----- こんな本に出会いました ----- 本との出会いを記しただけ。感想文になっていない読書メモ <書名など> 信濃須田一族 須田相模守満親 志村平治著 総合出版社歴研 2010.4 発行 191ページ 2000円+税 |
4月、5月は本を読まなかった。理由は特になし。 それに、このページに書く気もおきなかった。 Windows上のメモ帳で書くというしようもないことをしている。それをFFFTP(無料)でアップ。 ただし、私にとってWindowsは難しすぎる。 それなら、なぜMac上で書かないかというと、アップロード用のソフトFetchが買えない。 Windows上で使える Homepage builder にすればいいのに、これも買えない。 そう高くはないが、乏しい年金から買うのはちょっとつらい。 そう言いながら、いろいろ衝動買いしているから、筋は通っていません。 という訳で、5月も最終日になってしまいましたから、せめてこの1冊を。 6月にはもう少し増やす予定です。 以上は、私の言い訳で、本書とはなんの関係もありません。 |
本書は知る人ぞ知る、郷土史研究家の志村平治氏の近作、力作。 須坂市が発祥の地である須田氏については私はまったく知らなかった。 本書の中心は、満親(1536-1598)。武田、上杉が活躍していた時代に重なる。 合戦では知略・軍略をみせ、本願寺の一向一揆との対応を任されるなど、活躍した。 本書によれば、信濃須田氏は戦国時代に村上義清を盟主として武田信玄と戦ったが、その後、上杉方と武田方に分裂。結局、上杉景勝に仕えた。海津城代になった頃、上杉は会津へ移封。これに反対して立場が危うくなり、海津城代を退き死亡。 なんだかんだとあって、須田氏は米沢藩士として明治維新まで続く。 それにしては、須田氏の存在は地元でも知られていないような気がする。最終的にはじり貧だったせいかもしれない。 こういった地域の資料を丹念にあたって、その存在価値をまとめる力量に感嘆する。 本書は中野市や須坂市の書店に置いてあるらしいが、一般の書店では売っていない。 Amazon か 7netshopping で買えます。 私はファンの一人として、著者から直接、著者のサイン入りで買いました。 |