シナイ山方面の特集 ページ@

      ・ セント・カテリーナ・ツーリスト・ビレッジ紹介
     ・ シナイ山登頂・下山
     ・ セント・カテリーナ修道院

少し、ご要望が多いのでシナイ山関連を簡単に画像(ビデオ映像から)とともに紹介します。詳細は【旅行記】本文を参照して下さい。(ただし【旅行記】の完成はかなり後になります。)


ダハブからシナイ山方向に入って少し進んだあたり。

この辺りはアラブ系遊牧民のベドウィンがすんでいる。
向こうに白く見える家は、ベドウィンのテント群。
現在はテントからしっかりした住居になっているようだ。

この辺は山もちらほら見えるが、まだまだ砂漠も多く見える。
もうすぐ”砂”の砂漠は見えなくなる。

シナイ山方面に向かってひたすら進む道。

ダハブからシナイ山方面に向かったら、ひたすら内陸部に進入していく。
この辺りの道路は舗装されている。
が、センターラインも信号もない。その必要もない。

現在位置を確認しているところ。

ガイドブックを開き、現地の人に聞いている。
(このガイドブックはワールド・ガイドのエジプト版)

エジプト全図のページを広げて今いる場所を聞いたら、
「ダハブからちょっと山側に入ったところ」らしい。

ベドウィンの少女たち。
姉妹だろうか?

何も加工されていないような”石”を売っている。
「ワンダラー、ワンダラー」と言いながら誘っているが、”ごめんなさい。”
ただの石ではないようにも見えるが、
私には、その石の価値がわからない。
(アラバスターの一種か??)

彼女たちもアラブ人なのだが、どうも見慣れたエジプト人と違う。
初めて来たシナイ半島に完全に異国を感じる。

いきなり工事現場みたいな道路に。

ずっと舗装された道路を走るのかと思ったら、いきなり工事現場の道路みたいな雰囲気。
バスは急にスピードを緩め、ハンドルが取られないようにゆっくりになる。

走りやすいところと、走りにくいところがあるようで右に行ったり左に行ったりクネクネしながら進む。
けっこう揺れるのだが、私の前のエジプト人は、平然と新聞を読んでいる。
酔わないの???良くこんな状況で読めるねぇー。

アラビア語の新聞は当然私には読めない。

おー、舗装道路に戻ったー。よかたー。

30分ほど揺られていると、また舗装道路に戻った。
「おー、良かったー。」

舗装道路だが路肩も何もない。あまり端を走ると危険だ。
中央部分にはなぜか砂がたまっている。

チケット売り場の料金表

「セント・カテリーナ保護区」とでも訳すのだろうか?
修道院は”寄付”は歓迎するが”無料”と聞いていたが、、、?

料金設定は、
地元エジプト人が5ポンド(約90円)だが
外国人は3ドル(約300円ちょっと)と観光客価格。
でも、地元エジプシャンでも90円は高くないか?

ちなみに”カテリーナ”は英語では”キャサリン”になるそうだ。
キャサリン修道院という人もいるが、個人的にはセント・カテリーナの方が慣れている。

おー、看板が見えてきた。

セント・カテリーナ村?の看板が見えて来た。
看板の横には、半分ぶっ壊れた道路標識も見える。

ここは十字路になっているようだ。
宿泊所のある”ツーリスト・ビレッジ”は”右へ”。
セント・カテリーナ修道院は”左へ”。
”まっすぐ”行くと、小さいが町がある。

シナイ山に登るには、まずセント・カテリーナ修道院の方向に行かなければいけない。今日はホテルで休んで明日の深夜に行く。

ウエルカム・ドリンクのハイビスカス・ジュース

濃い紫色のジュース。味も非常に濃い。
暖めても、冷たくてもおいしい。
ちいさなプラスティックのコップに入れてくれた。
う〜ん、おいし〜い。

ここはまだバスの中。
ところで、、、外は、、、異常に寒い。
午前中は暖かい紅海でさんご礁を見た時は27℃あっのに、ここは2〜3℃しかないんでないか??
(これでも10℃前後あるそうだ。異常に寒いなぁ。)
この地点で標高1490メートルである。

石の家しか見えないぞ。

バスの中から見える風景。
回りは山に囲まれて、目の前も石の家しか見えない。
部屋は2棟セットで一つのコテージになっている。

なんだか、とんでもないところに来た感じ、、、。

中央の丸い石の家はツーリスト村の専用レストラン。

レストランは少し小高い場所にあるため、石でできた坂を上って行く。

日が沈む時間が近づいているのか、山肌の変化が美しい。
太陽に照らされている部分だけが、妙に明るい。
回りが高い山々なので、ここからはもう太陽は見えない。

自室131号室の石作りを拡大

個々の石をセメントで固めているような作り。
赤や青や黄色やオレンジ、、、いろいろな色の石が混ざっていて美しい。
情緒があって美しいけど、、、寒そうだなぁ、、、。

自室のリビングルーム。入り口ドアが左に見えている。

なんだか落ち着くわぁ。
部屋全体がベドウィン・スタイルのマットが敷かれている。
イスも情緒たっぷりの絨毯風。すばらしい。
テーブルは半分壊れてグラグラしているけど、おちつくわぁ、、、。

バルコニー?から見える風景。

部屋の裏は、一応バルコニーらしき作りになっている。イスが2個とテーブルが外に出ている。
どこから見ても、見える景色はほとんど変わらない。
石の家と砂の敷地。
でも、、、おちつくわぁ〜。

部屋の中からも壁の石の作りが見える。

ちょっと暗いね、、、。

強力な暖房設備がある。
左に見えるのがリモコン(本体から線でつながっているが、、、。)
室温を30℃にしてもなかなか温度が上がらない。
床は、いつまでたっても、つめたーーい。

お、寝室は普通の壁になっている。

寝室のカーテンを開けてないので暗い。
カーテンの生地はものすごく厚い。

ベッドが2つある。左に暖房も見える。

暖房の温風はカーテンを直撃しているのだが、燃えないのかな??
どうやってもカーテンを暖房機器から離せないな。

温水器が不気味〜。

なんだか、とっても不気味な温水器。
55℃を示しており、お湯はしっかりでるのだが、この中に入っているお湯を想像しながら、配線ムキ出しの装置を見るとなんだか怖い。

でも壁も設備も、浴室が一番きれいな作りだ。
     

壊れそうなシャワー設備。

グラグラしているので、ちょっと怖い。
もげないだろうか??(ありゃ?”もげる”は標準語か?)

浴槽、、、、。暗くてこわ〜。

照明がここまで届かないようだ、、、。
こ、こわ、、、い。
お湯を入れていないのに、入っているように見える、、、。
こわ・・・・・。

外にお散歩行ってきます。

入り口ドアは重い重厚な作り。
鍵は珍しく、オートロックではない。
さらに外から鍵はかけられない。
え??どうするの???
しばらく、ガチャガチャやっていると、”中から”ポチンとロックしてからドアを閉めると鍵がかかるようだ。
う〜ん、複雑だ。
いずれにしても部屋に鍵を忘れると悲惨だ。

ドアのちょっと左についている外灯。

この外灯のスイッチが見当たらない、、、。

でも辺りが暗くなったら、勝手についていた。
朝には消えていたから、どこかで一括で管理してるのだろう。

ちょっと離れて自室を撮影。

こうして見るとりっぱな家に見えるなぁ。
いや、見えるだけでなくて確かに立派な作りだ。

自室の玄関から見える景色。

自室の玄関を出ると、同じ作りのコテージを裏から見た姿を見ることができる。
2室セットで1つのコテージになっており、広く大きく見える部分がバルコニー?に出るカーテンになっている。各バルコニーにはイスが2つとテーブルが1つおいてある。

これは?なんだろう?

外の通路のところどころにある。
赤い焼き物のように見える。
下の四角い口から中にロウソクか何か入れることができる。
つまり”空洞”の作りになっている。

現地の人にこれは何かを聞いたら、
「ここが道路であることを示すもの。」という返事。
いまひとつ納得できないなぁ、、、。

夕日に照らされる山岳部。


太陽に照らされているであろう部分が明るい。
はっきり境界線ができて美しい。

レストラン

まだ夕食まで3時間ほどあるのだが、散歩しながらここまでやってきて見学。
きれいな作りの石組みですね。

レストランの正面玄関。というか玄関ウィンドウ。

レストランには名前があるようだ。
「なんと書いてあるのあろう?」

モハメド・ホスニ・ムバラク??

今のエジプト大統領の名前だ。
ムバラク大統領がこのツーリスト村を作ったのだだろうか?

レストランに行く途中から。

それぞれの宿舎からレストランまでは、ゆっくりした石作りの坂を登って行く。
そのレストランより坂の通路を見た景色。

なんだか、うつくしいですよね。

おー、自室が近づいてきた。

夕食のメニュー。

あー、お腹がすいたー。
好きなものを取ってきて、、、っと。
今日の晩ご飯は、メインがスパゲティ・パスタ。
パンが2個、お魚が1枚、、、その他もろもろ。
スープに大きいクルトンを2個入れて、、、。
う〜ん、おいしそう〜。

ちなみにスープの下は”歩き方”のガイドブックの裏。
席を離れても、ガイドブックが盗まれないようにです。

日付が変わって午前1時半。

あれが?集合場所のバスの明かりかな???
そうだ、きっとあれがバスだ。

喫茶店のマスターから熱〜いコーヒーをもらう。

みんなに”ニコニコ”しながらコーヒーをくれる。
どうもありがとーーーっ。
ジュル、ジュル。うんま〜い。
温まるわぁ。

喫茶店の中は”おみやげやさん”もある。

ここで、防寒着やマフラー、毛布、
懐中電灯などあらゆるシナイ登山用の準備物が売っている。
しかし、みんな準備が良くここにくる段階で登山用に完全武装をしている。

ただ、ここでみつけた”エジプト国内詳細地図”が欲しかった。
これから山に登るのに邪魔になるかと思って買わなかったが、この後この店には戻ってこなかったし、この後も詳細地図に出会わなかった。
ちょっと見た感じ、非常に細かく詳しかった。そして大きかった。
う〜ん、欲しかった〜。

絵葉書もいっぱい売っている。

う〜ん、ほしい〜。
でもこれから登るからなぁ。
荷物になるしなぁ。

みんな完全に冬用の防寒着で完璧。

北海道の真冬以上に冬の姿になっている。
帽子をかぶっている人も多い。

主流は欧米人である。
アジア系だと中国?韓国?台湾?が非常に多い。
日本人は非常に少ない。
パッと見た感じ日本人に見えるが全然日本語ではない。

さあ、これから出発!!!

ここは、建物の照明でまだ明るいが、このあとの登山道は外灯も何もなくまっくらになる。
懐中電灯が必要。
最近はペンライトが主流だが、それも小さくても強力なLEDのライトが便利。
ただし、ラクダに向けて当ててはいけない。(人間もそうだが。)

さて、そろそろ出発。みんな完全武装で、帽子もかぶっている。
わたし、帽子忘れた。

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