----- こんな本に出会いました ----- <書名など> なぜ「粗食」が体にいいのか 帯津良一,幕内秀夫共著,三笠書房発行 発行日:見当たらず,221ページ,533円+税 ガンにならない食べ方,生き方 石原結實著,PHP文庫 2008年2月第1刷発行,250ページ,514円+税 本との出会いを記しただけ。感想文になっていない読書メモ |
どちらの本の著者も,がん患者にはおなじみの名医もしくは健康指導者である。 「ガン」はおそらくgunのこと。病名としては「がん」であろうが,カタカナで書いた方が迫力があるからそうしたのだろうか。 |
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どちらの本も,最近の食事内容が日本人に合っていない,それぞれの地域にある伝統的な食事が良いと説いている。こういう本は何冊か読むと,それぞれが独自の主張をしていて,混乱してしまう。そのことは両書にも書かれていた。だからやっぱり混乱する。 自然のものを食べよ,工場での加工製品を口にするな,とも。 この本は,国際線の飛行機の中で読んだ。機内食はと見ると,当たり前だけれど片っ端から工場製品だ。これは大変。 でもおいしかったから体には良かったような気がする。悪いような気もした。 食事が終わってしばらくして後を振り返ったら,客室乗務員3人が無心に食事をしている姿が見えた。そういえばこの人達は機上では常に機内食だ。「彼女たちの未来やいかに」などと考えてしまった。 ここに記した本もそうであったが,科学的なデータなのか,経験から言えるのか,推察なのかが分からない書き方をしていることが多い。特に肝心な箇所が。意識的にそうしたとは思わないけれど,少なくとも医学に携わっている人が,素人向けに書く本では,その区別をはっきりして欲しいと感じている。 |