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ランボー2 怒りの脱出

シルベスター・スタローン主演 ジョージ・P・コスマトス監督作品。
前回の事で懲役となり、刑務作業中のランボーをトラウトマン大佐が訪ねてくる。特赦と引き換えに、タイで捕虜の生存確認を単独で行うという任務を任され、中継基地であるベトナムへと向かった。
いよいよタイへ飛行機で向かうが、着陸は当然不可。パラシュートを使っての降下となるが、トラブルで銃を失ってしまう。中継基地には絶望ムードが漂うが、ランボーは連絡員の現地女性コー・バオと合流。彼女に従い、仲間らしき現地の男達の船で収容所へ。
ナイフと弓矢を頼りに近づき、捕虜たちを写真に収めていくが、拷問を受けるアメリカ兵一名を、命令に背き救出。ランボーは彼を背負い、コーと共に脱出船へ。
だが船員たちは裏切り、ランボーたちは隙を突き、追手の船もろとも全員を始末。コーと別れ、兵士を背負い、迎えのヘリが来るポイントへ、敵兵の攻撃をかいくぐりながら向かう。
中継基地でも仲間が生存して、救出された事に大喜び。隊員やトラウトマン大佐がヘリで向かうが、司令官マードックは表情をこわばらせる。
ランボー達は着陸地点に銃撃されながらたどり着くが、頭上のヘリは降りて来ない。一方、ヘリのトラウトマン大佐も着陸を要請するが、隊員達は大佐に銃を向けた。…続く。

結末 ネタバレ注意

ヘリは去って行き、ランボーたちは敵兵に囲まれ捕まった。
トラウトマン大佐はマードック司令官に詰め寄る。
マードックは始めから捕虜を救出する事など考えていなかった。捕虜の生存がわかれば、その家族に政府は莫大な補償金を支払わねばならない。その余裕は無いという政府の決定をマードックは忠実に遂行し、むしろランボーの存在は目の上のたんこぶ、消えてほしかったのだ。
拷問を受けるランボーの前に現れたのは、現地兵士を束ねるロシア人ポドフスキー中佐だった。中佐はランボーから情報を吐かせようとさらに強力な拷問を浴びせるが、ランボーは口を割らない。業を煮やした中佐はランボーが助けた兵士を呼び、ランボーの目の前で拷問を仕掛ける。ランボーは口を割る事にして、仲間と連絡を取らされるが、そこにコーが騒ぎを起こし、ランボーは中佐や屈強な兵士ユーシンに抵抗して脱出。
離れた場所で一休みをするランボーとコー。コーはこの任務が終わり次第、アメリカでの生活をしたいという夢を打ち明けるが、敵に見つかり、殺されてしまう。ランボーは彼女の墓を作り、復讐を誓うのだった。
ランボーは収容所だけでなく、森や農村を舞台にロシアとベトナムの混合部隊を次々と撃破。因縁のあった憎きベトナム兵長に至っては、爆弾矢で木端微塵に。中佐の側近ユーシンがヘリでランボーを狙うが、逆に倒し、奪ってヘリで爆撃し返し、収容所に着陸。捕虜をヘリに乗せ脱出する。
しかし、ポドフスキーは2機のヘリで追撃。その猛攻にたじろぐランボーだが、1機撃墜。だが攻撃を受け、着陸し、気絶するランボー。中佐は確認の為近づくが、ランボーはカッと目を見開き、芝居を辞め、ロケットランチャーで撃墜した。
中継基地にランボーのヘリが到着し、隊員たちは大喜びだが、一人恐れを抱くマードック。ランボーはヘリから降りると基地の中へと入り奥に居るマードックを掴み、押し倒し、命に代えても他の場所に居る人質たちを救出することを約束させた。
トラウトマン大佐から復帰を誘われるランボーだったが、それを断り、大佐に別れを告げて歩いて去って行った。
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管理人の批評

「ランボーは2から見ろ」と、今からランボーシリーズを見る人には伝えたいですね。むしろ1をエピソード0と置き換えても良いかもしれません。
ロッキー、ランボーと観て、シルベスター・スタローンはとても偉大な映画人だと思い、ファンになりました。これだけの代表作シリーズがあって、脚本や監督もやって、ロックアップ、スペシャリスト、デモリションマンと活動を緩めない姿勢には脱帽、感服します。
私個人としてはランボーの見どころとして、その葛藤もあるのですが、やはりトラウトマン大佐との師弟愛、絆というものに注目してもらいたいですね。3ではそれがキーワードになってきますから。
蛇足ですがこの作品によってサバイバルの様々な知識、ナイフの使い方など勉強になるシーンも多いです。