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スペシャリスト

シルベスター・スタローン主演　シャロン・ストーン共演　ルイス・ロッサ監督作品。
ＣＩＡ工作員レイは任務中、上司ネッド大佐のやり方に異を唱え、失敗し、辞職。今は爆殺専門の殺し屋となり、最近依頼してきたメイという女性の件を引き受けるかどうか考えていた。
メイは幼少期に親を殺され、その復讐に燃えていた。
一方、マイアミのギャング、レオンファミリーは同じくＣＩＡを辞めたネッドの力を借りて、ファミリーの規模を拡大させていた。
メイは仇であるレオンファミリーのボス・ジョーの息子トマスに近づき、様子を窺う。
そんなメイの姿を見たレイは、依頼を受ける決意をし、ファミリーの一員を手に掛けるのだった。

結末　ネタバレ注意

ジョーはネッドに犯人の始末を任せ、メイはレイに身を隠せと言われたにもかかわらず、協力を促す。
別の手下は細心の注意を払っていたにもかかわらず、レイによって爆殺。だがそれにより、ネッドは犯人がレイであると当たりを付け、更にメイとの関係も割り出すと、メイに宣戦布告をした。
レイはプールで楽しむトマスを爆殺するが、メイも巻き込んでしまう。
トマスを殺され怒りに震えるジョー。ネッドは現地警察の協力を強引に取り付け、依頼するふりをしてレイを呼びだそうと考えるが、レイに気付かれ、逆探知の前に切られてしまう。
教会で行われる葬儀を傍から見ていたレイは、そこで生きていたメイと再会。喜びからホテルで逢瀬を楽しむ。
そしてメイはホテルから出る際、ネッド達に捕まってしまい、レイにトイレで電話をかける。その電話を怪しんだレイはネッド達が客室に迫る中、爆弾を仕掛け、混乱に乗じて脱出した。
ネッドはメイを使ってレイを誘き出す。だがメイは暗号を使い、レイは約束の場所で爆発に紛れてメイを救い出す。
二度もしてやられ、憤るネッドだったが、マーケットの配達からレイのアジトを見つけ、現地警察と奇襲をかける。
レイはアジトの防御システムを作動。構わずネッドは踏み込み、システムに引っ掛かり絶体絶命。対峙するレイにメイのシガレットケースに爆弾が仕掛けてある事を告げる。ネッドが爆死し、レイは急いでメイの元へ駆けつけ、シガレットケースを処理して、メイと地下から脱出。
翌日、ジョーは新聞を読み、片付いた事にほくそ笑むが、送られてきた手紙のペンダントの写真に気付き、爆死。
レイとメイは車でどこかへと旅立った。

管理人の批評

１９９４年、アメリカのアクション作品です。
最初に見たときはシリアスな雰囲気にのまれて、結構感動したのですが、今改めて文字に書き起こしてみると、あまり大した感じはしませんね。
実際に観てみる事をお勧めします。
役者や監督、音楽が作り出す雰囲気に大分快く感じられます。
シナリオも押さえるところは押さえてあるので、おそらくこの年代までのドラマの集大成と言えるでしょう。
シルベスター・スタローンとシャロン・ストーンの共演。シャワーでの濡れ場がある事にスタローンらしからぬ感じも受けますが、むしろシャロン・ストーンの為のシーンといっても良いかもしれませんね。