KE20 HISTORIC CAR PROJECT

KE20

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ヒストリックレーサーを造る

ヒストリックレーサーを造る、
その前に。

まずは '94年3月にユーザー車検で車検を取得。(当時は1年車検)
そこからプロジェクトがスタートした。
車検を取るのは、チェックや慣らしのため、公道を走れる方が何かと都合がよいから。

メインレースカーにアルファロメオがあったため、カローラはあくまでセカンドカーとなり、このプロジェクトに掛かる経費は極力抑えるというのがコンセプト。

そのため、プロジェクトの支出は、消耗品に至るまで記録していたので、その記録を元に進化の過程を紹介していく。

プロには頼まず自分でチューニングを行なう、所謂プライベートチューンっていうやつである。
カテゴリ 目指すカテゴリはJCCA規定のS車両規定。

KE20はストックの排気量が1167ccなので、排気量区分(1:1300cc未満、2:1300cc以上)で
S1車両となる。(当時のレギュレーション)

S車両規定について簡単に説明すると

エンジンに関して言えば、
元々搭載されていたブロック・ヘッドを使用していれば、ほとんどなんでもアリ。
ただし、ストロークアップは×、ドライサンプも×、インジェクションも×。
また、気筒容積別クラスがあり、元々の排気量で、最大排気量が決定する。

 KE20の場合、1167ccなので、1150〜1300ccという8クラスに該当するため、(ポアアップによる)
 最大排気量は1300cc未満ということになる。(当時のレギュレーション)

シャシに関して言えば、
Sタイヤ禁止。(当時のレギュレーション)
足回りは、当初の型式が保つならば自由。

 KE20の場合、フロントがストラットリアがリーフリジットという古典的な足回り。

また、排気量別最低重量があり、元々の排気量で、最低重量が決定する。

 KE20の場合、1167ccなので、1000〜1300ccに該当するため、最低重量は700kgとなる。

その他共通で安全規定があり、ここで
ロールケージ、けん引フック、シートベルト、安全燃料タンク(容量・ブリーザー・ワンウェイバルブ)、
排気管の向き・音量、オイルキャッチタンク、ウォーターキャッチタンク、キャブレタのリターンS/P、
カットオフスイッチ、消火器 等が事細かく規定されている。
 
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