1. 2. 3.
1. さ、観光観光。コム・オンボ神殿(ハロエリス・ソベク神殿)をゆっくり観光だ。
予定より到着が遅れてもう夕方の5時近いので、きっと観光途中で暗くなるぞ、、、。
2. 船を出ても隣にまた船。すぐに岸壁に出られない。我々の船は岸壁から離れているようだ。
3. さらに別の船を横切って行く。これで3隻目だ。
でも、これが最後かな?向こうに外の光が見える。
4. 5. 6.
4. おー、やっと外に出た。この岸壁から3隻の船が横につながっているようだ。
5. なぜか、向こうから帰ってくる観光客とすれ違う。なぜ?帰ってくるのだろう?
みんな、これから神殿を見に行く人ではないのかな?
6. 岸壁からは階段を上がっていく。
7. 8. 9.
7. 岸から地上に上がるの日階段は2層式になっている。1層上がって平地になりさらにその上に2層目の
階段がある。ダムができる前のナイル川の増水を考慮してだろうか?
※上流にダムができる前は増水期と減水期では7〜8メートルも水位の差があったそうだ。
ちなみに今アスワン・ハイ・ダムが決壊するとカイロ市内は3メートル以上水に浸かり
壊滅的なダメージを受けるらしい。アスワン・ハイ・ダム付近で過度の撮影を禁止して
理由もなんとなくわかる。
8. ”影”が非常に長い。本当は4時頃到着予定だったが出発が遅れたようで5時頃になってしまった。
真冬の1月で日も短い。急がないと暗くなってしまう。
9. コム・オンボ神殿のチケット売り場と入場門。なんだかすごい人の数だ。
クルーズ船で観光に来ている人の数もすごい数だが陸路をコンボイで来た観光客も合流する。
10 11 12
10 神殿正面の映像。二重構造になっているエジプトでは珍しい神殿入り口の門の形。
11 画面中央の点はレンズのゴミではない。満月状態のお月さん。
12 あらゆるどの神殿も、なかなか完璧に残っているものではない。長い年月の間に破損が激しい。
それでもこれだけ存在感がるということはも、エジプト国内神殿もともとが巨大な神殿だからだ。
13 14 15
13 うっすら彩色の残る中庭列柱の1本。
14 第一塔門下部分の左側拡大図。太陽の影響を受けにくい部分は彩色がかなりきれいに残る。
直射で照らされる太陽の光は強烈なダメージになるようだ。
15 第一塔門上部。上段中央がやや欠けている。
16 17 18
16 その右側拡大図。中央に太陽、両側にコブラ、さらに両側に鷲(ワシ)の羽が広がっている。
17 この神殿にファラオの像はない。昔の神殿は柱と柱の間には王(ファラオ)の像が必ずあったが
この神殿の作りは全く違う。
18 入り口右側の空洞から奥を見通すと、ずっと奥まで見える。ガイドブックによると、視界が何も邪魔して
いなければ南の至聖所まで見えているはずだ。南側はソベク神(ワニの神様)の神殿側。
逆に右側が北になり、ハロエリス神(アラビア語のホルス神)の神殿側になる。
19 20 21
19 ずっと、拡大しても、ちょっと至聖所は見えない。
20 もう一度第一塔門。
21 この辺りは「オンボスの丘」と言うらしい。そもそもコム・オンボとはアラビア語でそういう意味らしい。
破損して途中までしか残っていない列柱。その残った一部分だけでも当時の栄華を充分想像させる。
22 23 24
22 第一塔門向かって右側に見える風景。
23 第一塔門に入るまでにも足元に岩がゴロゴロある。その足もとにある破損した大きな岩。
破損しているが彫刻がきれいに残っている部分も多い。
24 このような大きな列柱が途中からすべてなくなっているのは、破損したせいだろうか?
あるいは修復の途中で復原されつつあるのだろうか?
25 26 27
25 第一塔門を通過すうる際に右に見える彫刻。
26 非常にきれいに彫られている。ヒエログリフを見るとクラオパトラ7世だ。
なぜ?ここにクレオパトラ7世が掘られているのだろうか?
左からクレオパトラ7世、クレオパトラ6世、プトレマイオス、ホルス神の順に描かれている。
27 その一番右側に描かれているきれいなホルス像。
28 29 30
28 方向感覚の良い人は問題ないのだろうが、例によって方向音痴の私は、もう迷いそうになっている。
29 非常に美しい柱がたくさん目に入る。彫刻もきれいに残っており美しい。
30 カルナック神殿の知識がある人は134本の大列柱室を想像するような巨大な柱が並ぶ。
その保存状態は非常に良い。
31 32 33
31 壁面のホルス像。ヒエログリフとともにきれいに保存されている。
32 ”出産の場面”の彫刻。ちょっと見えにくいかも知れないが、画面中央の黒っぽい部分に女性が座っており、その体勢
のまま出産している。子供の頭と両手が見える。医学的にはこの体勢が自然で無理がないと言うが・・・本当かな?
33 数千年前の色がきれいに残っている天井部分。直射日光の影響を受けにくいため彩色画の保存状態が良い。
こういう画像を見ると人間の”目”は優秀なカメラだと実感する。ビデオ映像では見た目の美しさを再現できていない
ような気がする。
34 35 36
34 天井部分をズームアップした映像。
35 上の32の画像を少し光の影響を変化させた映像。この方が実際の見た目に近いような気がする。
36 神殿内は各国のツアー陣で混雑している。ビデオに写っているガイドさんの言葉を聞くと明らかに英語ではない。
ちょっと聞きにくいがイタリア語か?フランス語か?(どっちだ?)
37 38 39
37 少しカメラを引いて見ると・・・。う〜ん、イタリア人なのかフランス人なのか全く不明。
38 上の金髪のお姉さん、突然カメラの前に入り込んで、うわーっ!前が見えない。
39 コム・オンボの神殿は内部の第一列柱室、第二列柱室を進んでいくとさらに壁に囲まれた内側の回廊、外側の回廊がある。
そこから外に出ると、ちょうど日の入りに遭遇。いやぁまぶしいねぇ。
しばし神殿見学は休み、日の入りの美しい景色に感動。