【第6巻96番】

兵士たちにゆだねられた大都市
致命的な騒乱がこれほどまでに切迫した時はない
おお、世にも恐るべき災厄が近づく
ひとつの攻撃しか許されないであろう

これは、ワンダーフェスティバルの開場前の行列崩しを暗示した詩としてよく知られている。

「大都市」=人が多く集まる場所であり、ワンダーフェスティバル開場であるビッグサイトを指す。「兵士」は、会場スタッフ

2行目は、そのままである。ワンダーフェスティバルでは、「行列がなくなるまで開場しません」と何度もアナウンスが流れ、かつてない混乱がもたらされた。

「世にも恐るべき災厄」は、場内ではまだ行列を崩しているところだったにもかかわらず、開場時間になったため、一般入場者を中に入れてしまい、混乱に拍車がかかったこと。

「ひとつの攻撃しか許されないであろう」という1行から、行列の長さをうかがい知ることができる。つまり、人気サークルの行列があまりに長いので、どこかひとつだけを狙って攻撃をする必要がある、ということだ。

「会場スタッフがビッグサイトを管理する
開場前、これほど混乱したことはなかった
場内整理ができていないのに一般入場者が入場してしまう
夏のワンダーフェスティバルの行列はとても長いので、人気ディーラーを狙うなら、どこか1つの絞ったほうが良いであろう」

開場ダッシュはいけません。

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