旅の写真集(詳細版8日目その6)

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1. カレンダーらしい。1年を3つの期間にわけ、洪水の季節・農業(種まき)の季節・収穫(刈り入れ)の季節に
   区画されている。その頃のカレンダーは一週間が10日で3週間で1ヶ月。で合計30日。さらに一年は12ヶ月で
   合計360日になるそうだ。他に5日間を国のお祭りにして、一年はなんと365日になっているというから驚き。
   現在とほとんど変わっていない。ただ365日に固定すると長い年月で歪みが大きくなってくるが。

2. 古代建築技術のわかる石の作り。へこんだ部分に木の楔を入れ水を浸して上部の石をかぶせる。石が膨張しその後収縮
   することによって、上下の石が強力に接着する。

3. 2と違う部分だが、木の楔が入っている。古代の木ではなく最近誰かが入れたようだ。

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4. 今まさにちょうど太陽が沈みそうだ。実際に目で見ると非常に美しい。
   (逆光で暗く見えるが、カメラの絞りが急に効いたためで強烈に明るい。)
   夕焼けの美しさは日本でもエジプトでも変わらない。

5. 太陽が沈んでも辺りが急に暗くなるわけではない。まだまだ観光するには十分な明るさだ。
   神殿内部は、二重の”口”の字型というか”コ”の字型になっており、東西南北方向に長い通路になっている。
   壁面は彫刻でびっしりだ。

6. 医学の神様らしい。手術道具がいっぱい掘られているが見えないか・・・。
   その医学の神は、かの有名な”イムホテプ”。サッカラの階段ピラミッドを建造した宰相だ。

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7. 壁面に沿って撮影してみる。非常に美しい平らな壁面だ。
   かなり時間を使って作成したんだろうねぇ。

8. そろそろ神殿全体に照明が入る。照明が入った夜の神殿も美しい。

9. お風呂の浴槽。
   クレオパトラが入ったと言われるお風呂。

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10 浴槽につながっている水道。

11 井戸。ナイル川から水を引いてここに貯めていた。
   (これがおそろしいほど深い。底が見えないから怖い。)

12 神殿正面の側面に戻ってきて・・・。照明がかなり明るい。

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13 神殿正面部分を撮影。今これから神殿内部に観光に入る人も多い。

14 ナイロメーター。 (上の11のとは違う。井戸ではない。)
   階段に位置する水位のメモリでその年の税金を決める。

15 このコム・オンボ神殿(ハロエリス・ソベク神殿)で有名なのはワニのミイラがあること。
   暗い個室にワニがミイラになって何匹かガラスケースに収まっている。

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16 あたりはかなり暗くなって夜の様相を呈して来た。
   何回もしつこいが、神殿を照らす照明が幻想的に美しい。

17 コム・オンボ神殿に向かって、すぐ右にあるプトレマイオス8世の門の上に見える満月の”お月様”。

18 神殿から見るナイル川方向。すぐ下に観光通路があり、奥にお土産やさんとヤシの木が広がっている。
   照明も美しい。

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19 ビデオを見ながらあらためて思うのは、一枚のキャプチャ画像にしてしまうと”動的”な神殿の動きが全く見えない。
   たしかに画像でも状況は正確に表現しているのだが、動きが見えないため感動も少ない。
   例えば、運動会で”玉入れ”や”徒競走”は実際にその場にいた人は写真でも動画でも感動するが、その場にいなかった
   人は写真では雰囲気だけしかつかめない。全く動かない神殿も時間の動きとともにある意味動いているのだ。

20 下の通路から階段を登って、この神殿に上がってくる。
   コム・オンボ神殿は本当にナイル川からすぐ近くに存在する。

21 お土産街に照明が入る。画像では音が聞こえないが、非常に活気がある。
   観光している人の声や、お土産やさんの声が鳴り響く。

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22 すっかり照明の入った神殿正面を撮影。今度この神殿に来れる日はいつだろう・・・。

23 ナイルの岸辺にクルーズ船がたくさん停泊している。そろそろ船に戻る時間だ。

24 日が沈んで、もうすっかり暗くなってきたが、それでも大勢の観光客がぞろぞろやってくる。
   ん?この神殿は音と光のショーをやる神殿だったかな?

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25 クルーズ船に戻ってしばらくするとカクテル・パーティー。「私アルコールは飲めないからノンアルコールを」と思ったら
   全部ノン・アルコール。 
   あれ?アルコール入らなくてもカクテルって言うものなんだ・・・。
   黄緑色の妙な飲み物を頂いたが、こーれが、おーいしーい。

26 カクテル・パーティーの合間に突然マイクを持ったおじちゃんが登場。何が始まるんだ?

27 スタッフ紹介が始まりました。まずクルーズ船の運転手(?)さん。白いターバンと長いマフラーが運転手?さんの貫禄を醸し出している?
   次に料理長さん。長いコックさん帽をかぶった料理長さん。カメラ目線でどもありがとーっ。

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28 で、次に”シップ・オーナー”さん。えっ?シップ・オーナー?・・・この船のオーナー?そんなに偉い人?
   さっき船の3Fの売店で買い物した時、計算できなかったおじちゃんだっ。
   エジプトでは船のオーナーは売店もやるんだ?(さらに計算も不得意だ。)と思ったら、”ショップ・オーナー”
   ショップ・オーナー。つまり売店のおじちゃん。なるほど・・・。
   
   やはり英語をきちんと勉強しておくんだった。

29 さらにその後も紹介があったが、何をする人かもわからなくなって最後は聞き流す。

30 一同記念撮影。パチパチ。

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31 スタッフ・ショーの始まり始まり。主演者は、この船の関係者だが、踊りも演奏も歌も全員お上手。
32 中央の舞台の横では別のスタッフが伴奏をとっっている。
33 観客も一緒に参加してのダンス・パーティーに盛り上がる。

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34 カクテル・パーティーも終了し、美しい音楽とともにしばしイベントホールで楽しい時間を過ごす。

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