アクリルケースの製作の要点   H12.3製作
   
製作の前提

1 実用に耐えうること。各部品がきちんとねじ止めされていなければ、実用に耐えません。
2 すべて、中が見えること。しかし、最後のHDDの金具が作るのは簡単なのに根気が続かず金具でとまっています。


苦労した点
1 ベイの工作。5インチが2つ、3.5インチベイが1つですが寸法を壊れたCDROMやFDDにあわせ実寸を計っていったので、最後にヤスリで調整しました。しかし、1本合わず、これも根気が続かず入っていません。

2 拡張スロットを止める部分が大変。マザーボードのスロットにすべてカードを差し込み、物差しで計るの繰り返しでした。

製作に約3ヶ月かかりました。図面を作るのに1ヶ月、アクリルを工作するのに1ヶ月。ねじ穴の調整と接着に1ヶ月。その間に、予定していたATXのマザーボードを人に持っていかれ、やむなくATがはいり、従って後ろがあいています。そのうちサブマシンのBH6を入れる計画でしたが、それもどこかに奪われてしまいました。

3 マザーボードの止め方をどうするか長い間考えました。ゴムの足を高さ1cmにして、両面テープでケースにつけ、そこに木ねじで止めています。1cm浮かさないと拡張カードが入らないのでその部分をどうするか、ずいぶん考えました。 


4 ケースの側面をどのようにして取り外しするか。補強をかねて1cm角のアクリル棒を接着してありますが、そこにナットを埋め込みビスで止めました。最初はタッピングビスで止めようとしたのですが、何回も取り外しすると止まらなくなったので、ナットをバーナーで焼いて高温にして一気にたたき込んで埋め込んであります
この面のベイの部分は取り外せます。反対側は接着してあります。後で考えたら、上面に接着して上から取り外しができるようにしたほうがよかったかも、と思いました。

5 アクリルは固いけれど歪む。5mmのアクリル板を使用したのですが、すべて組み込み、ゴム足をつけたらゆがみました。そこで、底面に補強にもう1枚張り付けそこにゴム足をつけました。1cm角のアクリル棒の補強も後から入れました。なるべく小さくしようと考えていたので、アクリル棒がすべての角に入らず見苦しくなりました。

何よりも、アクリルは固くヤスリがけで調整するのが大変でした。アクリルに比べるとアルミ板は木のようです