KE20 HISTORIC CAR PROJECT

KE20P_plan

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ヒストリックレーサーを造る

ヒストリックレーサーを造る、
その計画は?

足回りのプラン KE20の場合、フロントがストラットリアがリーフリジットという古典的な足回り。

しかしそれ以前に問題?なのは、ホイールのP.C.D.が110であること。

元々装着されていたのは、ホイールカバーが付いた所謂鉄ちんホイール。サイズは12インチ。
レーサーには軽量なホイールは必要で、交換は余儀なくされるところ。

当時トヨタはこの2代目辺りまでPCDは110が多く、その後TE27以降は114.3の変更し、長くその時代が続いた。
なのでホイールサイズが(当時)一番豊富な114.3に変更することが今後の展開が楽になることは明白であった。(SA22Cが110だったので探せば無くは無い)
フロント周りは、ストラット毎の交換をする。
これはショックアブソーバーの選択肢を増やし、サスペンションに自由度を与える。
KE20にはFディスクモデルが存在していたため、併せてディスク化も行なう。

ストラットはAE85用を使用する。(自動的にPCDは114.3となる)
AE86用はベンチレーティッドなので×、解体屋でも人気で品薄。
比べてAE85用はソリッドで、不人気車種だったため、(当時)解体屋にゴロゴロしていた。

ベース車両は、4輪ドラムブレーキだったので、ブレーキマスタの容量不足となるので、マスタAssyでAE85用を流用する。

=メリット==========================
ショックアブソーバーやスプリングにAE86用が使用できるようになる。
ブレーキパッドもAE86用(実際にはAE85用とは少し違うが使える)が使えるので、選択が自由。
ピロアッパーマウントやネガキャンアダプタなども使える。
リア周りは□□□□□を用いてPCDを114.3に変更する。

リアのリーフスプリングは、形状がTE27前期型と同じなのでTE27レース用パーツが使用できる。
エンジン関係 KE20の場合、1167ccなので、1150〜1300ccという8クラスに該当するため、(ポアアップによる)
最大排気量は1300cc未満ということになる。(当時のレギュレーション)

KE20に搭載されているエンジンは3Kで、ボアストロークは75mm×66mm(排気量:1167cc)。
ポアアップしか許されないのでボア79mmで1294ccとなる。

ちなみにKP61等に搭載された4Kは75mm×73mm(排気量:1290cc)で3Kのストロークアップ版である。
なのでトモエ等から発売されていた4K用の79Φボアアップピストンが使用できる。

しかしボアアップピストンとはいえ、ピストン形状は一昔前のピン上が長いドンくさそうなものなので使用せず、新しい選択をする。

ピストン以外は、クランクはバランス取り、コンロッドは重量合せ、カムは加工カム、ヘッド関係ではバルブはビッグバルブ、バルブスプリングはダブル化などオーソドックスなもの。
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