旅のアルバム その3
→ アスワン・ハイ・ダム石碑
→南から北方向を望む。
アスワン・ハイ・ダムは日本のダムのイメージとまったく違う。コンクリートで
ガッチガチではなく、なだらかな山という感じ。頂上部ででも幅が40メートルも
あり、広い公園の雰囲気(実際回りは公園になっている。)写真は南側から
北方向をパチリ。ダム水流の出口のためナイルの川幅は狭い。
ダム上部の道路から西側をパチリ→
ダムの頂上は道路。あまり車は通らないので歩行者天国状態。北側の川幅の狭いナイル川と
違い、南側は巨大なナセル湖。ここから南のアブシンベルやヌビア地方、さらにはスーダンまで
延々と500キロも続く巨大な人造湖。でっか〜い。それでヌビアの遺跡群が沈んじゃったんだね。
同じくダム上部の東側をパチリ→
いやあ広いわあ。↑
→アスワン・ダムからアスワン・ハイ・ダムを望む。
ちょっと霞んで見えないか。中央右に”ハイ・ダム完成記念塔”がかすかに見える。、
写真の左ギリギリにハイダム頂上部がまっすぐ見えるが、きびしいか、、、
→切りかけのオベリスクへ。山の頂上部分なのでけっこう歩く。
途中はなだらかな傾斜だが、よそ見して歩くと落ちる可能性もあるから”危ないよ〜”
→ 切りかけのオベリスク
手前が切りかけのオベリスク。長すぎて全部映らない。前方の高い木の下でみんな
暑さから逃れている。入り口付近の木からここまで写真では近く見えるがここまで登って
くるのに結構歩く。回りは岩だらけ。実はここから降りる途中、左足をくじいた。運動不足
がたたって、スムーズに歩けない。
→ 先端部分を真上から。本当に切り出そうとしていたんだね。
→ 先端から底部方向。
途中けっこう割れて無残な状態になっている。
→ 左側の側溝。きれいに切り取られてるね。
→ あちこちに切りかけ状態の岩がある。
この写真は、石の作成の初期段階がわかる。これからジワジワと深く掘って行く予定だったんだろか?
→ 降りる途中から。中央の長〜いきれいな岩がオベリスク。
→ わーっ、バスの入り口で待ち構えている。
このあと、例によって「ヤスーイ、ヤスーイ」とつかまる。(笑)
→ こんな小さな子供まで。
発進寸前のバスに向かって「ファイブ、ダラー」って、それ、なに?何を売っているのか見えない、、、
→ ファルーカの出航?準備をするヌビア人
ヌビア人はエジプト人とはっきり人種が違うのがわかる。顔つきその他はアフリカ人に近い。
でも、みんな温厚でやさしく、独特の文化を持っており、音楽が好きで歌も上手。
しかしヌビア人は古くからかわいそうな歴史を持っているみたい。最近もアスワン・ハイ・ダム
の建設で先祖代々の故郷が沈んでしまって住むところがなくなってアスワンまで着たんだね。
船内 →
しばらくまったりとしながら船内(といっても広くない)外の景色を楽しんでいると、ヌビア人(ヌビアン)の
きれいな歌声が響く。独特のタイコをリズム良く叩きながら「オアレ、オアーレ!」
ファルーカ内でガイドのアムルさんと→
ナイルの流れは非常にゆるやか。川の流れは南から北へゆっくり。逆に
風は北から南へゆっくり吹いているので、帆を実に器用に操りながら自由
自在に船を進める。写真後ろにエレファンティナ島と宿泊ホテルのアスワン
オベロイホテルが見える。このホテルは市内のどこからでも見える。
う〜ん、落ち着くなあ〜。
→ オベロイホテル自室460号室(ベッドの上グッチャグッチャ)
オベロイホテルの部屋は広いが機能的にまとまっている。写真の部屋の奥に
タンス、冷蔵庫を備えた部屋が別にあり、さらに別にお風呂、トイレがある。
ベランダも広く、一人で泊るのはもったいない。だけど使用しないもう一つのベット
は物置状態でグッチャグチャ〜。
ホテルバルコニーから→
オベロイホテルがエレファンティナ島にあるため回りはナイル川に囲まれている。
市内東側を撮影するとファルーカがいっぱい。すご〜い。ゆったりと右へ左へ動いて
いる。見ているだけでなんだか幸せ〜。
アスワン市内のスーク(市場)→
スークはとても活気がある。日本人と見ると「ヤ〜マモ〜トヤ〜マ」「ゼンブ、ターダー。」
「ワンダラー」「イッチポンド!」とあちこちから誘われる。みんな明るいねえ。
→ オベロイホテルから夜景
→ アブシンベル大神殿
あれだけ有名なアブシンベルの大神殿を実際に見て感動で涙が止まらない。
よくもこれだけ巨大な遺跡を作ったものだ、、、すごい、、、
誰も話しかけないでね、、、一人で感動して、あきるまで見たいから、、、
→ さらに近づき左の2体を撮影
地震で崩れ落ちた左から2体目の頭部 →
紀元前のはるか昔にすでにくずれ落ちていた頭部と冠。遺跡移転の
際にも落ちている位置に忠実にそのまま置いてある。
接着剤で復活させないのがいいね〜。
→ 大神殿内部
外からの4体の像はあまりにも有名だが中は意外と知られていない。
中は驚くほど広い。目に前の8体の像の左右に美しいレリーフとともに小部屋が
いっぱいある。部屋数は10個くらいかな?一番奥に至聖所が見える。
大神殿の最深部の至聖所→
至聖所には4体の像が座っている。右から2番目がラムセス2世像。毎年2回日の出
とともにまっすぐ光が奥まで差し込む。エジプトでは日ので前から人々でごった返し、
日の出の光景が生放送でテレビ中継されるそうだ。写真はほとんど春分の日に近い早朝。
右の3体にまばゆいばかりに光が直撃する。計算された配置にはただただ驚くばかり。
→ やや遠い距離から。う、うつくしいわあ、
感動!!の、ただ2文字。帰りたくない。しばらくじっと見ていたい。
目の前で見ないとこの感動は決して伝わらないだろう。
→ アブシンベル小神殿
小神殿といってもけっこう大きい。大神殿から小神殿まで写真では近いが
けっこう歩く。
小神殿右側 →
→ 小神殿左側
→ 近くまでせまるナセル湖。右手に大神殿がある。
簡単な金網しかないから、今にもナセル湖に落ちそう、、、こわー。
回りは空と水の”青”と岩の”白”しかない。美しすぎる。
→ ハーンハリーリバザール
アル・フセインモスク側から撮影。右方向がバザールの入り口。
だみだねえ、暗くて良く見えないねえ。まだ6時前で充分明るいのに
なんでこんなに暗いのかねえ、、、(画像処理がまずいんですっ。)