KE20 HISTORIC CAR PROJECT

KE20P_plan

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ヒストリックレーサーを造る(足周り編)

ヒストリックレーサーを造る、
その製作に取り掛かる。

フロント周りの製作

ストラットはAE85用を使用し、ハブもそのまま使用するので、自動的にディスク(ソリッド)になる。

当初、ショックアブソーバーにカヤバ製スーパーストリートforストリート(AE86用/4段階調節)を、
スプリングにkgm製ノーマル形状スプリング(AE86用/バネレート:不明/カットしたもの)を
使用したが、最終的には、車高調仕様になる。

ジオメトリーの関係で、ロアアームを50mm延長し、ロールセンターアダプターを装着する。

最終仕様は、
[サスペンション]
ストラット&ハブ   :AE85用ノーマルショート加工
ショックアブソーバー:リボルバー製オリジナル(AE86用/5段階調節)
スプリング      :クラフト製直巻ID60/自由長230mmタイプ 6.5k or 5.5k
車高調ユニット   :リボルバー製
アッパーシート   :リボルバー製
アッパーマウント  :クスコ製ピロアッパーマウント[画像AE86用(TE27用/キャンバー調整式)
ロールセンターアダプター:リボルバー製(AE86用30mmストレートタイプ)
ロアアーム     :AE85用を50mm延長加工
スタビライザー   :KE20ノーマル。

[ブレーキ]
ローター    :AE85用ノーマル
キャリパー   :AE85用ノーマル
パッド      :WINMAX製クエストβ(AE86用)
マスタシリンダ :AE85用ノーマル(ブースタ共)
=メモ=
リボルバー製オリジナルショックは、シェルケース長300mm(ロッド長140mm)と短いため、ストラットケースを切断してショート加工し、車高調ユニットを溶接した。

ロアアーム延長加工は、AE85用ノーマルを切断し、コの字チャンネル状に曲げた鋼板を被せるようにオーバーラップさせて溶接した。

ピロアッパーマウントは、TE27用が無加工で取付可能。

ストラット&ハブ   :7,000円/本(解体パーツ、ハブ&ローター含む)
ショックアブソーバー:22,000円/本
スプリング      :6,400/本
車高調ユニット&アッパーシート :22,000円/2個セット
アッパーマウント  :30,000/2個セット
ロールセンターアダプター:12,000円/2個セット
リア周りの製作



当初、ショックアブソーバーにカヤバ製スーパーストリートforストリート(AE86用/4段階調節)を
使用していたが、最終的にはTRD製8段階調整式に変更。

リーフスプリングは、当初メインリーフはKE20ノーマルを使い、他のリーフはTE27後期型レース用強化リーフのものと組替えて使用していたが、最終的には、メインリーフもTE27後期型レース用強化リーフになる。

ジャダー対策で、後にテンションロッドを自作して追加する。

最終仕様は、
[サスペンション]
ショックアブソーバー:TRD製831(AE86用/8段階調節)
リーフスプリング   :RSハマダ製TE27後期型レース用強化リーフスプリング
リーフブッシュ(前) :自作アルミブッシュ
リーフブッシュ(後) :RSハマダ製テフロンブッシュ
テンションロッド   :自作、両端ピロボール式
スタビライザー   :元々なし

[ブレーキ]
ドラム      :KP61用ノーマル
シュー      :KP61用ノーマル
=メモ=
ショック下部取付形状がAE86と異なる(KE20は両受け)ため、下側のブッシュ幅が広くて装着できなかったため、ブッシュをカッターで切って、取付幅が狭くなるようにしていた。
最終的にはKP61の片受けタイプに変更した。

KE20のリーフスプリングは、TE27前期型と同じ形状だが、当時はTE27レース用強化リーフは、後期型しか手に入らなかった。
前期型と後期型では前側のブッシュ径が異なる。(前期型<後期型)
ウレタン強化ブッシュは、前期型/後期型とも入手可能だった。

リーフブッシュは、元ラリーストの助言より前側のみアルミ化する。
前後共アルミ化は駄目と聞く。
テフロンブッシュは8個入り1台分セット販売。
当初、前期型用を購入したため、後期型メインリーフに交換した際、後側は共通なので使えたが、前側のみ購入できなかったので、アルミ化したという噂もある。

前側のブッシュ径は、後期型の方がかなり大きくなっているが、実はボディ側を加工しなくても取り付いた。
初めから後期型レース用強化リーフスプリングを装着すべきだった。

ジャダー対策のテンションロッドは、ロッド両端にIKO製ロッドエンドピロボール(POS-12A)を使用し、(まじめに)正ネジ/逆ネジを対で使用し、ロッド長を微調整可能としている。

メインリーフにKE20ノーマルを使用していた頃、車高を落とすために、自作ロアーリングブロックを装着していた。
”ブロック”といいながら通常の塊ではなく、バネ下重量軽減のため。曲げ鋼板で構成していた。
位置決め用のインロー(凸凹)も設けてある

ショックアブソーバー:13,500円/本
リーフスプリング&ブッシュ :62,800/1台分(組替工賃含む)
車高調ユニット&アッパーシート :22,000円/2個セット
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