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| NO,９平成２７年２月１日 ２月の暦 ２月４日立春 ２４節気の第一 立春が一年の始めとされ、きまりごとや季節の節目はこの日が起点になっています 八十八夜、二百十日、二百二十日も立春から数えます ２月３日節分 立春の前日 以前は大晦日のように考えられていましたが 現代では豆を撒く日ですとか巻き寿司を食べるイメージでしょうか？ 今年の恵方は西南西です。 無言で願い事をしながら西南西の方角に向かい巻き寿司を完食すれば 福が舞い込むとされています是非とも福を呼び込みましょう！ ２月１９日雨水 空から降るものが雪から雨に変わり、氷が解けて水になる、意味 大阪では雪がめったに積もることがありませんからどちらかというと 芽生えや春の日差しを実感し始めるころでしょうか。 春は三寒四温と言われておりますから まだまだ寒の戻りに注意して風邪を引かないよう注意いたしましょう。 ２月が旬の魚の話 インターネットで調べても旬の魚になっていないけど本当は旬のお魚のお話です。 それは鰹（カツオ）です。 もともとは春に南方の暖かい海から黒潮に乗ってやってくる初鰹（4月～5月） 初鰹が北上後やがて秋になり（９月～１０月）南下してくる戻り鰹 この春と秋が鰹の旬とされていますが 多分商業上の（大量に獲れるのが上記の期間なのです）もあるのでしょう？理由はよくわかりませんが？ 当方は自身で釣り上げ食べて美味しいと感じた順番は 一番 ２月の鰹（ここでは混じりの鰹と便宜上呼ばせていただきます） 二番 ９月～１０月の戻り鰹 三番 ４月～５月の初鰹 グルメブーム前は鰹は春の初鰹しか魚屋さんに並んでなかったような・・・・。 最近は回り寿司などでも「もどりカツオ」とやらの商品が回っていたり・・・。 ではお話にと進みましょう！ 旬とされていない２月の鰹とは如何なものなのでしょう？ 初鰹も戻り鰹もほぼ鰹だけでひとつの群れを形成し大海原を回遊しています。 当然漁師さんはその群れに接近し色々な漁法を駆使し捕獲いたします。 高知県の土佐の一本釣りなど有名ですよね。 ではでは本題 漁には色々有りますがカツオ・マグロ漁の代表的なものに引き縄漁と呼ばれるものがあります 引き縄漁では聞きなれないと思いますのでトローリングと言い換えるとイメージしやすいと思います 年末から４月ごろまで太平洋側を流れる黒潮の辺縁部（黒潮の中心部ででは無く縁（ヘリ）両サイド）に 大型魚特にクロマグロは１００KGから３００KG（ごく少ない）キハダマグロ２０KGから６０KG（ぼつぼつ） ビンチョウマグロ１０KGから４０KG（たくさん）の順番で獲れる訳ですが 混じりの鰹はビンチョウマグロの群れに混じっていることがほとんどです（混じりの鰹と呼ぶ理由） 鰹は普通、初鰹で２KGから３KG、もどり鰹で４KGから６KGのサイズですが 混じりの鰹は１０KGから１５KGもあります 長さは一メートルを超えますがで一般の方で見たことがある方はまずいらっしゃらないと思います 漁師さんに聞きますと市場には出さずに東京か京都の一流料亭に卸されるようです。 庶民は聞いたことも無ければ見たことも無い幻の食材でしょうか？ で、今年になりまして私のところに一本の電話が掛かってl参りました。 友人「毎度～～、カツオでっかいでぇー１５KGあるでぇ～」 私「はぁ～？どこでぇ？」 友人「串本沖やぁ」 私「予約取れるのかい？」 友人「頼んであるけど」 私「けど？」 友人「漁師さんが釣り人を乗せるより漁に出たほうが儲かるからなかなか乗せてくれん」 私「じゃあ期待せずに待っとるから釣ったら電話頂戴」 友人「オッケーまたなぁ」 終わり さてシーズンが終わる４月までに友人は釣りに行けるのか？ 行けたところで釣れるのか？ 私は期待せずにじっとして待つことと致します。 寒風吹きすさぶ真冬の海で釣りなんぞせずにコタツに入って友人が釣ってくるのを待つほうが楽というものです。 人が悪い？ 混じりの鰹は全身が中トロ状態でしてどの部分を切り身にしてもらったところで絶品ですから 期待度の上昇は否めません、はぁ早く食べたい 友人に催促の電話でもしようかしら。 
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