんまりして、よく整備された丘の公園のなかにあり好環境にビックリ! ココはホントに横浜か?と思った。

メーター釣り規定(浮きから下の長さを最低でも1メートル以上にすること)で半日の釣りでしたが50枚くらい釣れた。(サカナが多すぎて湧いている) サイズは24センチから30センチ位の中・小型べら主体。よって終日”アタリ”が途切れません。リハビリ中のワタシにとってはとても良い練習になりました。二度目に釣行した時は86枚。
食いが渋くなる秋から冬場が面白そうです。


鎌北湖 次は埼玉県入間郡毛呂山町、鎌北湖
この湖は釣りを始めた二十歳のころ、今は亡き風間先生に特訓をうけた想いでの湖です。

毎週金曜日の夜中、先生のお住まいだった埼玉県鴻巣へ迎えに行き、埼玉県内のいろいろな釣り場をご一緒しました。円良田湖・宮沢湖・神流湖・三名湖etc・・・

また先生の勧めで埼玉竿水会という釣り会にも入会しましたが、あまり参加しなかった。

当日はあいにくの雨模様でしたが、終日アタリが途切れず30枚位ゲット。楽しい一日となりました。


仕掛けなど(東横水郷・七井戸の堰共通)
竿

道糸

ハリス

えさ



タナ


留意点

(1)

(2)

(3)

胡弓 9尺・江戸川8尺

バリバス0.8号

バリバス0.4号

スイミー・またはグルバラ(1)、ガッテン(3)プラス水(1)
トロコンまたはトロダンゴ

竿2本弱(宙釣り)

バラケが悪い時はスーパーDを振掛けて元エサに押し込む

トロコンでアタリが遠ければ元のだんごエサと合体させてゆく

七井戸の堰で強風で仕掛けが流される場合は竿天井にし、浮きを止めて釣る(基本は浅い棚)



七井戸の堰 千葉県長生郡七井戸の堰
やはり野釣り派志向のワタシはたくさん釣れる釣堀(風)より、たとへオデコを食らっても自然の湖や池が好きですね。

ココ七井戸の堰は少し走ると九十九里海岸になる”海辺”近くのヘラ鮒釣り場です。(地元の老人ホーム管理)丸々太った重いサカナの記憶があり、行ってみました。

減水中でしたがよく釣れたほうです。18枚。(二度目は31枚)

夕方の七井戸の堰  若い頃は釣り会にもいくつか所属し、完璧な競技志向でしたが、この歳になると釣果は二の次で四季折々の自然のなかで竿を振ることが楽しくなってきました。もちろんたくさん釣れたほうがいいのですが釣果へのこだわり・・はだいぶ薄れてしまったように思います。
熱中していた若い頃は真冬、雪の中をチエーンを巻いてでも遠くの釣り場まで出掛けて行き、サラサラと雪の音しか聞こえず、シーンと静まり返った一面の雪景色のなかで一人アツくなって竿を振り続けたこともありました。池の水がなんと温かいのにビックリ!

大型魚が釣れた時のスリリングな感動はたしかにすばらしいと思いますし、その瞬間があるからこそまた釣りに出掛けることになるのだと思います。そして連続してそのような感動を味わえるような釣り場が人気釣り場となっているようです。
大型ばかり揃えた池は好不調の波があるため、これからへら鮒釣りを覚えようとする方達にとっては高いハードルになりかねない気がします。頻繁にウキを動かしてくれる中・小型のサカナが居て(釣れて)大型の偉大さが解るのではないかと思います。

たくさん有った釣り場や釣具屋さん、そして釣り人の減少を実感すると残念でなりません。老婆心ながら一言書いてしまいました。 

七井戸の堰、画像の続きはコチラから・・


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