2006.12.16 ARC全国統一戦 岡山国際サーキット

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天候:雨 家を出たときはまだ雨は降っていなかったが、姫路辺りから降り始め、岡山に着く頃にはドシャブリ。
その後は、1日中降りっぱなし。
予選

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公式リザルト
 
決勝

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公式リザルト
スタート前に波乱があったがとにかくスタート。

気温の低さからタイヤのグリップ力を想定して、いつもより低い回転でクラッチミートする。
若干回転が落ち込むがホイールスピンのないロスが少ないスタートを切った。
ポジションはフロントロー右側2番グリッド。

ポールの僚友28番車との予選のタイム差から考えるとすると簡単にちぎられる可能性があるので、無理してトップを狙いにいく作戦も考えられた。
しかし、タイムアタックを失敗しただけでそんなにも差があるとは思っていなかったので、戦略的にはタイヤを出来るだけ残してついて行き、終盤勝負に持ち込もうというものであった。

2番手で1コーナーに入り、想定通り僚友28番車を追走する。
後ろ3番手は、1周目のバックストレートで17番車の亀トラスーパー号が迫ってきたぐらいで、その後は背後を脅かす程の圧迫はなかった。

しばらくすると、33番車のペットバルーン号が3番手に上がってきた。

順調にタイヤをセーブしつつ追走していたのだが、あることに気づき、愕然とする。

何と僚友28番車は全力で走っていないのだ。
”全力でない”とは語弊があるのだが、つまりギリギリの100%走行ではないという事。

後続がジリジリと離れて行くので決して遅いペースではないはずだが、明らかにセーブしている走りである。
もう十何年も一緒に走っていれば、それぐらいことは判るのである。

『さぁ、どうするよ...俺』

僚友28番車は明らかにセーブしている。
つまりプレッシャーを掛けれていないという事である。

『プッシュするか?』
『でもここで無理をすると最後まで戦えるかどうか判らない』
『今まで以上にタイヤを残して追走するできる?』
『やってみなければ判らない』

葛藤しながら、後者を選択する。

僚友28番車の走りと27番車の走りを比較して分析する。
最終コーナでは、27番車の方が修正舵が多い。
『むむむ...』

更にタイヤマネージメントに集中する。
しかし、4周目辺りから徐々に引き離されてくる。
『ムムムムム...』

が、そんなことをひっくり返す決定的な事がぁぁぁぁ

5周目のメインポストに”D27”のボードが掲げられた。

”D27”?
一瞬で理解した、ドライブスルーペナルティーだ。
(ドラミで説明していたらしいが...)
スタート前進行でのことでペナルティーが科せられたのである。

確認した周、ピットに戻る。
27番車で初めて、ピット導入路を攻めた。
ピットロードの速度が判らない。
でも感覚的に速度を落として通過する。

これで優勝は、無理になった...

ドライブスルーペナルティーを受け、再度コースインする。(6周目)

左前方に17番車亀トラスーパー号が見えた。
4位で復帰したことになる。

亀トラスーパー号は2位に上がった33番車ペットバルーン号から少し離されている。

『何処まで追い上げられるかなぁ?』
とりあえず前を追いかけることにする。

7周目、2コーナまでの距離、少し詰まってきた。
ラップタイムは27番の方が速いようである。

ストレートでは、2番手の33番車はもちろん、辛うじてトップの28番車が確認できるが、2台とも届きそうな距離ではない。

『良くて3位か?』

バックストレッチエンドで射程圏内に入ってきた。(画像2段目)
残り集回数からすれば、充分いけそうである。

と思った矢先、痛恨のスピン!

『やっちまった!』

復帰するためにダート走行もした。

順位変わらず復帰を果たすが、リアからバイブレーションが発生。
『フラットスポットが出来たか?それともゴミか?』

ペースを上げられず、後ろの500番車サクラオート号にけつを突かれながら、なんとか4位でフィニッシュ。

これが2006年の走り納めとは...(自己嫌悪)

車載画像はブログを参照
本日の車両状態 リアショックは硬すぎ、GSコンパウンドでもグリップしない。
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