エジプト考古学博物館(カイロ博物館)  その1

  総コレクション数12万点以上!! 展示物1個に1秒の割合で見ても、全部見るのに
  33時間以上かかる(笑)。2秒づつ見ると約67時間。3秒づつ見ると、、、
  黄金のマスクの部屋だけでも30分はいたから、3時間の観光で千点も見られたかなぁ?


    ↓ 開館100周年で鮮やかなレンガ色に塗り直されたカイロ博物館外観。

   ←新    旧→

                                         ↑ 以前のカイロ博物館正面

   カイロ博物館は、写真の印象から”横に長い”建物かと思っていたら、実際には”奥に長い”
   ラムセス・ヒルトンホテルはこの建物の裏側にあるので、ホテルから見るとこの建物の裏側が見える。

    ← ちょっと見にくい概略図。街中だが緑が多い。
 左側にあるゲジーラ島からシッタオクトベール橋(10月6日橋)かタハリール橋でナイル川を渡るとどちらから
来てもエジプト考古学博物館(正面入り口は南側)が近い。現代のカイロ市内の中心部にある。
 博物館に南には有名なタハリール広場。北側はほとんどグッチャグッチャになったインターチェンジ。
北側にラムセスヒルトンホテル、南側にナイルヒルトンホテルがあるが、よく見えないねぇ・・・


   2階建ての展示方法は初代館長マリエット自身が考案。今ではそのコレクションの数に建物の大きさ
   が耐え切れなくなり、数万点の遺物が倉庫に眠ったままで展示されていないというから凄い。
   前庭だけでも、トトメス3世のスフィンクス、ラムセス2世のオベリスク、パピルスが生える綺麗な池もあり
   昼間の明るいうちはそこで充分くつろげる。初代館長マリオットも眠っているらしい。

      (出展:地球の歩き方エジプト’04〜’05より)

    ↑ 1階見取り図(手前が正面)         ↑ 2階見取り図

  (部屋番号に注意。会館奥から横に1室2室、、、5室と進み、5室ごとに入り口方向に移る。
   そのため、入り口を入った場所が1階48室(古王国時代)。また各部屋に出入りするドアはない
   ため、右や左を見ているうちに、自分の位置がわからなくなる。(ここで迷うのは私だけかなあ?)
   そこで教訓。エジプト考古学博物館を訪れるときは見取り図つきの参考文献を持参しましょう。

  ちなみに、館内の展示物は時代区分された王朝別に機能的に展示(古王国時代、新王国時代など)
  されている。

  上の写真で、2階の青く塗られている部分は”ツタンカーメンの秘宝”。2階の約半分を占めている。
  黄金のマスクの部屋は2階最深部の第3室。黄色く塗られている第56室はミイラ展示室。
  さらに2階中央部は四角い大きな吹き抜け構造、2階48室も丸い吹き抜け構造になっているため、
  1階入り口の状況がよくわかる。
  (でも構造は現地に行ってわかったことで、最初から知っていればこんなに館内で迷わなかったと思う。
   行く前に予習のつもりでこの見取り図は何回も見ていたが、想像と違う構造とあまりの大きさで迷子)


  さて、ツアーでは時間的制約があり2〜3時間ではとても全てを見ることはできない。1階2階合わせて
  107室(かな?)を、満足行くように見るには丸々2日間必要かな?(私なら1日ではとても足りない。)
  (ガイドさんが説明しながらゆっくり進むため1時間〜1時間半で実質20部屋くらいしか触っていない。)
   また閉館後の貸し切り見学でもあったため、夜の8時、9時の館内は、かなり暗い。12万点以上と
  言われるコレクションも、次から次へとどんどん増えており、一般的な博物館のイメージではなく、倉庫状態。
   この敷地に入るためにもセキュリティチェックはあるが、建物に入るためにも2回厳重なチェックがある。
  最後のチェックの前にブックショップが2店あり、ここで買った物は持参しながら館内に入る。
  (購入した本を持ち歩くので結構重い。)
   なお、1階左の特別展示室は閉鎖中で、見ることはできませんでした。
   (この中にも見たいミイラや遺跡は多くある。)

                   
 ↑バスの中から               ↑ 入り口の警戒は厳重。          ↑ 入り口上部拡大。
   時間は6時頃。                                           建物全体が照明で明るい。

 → コの字型のブックショップの中は大変狭い。常時店内に30〜40人くらいいる。
 しかしここにしか置いていないガイドブックや博物館専用品もあるため、特売品に群がる人のように買う。
 まるでラッシュ時の”山手線状態”の中で買い物をする。ビデオは勝手に撮影しているだけである。私は目的の
 物が購入できるかどうか、それしか考えていない。幸い全部買えたー。  ^^v ピース
  でも、私、ここで袋破れたし、、、。


   では、実際のビデオ映像とともに博物館内部を移動しましょう。部屋番号は上図の見取り図参照。
  まずは、@ツアーでガイドを聞きながらの移動、Aその後フリータイムでの自由行動となります。
  フリータイムでは私、途中で迷いまくっていますけど。

  @ガイドさんのガイドを聞きながら移動。
     入り口から1階を時計回りに回り館内半周(48室→→46室を曲がり→→1室まで)
     2階に上がり(中2階はパピルスびっしり)、そのままさらに時計回り(1室→6室→10室を曲がり
     →→50室まで)、最後にミイラ展示室(56室)で終了です。
    (その後フリータイムになります。)

→まず入るとラムセス2世像が部屋を囲むように4体で出迎えてくれる。(1階第48室)

→一応、案内板があるが読めないし(悲しい)記憶できない、、、(1階第48室)

→ 入り口入ってすぐは古王国時代の部屋。(1階第48室)



  次のページは、一気にキャプチャー画像を出します。詳細はアルバム等をご覧下さい。
  閉館後の館内は、とにかく”暗い”、懐中電灯で照らさないと色も見えない感じです。
  写真もフラッシュ禁止なので苦しい。
  肉眼ではまだ、色は見えるんだけど、、、、、とにかくキャプチャー画像見ればわかります。
  ほとんど白黒画像になってしまいます。

  

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