ノストラダムスは、多くの歴史上の有名な人物を予言していたが、まさか模型の世界の有名人のことまでも予言しているとは、私は想像もしていなかった。第2巻27番の詩を目にした時、私の体に、まるで電気が走ったように感じた。
「王」とは、模型の王国の王、即ち東海村原八氏を指す。「声」は、もちろん環境新聞のことであり、彼のサイト全体のことである。そのサイト「模型の王国」が天に撃たれるとは、知らない人はまずいないだろう、カード差し止めによりプロバイダーとの契約が打ち切られた事件を象徴している。
「ゆえに彼はそれ以上進めなくなる」はそのまま、サイトの更新が不可能になること。
「啓示」は掲示板のこと。サーバ上に「模型の王国」のデータが残っている限り(あるいは、掲示板をブックマークしているか)、同サイトの掲示板へアクセスすることはできるが、データが失われてしまうと、「封じられる」。「秘密」とは、時折、彼がインターネット・カフェから掲示板に書き込む情報である。
そこには、王国再建の情報が書き込まれていた。故に4行目は、「王国が再建されれば、これまで以上の人がサイトを来訪する」と解釈するのである。
「プロバイダーとの契約打ち切りのため、模型の王国は一時閉鎖される
そのため彼、東海村原八氏は、サイトの更新を行えなくなる
いつアクセスできるかわからない掲示板に秘密の情報が書き込まれる
再建された模型の王国には、これまで以上に多くの人がやってくる」
それにしてもさすがはノス、インターネット時代の到来まで正確に予言しているとは!