A. ふたを開けると、、、。 ⇒ B.
A.ホテル出発が早朝で早いので、ソネスタ・ホテルで作ってもらったお弁当。
中身の割りに箱が異常に大きい。写真では大きさが把握できないかも知れないが
縦横30センチ以上ある。
「30センチのクリスマスケーキが入った箱を持ち運んでいる」と言えばわかるだろうか?
B.箱の大きさの割りに中身はスカスカなのだが、これがおーいーしーーい。
チーズ(かな?)の入った大きなサンドイッチが2つ。これがう〜んま〜い。
ヨーグルト1個。オレンジ1個。りんご1個。プラスティック製のナイフ、フォーク、スプーンセット。
このプラスティックのナイフが妙にお気に入り。
1. 2. 3.
1. 恐ろしく早い早朝3時半のカイロ国際空港第1ターミナル。なんでこんなに混んでいるんだ?
朝早くはあまり混んでいないと思ったんだが、、、。日本人も見えるが外国人も異常に多い。
でも、いつも朝からこんなに混んでいるのかな?
日本人はみんな朝食を食べている。私は、さすがにこの時間はまだなんにも食べたくない。
みんな良く食べられるなぁ、、、、。
2. カイロ発アスワン行きのエジプト航空エアバスA320。所要時間1時間15分ほどあるので軽食パックが配られる。
時刻は4時15分頃。定番のマフィンとジュースとその後コーヒー。(ちなみにコーヒーは紅茶でもお茶でも良い。)
3. アスワン空港に到着後、バスでアスワン市内に向かう。なつかしい風景だ、、、。
アスワン市内までけっこうな距離がある。途中ナイル川を横断するためアスワンダムを必ず通過する。
(アスワン・ハイ・ダムではない。)
ちょうど日の出の時間に遭遇する。時間は6時39分。幻想的な雰囲気。
4. 5. 6.
4. このような雰囲気がいかにもアスワンらしい。記憶にあるアスワンの雰囲気。
カイロともルクソールとも違う。どう言えばいいのだろう?
”砂漠”と”植物”がミスマッチに共存する雰囲気がアスワンらしいのである。
5. 途中通り過ぎる景色。ね?アスワンらしいでしょ?(笑)
6. まずはアスワン・ハイ・ダムに向かう。ここで大きく左折し、アスワンの砂を採集に。
まっすぐ行くとアスワン・ハイ・ダムだ。
7. 8. 9.
7. ばすが停車し、なにかの塔の横から太陽が見える。ある意味日の出の雰囲気。
8. ますます明るくなる。
9. ズームアップすると太陽がはっきり見えるかな?
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10 砂場に到着。
11 アスワンの砂は細かく非常に美しい。軟らかいため歩こうとする足がけっこう埋まる。
12 手ですくうとサラサラと流れるように地面に落ちる。これがまた美しい。
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13 非常にキメ細かいアスワンの砂。サラサラ。
(昨年日本に帰国してからわかったが、この砂を日本に持ち帰り半年も過ぎると水分を吸ってサラサラではなくなる。
日本は湿度が高い国なんだなぁとあらためて思う。
公園の砂場にある普通の砂の重さになってしまう。キラキラの美しさは変わらないが。)
14 アスワン・ハイ・ダムに近づくと巨大な鉄塔があちこちに見える。
大きく景観を損なうがダム自体が発電所なので仕方がない。
15 ハイ・ダム入り口。ロシアとエジプトで建てたアスワン・ハイ・ダム記念塔が建っている。
観光客はここで5ポンド゙?だったかな?を払ってダムを見学することができる。
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16 車でハイダムに進入してすぐの上流側(スーダン側)を撮影。有名なカラブシャ神殿が見えるかな?
この神殿もユネスコの遺跡移築工事で移動した神殿のひとつで、もともとはもっと上流にあった。
17 上の16の映像を少し拡大。アスワン・ハイ・ダム建設による遺跡の移築工事ですべてが救済されたわけではない。
アブシンベルの大小神殿を含む14の神殿、3の聖堂、1の墳墓しか移築できなかった。
他の膨大な遺跡や貴重なヌビア村はすべてこのナセル湖の下に沈んでしまった。悲しいですね。
18 上の17をさらに拡大。このくらいに拡大するとカラブシャ神殿の正面が見えてくる。
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19 カメラを完全にスーダン川に移動すると、巨大なナセル湖の水面しか見えない。
もはやナイル川とは思えないほど水が溜まっている。まるで海だ。
20 ダムのすぐ下を見ると、こんな感じ。あまり意味ないですけど。
21 今度は下流側に移動して撮影。下流のためナイルの川幅は非常に狭い。
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22 カメラを少し東側に移動する。発電施設が見えてくる。
23 もう少しカメラを引くとダム中心の発電所が見えてくる。
24 下流の西側を撮影。
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25 ダムの上は幅が40メートルもあり、一部は一般道路になっている。
スピードをあまり出さないように、減速させる門?というか障害物があちこちにある。
26 上の25を引いた映像。意味がわかるだろうか?
車はこの障害物を避けるために減速して右に左にハンドルを切らないと道を通れない。
27 帰りにアスワン・ハイダム記念塔に行ってみる。記念塔の頂上部。
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28 記念塔の下部。きれいに通路が敷かれており誰でも見学できる。入場料は必要ない。
29 塔に近づくと、けっこう大きいことに気がつく。階段を25段ほど登って中に入る。
中に入るといっても壁で仕切られているわけではない。4枚の壁?らしい柱で支えられている設計。
30 中は驚くほど広い。壁一面に文字が彫られている(壁になんでも彫るのはエジプトらしいねぇ。)
壁の絵はエジプトのシンボル”サラディーンの鷲”。(ちなみにエジプトの国旗の中央にも描かれている。)
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31 ”鷲”と並んで隣にロシア(旧ソ連)のシンボル。なんのマークか不明。
32 この塔の柱にはエレベーターがある。重要なイベントで使用される時だけ動く。
ムバラク大統領などがたまに登るらしいが、、、。
33 天井を見上げると円形の通路になっている。
エレベーターで昇った後通路を一周できる。
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34 エジプトらしく白く深く掘り込まれている人物は故ナセル大統領。黒く描かれている人物は故サダト大統領。
このダムはナセル大統領が作ったが完成を待たずに心臓発作で亡くなっている。
完成時の時の大統領がサダト大統領なので2人とも描かれている。
実際、間近で見るとサダトよりナセルの絵の方に大きな力が入っているのがわかる。
※エジプトの国内情勢に詳しい人はわかると思うがナセル大統領は現在でも絶大な人気を誇っている。
一方サダト大統領は「自分はラメセス2世の生まれ変わりだ」という割には人気がない。
今のムバラク大統領は、、、やめておこう、、、。
35 塔から外を見ると浅い水の上に浮かんでいるような気になる。
そうか、、、この塔は、水に浮かぶハス?の花をイメージして作ったんだ?かな?
36 この塔の回りは見事に整備された公園になっている。
でも、日本と違い公園内でくつろぐエジプト人の姿はない。